1月21日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、「大ハラスメント時代の生き抜き方」を送る。
毎回、カズレーザーと一緒に知れば人生観が変わる新知識を最先端の研究者から学ぶ『カズレーザーと学ぶ。』。今回のテーマは「大ハラスメント時代の生き抜き方」。さまざまなハラスメントが横行している昨今。ハラスメントに対する権利意識は高まっているものの、その権利を悪用した新たなハラスメントの存在も…。被害者・加害者にならないためのハラスメント新知識についてカズレーザーと学ぶ。
講義では、「騒音・悪臭・喫煙 実録!ヤバい隣人裁判」「モンスター部下の逆襲!恐怖のハラスメント・ハラスメント」「ネットの書き込みどこから違法?SNSリテラシー最前線」の3つのテーマを深掘りしていく。
「騒音・悪臭・喫煙 実録!ヤバい隣人裁判」
ご近所や隣人からの嫌がらせ、いわゆる「隣人ハラスメント」が増加しているという。中には相手が無自覚な場合もあるというが、こうした隣人ハラスメントに関して街の声を調査した結果、「隣人が、『車のドアの開閉音がうるさい!』と卵・ゴミ袋・塩などを投げてくる」といったものや、「野良猫に餌をあげる人がいて、自分の敷地内にフンをされて困った」というものなど、意外とトラブルに巻き込まれている人が多い模様。
隣人ハラスメントの中でも特に多いのが「騒音」や「悪臭」といった問題。実際にあった騒音に関するトラブルでは、階下からほぼ毎日、長い時で1日10時間ほど、音楽や歌声が聞こえてくるといった事例があったという。この階下の住人の騒音に悩まされていた夫婦が裁判所に訴えたところ、階下の住人の騒音は、騒音基準に超えていなかったものの不法行為とみなされ、夫婦への慰謝料の支払いを命じられたとのこと。講義では、実際にあった異臭問題に関する隣人トラブルの裁判についても解説する。
「モンスター部下の逆襲! 恐怖のハラスメント・ハラスメント」
職場でのハラスメントといえば、「セクハラ」や「パワハラ」など、どちらかというとこれまでは上司から部下へのハラスメントが一般的だった。しかし最近では部下から上司に対する“新型ハラスメント”の相談が増えているという。
この新型ハラスメントとは「ハラスメント・ハラスメント」(通称:ハラ・ハラ)と呼ばれ、これは上司からの注意・指示に対して、部下が「それはハラスメントです!」と過剰に主張する行為のことを指す。専門家によれば、ハラ・ハラの誕生はハラスメントに対する権利意識の高まりの中では自然なことだそうで、その権利意識を逆手にとって乱用する人が必ず出てくるとのこと。
ぬれぎぬを着せられたり、事実無根の主張をされたりして、突然訴えられるケースもあるという新種のハラスメント“ハラ・ハラ”とは具体的にどういったものなのか。モンスター部下から身を守る方法を紹介する。
「ネットの書き込みどこから違法?SNSリテラシー最前線」
インターネット上のトラブルの相談窓口に寄せられた相談件数が、年々増加傾向に。ネットの中傷の発信者に対する情報開示請求は以前の3倍にもなっている。スタジオの芸能人たちも、自身の発言や行動で炎上したり、誹謗中傷されたりした経験があると語る。
SNSが発達し、いまや芸能人だけでなく一般人でも誹謗中傷を受ける危険性が迫っているわけだが、SNSは匿名で誰でも簡単に書き込めることから、誰しもが誹謗中傷の加害者になる可能性もある。
講義では、SNSの書き込みから裁判に発展した実例を取り上げ、誹謗中傷になってしまうポイントを解説。またレビューサイトや芸能人に関する書き込みでアウトになるポイントなども紹介する。
番組情報
『カズレーザーと学ぶ。』
日本テレビ系
2025年1月21日(火)午後10時~11時
MC:カズレーザー(メイプル超合金)
出演者:オカリナ(おかずクラブ)、志田彩良、島崎遥香、許豊凡(INI)、竹内由恵、錦鯉(五十音順)
専門家:遠藤研一郎、小野章子(五十音順)
進行:岩田絵里奈(日本テレビアナウンサー)
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