菊池風磨&七五三掛龍也が語る『私たちが恋する理由』の舞台裏「しめにやられています(笑)」最終回の見どころも

特集・インタビュー
2024年12月21日
『私たちが恋する理由』
『私たちが恋する理由』菊池風磨、七五三掛龍也 ©テレビ朝日

オシドラサタデー『私たちが恋する理由』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時~11時30分)で主演を務めるtimeleszの菊池風磨さんとTravis Japanの七五三掛龍也さんにインタビュー。最終回の見どころや、これまでで印象に残っているシーンなどを聞きました。

本作は、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞し、電子書店では3000万viewを突破したma2による人気コミック「私たちが恋する理由」(シュークリーム「OUR FEEL」連載)をドラマ化。オフィスを舞台に、6人の男女が繰り広げる焦れったくもほろ甘い“大人のピュア恋”を描く。

◆クライマックスに向けて、黒澤(菊池)は葵(久間田琳加)、坂元(七五三掛)は絢香(山崎紘菜)との恋が加速していきますが、これまでのシーンで印象に残っているシーンはありますか?

菊池:葵が黒澤の家に来るシーンも少しずつ増えていきましたが、特に意識したのは、最初の2人の緊張感と、恋人同士になってより仲良くなっていく彼らの違い。距離感が近づいているのが見えるように丁寧に演じました。おうちでのシーンは会社と全然違いますし、ぜひ注目していただきたい部分です。

七五三掛:僕が演じる坂元君は、絢香さんと先輩後輩の関係だったのですが、後半になるにつれて呼び方も変わりますし、恋愛に発展するにつれて男らしくなっていくんですよね。ラストに向けて2人の関係性がガラッと変わるところに注目していただけるとうれしいです。

◆お二人が一緒になるシーンで印象に残っているところはありますか?

菊池:一緒のシーンがほとんどなかったのですが、しめ(七五三掛)が主演のスピンオフドラマ『私たちが恋する理由 Another Story』(TELASAで配信中)に出させていただいて、ポテトサラダを作りました。

七五三掛:作りましたね。黒澤さんが坂元君に料理を教えるというシーンなんですけど、1日かけて撮りました。

菊池:純粋に「あのポテサラ作りたいな」となると思います(笑)。

七五三掛:すごくおいしそうですよね。

菊池:そうだよね。細かくレシピを紹介しているわけではないのですが、何が入っているかくらいなら分かると思うので、黒澤のポテサラをぜひ作っていただきたいです。

七五三掛:黒澤さんはけっこうスパルタでした(笑)。でもポテサラはすごくおいしかったです。なんでスパルタになるのかというのも本編とつながっているので、見どころですね。

菊池:僕は(坂元に)修行させるだけさせて食べていないんですけどね(笑)。

◆終盤に進むにつれて伊丹(杢代和人)の存在も大きくなっていきました。杢代さんは菊池さんのような人になりたいと以前おっしゃっていましたが、菊池さんから見て伊丹を演じる杢代さんの印象はいかがですか?

菊池:伊丹は、最初はミステリアスな存在だったのですが、回が進むにつれて伊丹の戸惑い、葛藤、思いが随所に見受けられる部分が増えたと思っています。そこは物語としても一つのスパイスになりますし、演じる上では難しい心情を表すことになるんじゃないかなと。とても難しい役柄だなと思います。ただ、もく(杢代)がなぜ僕にそんなになついてくれているのか分からなくて(笑)。

七五三掛:サウナが大きいんじゃないですか?

菊池:そうなのかな。初日に一緒にサウナに行ったんですよね。その日くらいから様子がおかしい(笑)。なぜそんなに刺さっているのか分からないですけど…(笑)。でも僕にとって社外の後輩はあまりいないので、話していて面白いですし、楽しく接しております。

◆今回の共演で発見したお互いの新たな一面はありますか?

