![『問題物件』](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2025/02/744856_01.jpg)
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上川隆也主演の水10ドラマ『問題物件』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分)の第5話(2月12日(水)放送)に、下野紘、戸松遥、石井(さや香)、春海四方のゲスト出演が決定した。
本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。原作は、今年公開された映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」(東宝)の脚本などを手がけた作家・大倉崇裕の「問題物件」「天使の棲む部屋」(いずれも光文社)。主演の上川が黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎、内田理央がヒロインで不動産会社に勤務するOL・若宮恵美子、宮世琉弥が不動産会社の販売特別室室長で恵美子(内田)の上司で、愛犬の犬太(いぬた)にだけは心を許している大島雅弘を演じる。
2月12日(水)放送の第5話には、下野紘、戸松遥、石井(さや香)、春海四方がゲスト出演する。販売特別室に寄せられた新たなクレームは“金縛りが起こる部屋”の実態調査について。夫婦と幼い子供の3人で暮らすその家は、リビングが開放的な理想の一戸建て。早速、恵美子(内田)がその家を訪ね、事情を聞くことになるが、夫婦の話によると、依頼のおよそ1か月前から、決まって朝方4時に金縛りに襲われるようになったという。恐怖を感じる夫婦は原因を探ってほしいと依頼してきたのだが…。
下野が演じるのは、“金縛りが起こる部屋”の住人・岡崎諒。金縛りに遭うようになったのは、およそ1か月くらい前からで、それも決まって朝方4時ごろだという。寝室以外の部屋で就寝を試みたが、変わらず金縛りに遭うという。状況が変わらなければ、せっかくのマイホームを手放すことも考えているといい…。下野は本作がフジテレビ系ドラマに初出演となる。
戸松が演じるのは、岡崎諒の妻・岡崎杏子。諒が金縛りに遭うようになった少し後から杏子も金縛りに遭うように。さらに、金縛りに遭うと必ず黒い影が見えるようになり、日々恐怖を感じている。諒は金縛りに遭っても黒い影を見たことがないため、“杏子の夢や幻想なのでは?”と言い聞き入れてもらえない。最近は、小さな物音にも過剰に反応し、おびえてしまうようになってしまった。声優として活躍する戸松の実写作品出演は、『声ガール!』(2018年/テレビ朝日系)以来、およそ7年ぶり。さらに、ゴールデン・プライム帯&フジテレビ系ドラマ出演は本作が初となる。
石井(さや香)が演じるのは、岡崎夫婦が購入した家の不動産担当者・小山啓太。相場より安く販売したあの家は“競売物件”で、前の住人が経営する会社が業績不振になったため泣く泣く手放された家だという。突然やってきた犬頭(上川)らに困惑しつつも、その家と前の住人のことについて話し始め…。お笑いコンビ・さや香のボケとして活動する石井は、本作がドラマ初出演となる。
春海が演じるのは、岡崎家が住む街の自治会長・三宅隆正。岡崎家を訪ねてきた恵美子に「この家に関わると、ろくなことがないぞ」と忠告した上、何度注意してもゴミの分別をきちんとしないと嘆いている。一方、町内パトロールと称し夜明け前から街をうろついているようで…。
下野紘 コメント
ボクが演じる諒は、金縛りに悩まされる杏子の夫で、少し大らかというか頼りないような一面もありますが、家族のことを考えて販売特別室に依頼したり、杏子や息子の航大を気遣ったりするなど、家族思いなんだと思います。演じる上では、不自然な感じにならないよう、アフレコの時よりも声を抑えて演じることを心がけていました。最初に台本を読んだ時は、そんなにせりふ量は多くないと思いましたが、他の話数を拝見して、カット割りやアドリブが多そうだと思ったので、その直前まで自分が何やっていたかなど覚えておくのが大変だろうなと思いましたし、冒頭の寝ているシーンでは結構長い時間布団の中にいたので、撮影中なのに、松井稜樹くん演じる航大を寝かしつけていて、本当に寝てしまいました。今回、声優のボクが演じる岡崎諒、その奥さん杏子を声優の戸松遥ちゃんが演じるという、まさかの共演にビックリしました!でも、とまっちゃん(戸松)とも長いつき合いだったおかげで緊張せずに済みましたし、何よりも上川さんや内田さんはじめ、スタッフさんたちの温かい雰囲気のおかげで、ホントに楽しい撮影になりました!もちろんシリアスなシーンもありますが、そんな楽しい雰囲気があふれている『問題物件』第5話、ぜひともご覧ください!!
