『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間SP』(テレビ朝日系)が12月2日(月)午後7時~9時54分に放送される(一部地域を除く)。
3時間スペシャルとなる今回は「軍艦島スペシャル」。2015年に世界文化遺産に登録された長崎県・端島、通称「軍艦島」はかつて炭鉱島として栄え、小さい島に5300人もの人々が暮らし、当時東京の9倍にもなる世界一の人口密度を誇っていた。1974年の閉山から50年を迎える今、番組MCのタカアンドトシ&サンドウィッチマンが小泉孝太郎と共に軍艦島の非公開エリアに潜入。かつてこの地で暮らしていた元・島民たちから聞いた思い出の地が、現在どのような姿になっているのか、映像記録として残す旅へと向かう。
上陸する前からその光景に圧倒される一同。島へ降り立ち、軍艦島で生まれ育った方のガイドの下、元・島民たちの思い出の地を探し始めると、衝撃と興奮の連続に。まず向かった思い出の地は、当時の子供たちが遊んでいた「プール」。限られた遊び場の中でプールは子供たちにとって最高の場だったようで、冬には水を抜いてローラースケートなども楽しんだそう。そんなプールへ向かったものの、なかなかそれらしきものが見えず、一同心配するが、果たして現在の姿とは。
また、島民にとって思い出深いのが、元日に多くの人が参拝したり、年に一度の島の大イベント・お祭りが開催されたりした「神社」。なんと集合住宅の屋上に位置し、下から見上げると、現在は断崖絶壁にギリギリの状態で残っているように見えるが、ドローンで神社を撮影したところ、驚きの光景を目にすることに。
さらに一同を驚かせたのが「学校」。当時1200人もの子供たちが通っていた小中学校で、その建物のスケールに一同びっくり。また学校のグラウンドは子供たちだけでなく、大人たちにも開放され、スポーツを楽しんだり、また、炭鉱運動会などさまざまなイベントも行われたそうで、当時の貴重な映像も紹介する。運動会では軍艦島ならではの珍種目も行われ…。他にも、最大建造物である65号棟の集合住宅の屋上にあった「幼稚園」や島民に愛された「食堂」、娯楽施設「昭和館」などの現在の姿を探る。
軍艦島は、命の危険と隣り合わせだった過酷な炭鉱での仕事と引き換えに、水準の高い暮らしをしていたそうで、日本初の鉄筋コンクリートの集合住宅には、全国でまだ貴重だったテレビがほとんどの家庭に置かれていたという。軍艦島を探る中で、一同もそんな驚きの暮らしぶりが分かる痕跡の数々を目にすることに。
伊達みきおは集合住宅の1階から下る階段を見つけるが、なんとその先にあったのは「デパ地下」。広さはマンションの2棟分あり、ファッション用品から化粧品、家電まで何でもそろっていたそう。
また、病院だった建物では、最先端設備がそろっていたことを思わせる痕跡や、集合住宅では当時の生活感が残る日用品や家電、家具なども発見する。
そんなロケの最中、5人が巨大アパートの広場であるものを発見。50年前の時代と生活がしのばれる軍艦島の超貴重資料に、同行の市職員も驚きを隠せない。
今回の旅の中で、元・島民に思い出の味を聞いたところ挙がってきたのが「鯨じゃが」という料理。長崎県は鯨の消費量が全国1位ということもあり、軍艦島でも日常的に鯨肉を食べており、中でもこの料理は子供たちをはじめ多くの人に愛されていたそう。
そこで『帰れマンデー』らしく長崎市内で鯨じゃがが食べられる飲食店探しをすることに。日本三大中華街の1つ、長崎・新地中華街を歩き始めた一同は、飲食店情報の聞き込みをしつつ、番組恒例の寄り道で長崎名物のカステラや中華店の角煮まんじゅうも堪能する。
そして、ようやくたどり着いたのは、26種類もの鯨料理が食べられる割烹料理店。一同は鯨じゃがをはじめ、鯨の刺身や長崎名物の「鯨のハトシ」をいただく。初めて食べる鯨じゃがに、一同は「うまい!」と感激し、小泉も「こんなにおいしいんですね!」と驚く。果たして、島民に愛された鯨じゃがとはどのような料理なのか。
番組情報
『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間SP』
テレビ朝日系
2024年12月2日(月)午後7時~9時54分
※一部地域を除く
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