菊池:七五三掛は真面目ですよね。連絡もマメにくれます。

七五三掛:風磨君とはジュニアのときから、SixTONESの森本慎太郎や田中樹たちとご飯に行ったりもしていましたし、もともと仲良くさせていただいていました。

菊池:ジュニアのときはよく話してたよね。でも、同じジュニアでも仕事の内容がだんだん変わってくるんです。しめは踊れるから踊るような舞台に出るんですけど、僕のような踊れない人間はそういうところには行けなくて、少しずつ仕事の種類が変わっていって。話す機会も減っていたんだよね。

七五三掛:そうですね。風磨君はバラエティの印象が強かったので、現場でもはっちゃけるようなイメージを持っていたのですが、そうではなくて。すごく大人で周りを見ていて、相談にも親身に乗ってくれましたし、想像の倍以上優しかったです。

◆オフィスラブがテーマになっている本作ですが、もしお二人がオフィスで恋愛をするとしたら、お互いに上司、同僚、部下のどれが合っていると思いますか?

菊池:しめは上司じゃない? 年齢が僕と一学年しか変わらないのですが、もくより少し上くらいのスタンスというか(笑)。(菊池:1995年3月生まれ。七五三掛:1995年6月生まれ。杢代:2004年5月生まれ)僕も先輩らしくするタイプではないのですが、しめは後輩感が似合っているというか、しめにやられています(笑)。

七五三掛:本当ですか?(笑) たしかに、ドラマの同期3人(坂元、葵/久間田琳加、京/齊藤なぎさ)で撮影するときも一番下の感じでやってしまいます(笑)。

菊池:そうそう、他の2人が年下なのに。僕も年下や後輩のような感じでいたいんですけど、一学年しか違わないしめにそこまでいかれると、太刀打ちできないですね(笑)。でもだからこそ話しかけやすいし、現場にいるとみんなが明るくなる存在なので、すてきだなと思います。

七五三掛:うれしいです。風磨君はオールマイティーなイメージです。年上、同い年、年下どの層に対しても会話をするのが上手だなと。黒澤さんは部下と恋愛をしていますが、それで言うと風磨君自身も後輩の面倒見がとてもいいですし、杢代君が風磨君のことを大好きと言っているのもすごく分かるんです。それくらい後輩に対して優しいし、撮影現場でもしゃべってないときに話を振ってくださったり。気に掛けてくれるというのは後輩としてとてもうれしいです。

◆最終回の見どころを教えてください。

菊池:いろいろな恋が動きだしていて、うまくいきそうでうまくいくのかな? みたいな。大きなもめ事がいつも起こっているわけではないのですが、だからこそ起きる2人のすれ違い、微妙なずれを味わっていただけるかなと思います。和食みたいな感じですね(笑)。微妙な味の変化を趣深く楽しんでほしいという。でもハラハラする展開にもなっていると思いますし、最後までぜひ見届けていただけるとうれしいです。

七五三掛:坂元君と絢香さんのペアは、他の2組と少し違っていて。7話で同じ気持ちというのをお互い知るけど、その後もちゃんと心が通じ合えないんですよね。最後にどうなるかというところがあるので、注目していただきたいです。

PROFILE

菊池風磨
●きくち・ふうま…1995年3月7日生まれ。東京都出身。A型。

七五三掛龍也
●しめかけ・りゅうや…1995年6月23日生まれ。茨城県出身。AB型。

番組情報

オシドラサタデー『私たちが恋する理由』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時~11時30分

出演:菊池風磨、久間田琳加、七五三掛龍也、齊藤なぎさ、佳久創、山崎紘菜 ほか

原作:ma2『私たちが恋する理由』(シュークリーム「OUR FEEL」連載)
脚本:山田由梨、綿種アヤ、藤平久子
演出:湯浅弘章、吉野主、松浦健志
エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、疋田理紗(ザフール)
制作協力:ザフール
制作:テレビ朝日 ストームレーベルズ

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