戸松遥 コメント
演じる杏子は、とても真面目で繊細な人なのかな?という印象と、金縛りに遭っていることで既に精神的に疲弊している印象を受けました。その上で寝不足だったり、家事育児もあったりする中で、本当にちょっとした事が少しずつ、夫へのフラストレーションとしてたまっていく様子をイメージしながら演じました。実は、自分自身も疲れている時などに金縛りにあった事があるので、その時の体が動かなくなる気持ちの悪さを思い出しながら演じました。また、妻であり母親の役でもあったので、気持ち的には共感できるところがたくさんあり、無理に役作りすることなく演じられたように思います。声優である私がまさか今作に出演できるなんて…うれしすぎて夢のような素晴らしい経験でした。実写でのお芝居はまだまだ不慣れではありますが、杏子の気持ちに寄り添いながら精いっぱい演じさせていただきました。金縛りの正体にドキドキしながらぜひご覧ください!
石井(さや香)コメント
小山は不動産屋で、接していても直接的な害はないが、何か嫌。B面あるのが確定のバキバキの笑顔。皆さんもどこかで接したことがあると思います。自然とよい人間を誇張してしまっている不自然さ、のような部分が表現できたらいいなと。正直僕の中にも少し小山がいるので、そんなに違和感なかったかもしれません…。最初台本見たら“標準語やん!やばいなぁ…”と思い、ドラマの現場も初めてで緊張してましたが、上川さんも内田さんも合間ずっとしゃべってくれる楽しい現場で、あっという間に終わって逆に寂しかったんで、またどこかで登場させてほしいです(笑)。なんとか関西弁に変えれないかと最後まで企んでましたが言い出せるはずもなく、全力で標準語でやらせてもらってます。優しい目でどうぞご覧ください!
春海四方 コメント
“問題物件”は身近にある話題だと思います。ただドラマ化は難しいと思っていましたが、コミカルでデコボココンビのお陰で毎回楽しく拝見しています。演じる三宅は、決して悪い人ではないんです。ただ町内のため、住民のために正義を振りかざしてついつい行き過ぎてしまうんです。本当は愛すべき人だと思います。現場は和気あいあいとして笑いが絶えませんでした!上川さん、内田さんお2人のお人柄ですね。今回はどんなトラブルをお2人が解決してくれるか!お楽しみくださいませ。
第5話(2月12日(水)放送)あらすじ
まるで金縛りに遭っているかのように苦悶する若宮恵美子(内田理央)…その背中の上には犬太(コラレ)が熟睡していた。そんな二人を眺めている室長・大島雅弘(宮世琉弥)。そこへ室長代理の片山芳光(本多力)がやってきて、クレームの資料を恵美子に渡す。今回のクレームは『金縛りが起こる部屋』。前回同様、競合他社の物件依頼と知って、恵美子は納得がいかない。
恵美子がその家に到着すると突然、肩をたたかれる。犬頭光太郎(上川隆也)だと思ったが、振り返るとその人物は近隣住民の三宅隆正(春海四方)だった。「この家に関わると、ろくなことにならないぞ」と脅しつけるような三宅の言葉にぞっとする恵美子。
依頼者の家族・岡崎諒(下野紘)とその妻の杏子(戸松遥)は、1か月くらい前から朝方4時に決まって金縛りが起こると訴える。息子の航大(松井稜樹)は、金縛りはないが頭痛が起きるという。
犬頭が不在の中、恵美子は自分なりに調査をするがちっともうまくいかず、頭を抱える。雅弘から、犬太が数日間おなかを壊していたと聞き、犬頭が現れなかったのはそのせいか?と勘繰る恵美子。再度、岡崎家に出向くと果たして犬頭が現れる。
犬頭と恵美子は、近隣の聞き込み調査をするが、金縛りに心当たりのある住民はいない。そしてゴミ集積所を掃除していた三宅にも話を聞くと、岡崎家がゴミの分別をしっかりしないことに腹を立てていた。そのことを岡崎家に伝えると、言いがかりだ!と怒りをあらわにする。どうやら岡崎家と三宅はもめているようで…。
番組情報
『問題物件』
フジテレビ系
毎週水曜 午後10時~10時54分
<出演者>
上川隆也、内田理央、宮世琉弥 ほか
<スタッフ>
原作:大倉崇裕『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(光文社文庫刊)
脚本:松田裕子(『ごくせん』シリーズ、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』 他)
演出:紙谷楓(『わたしのお嫁くん』『スノードロップの初恋』『彼女はキレイだった』)
プロデュース:江花松樹(フジテレビ)(『ビリオン×スクール』、『クライムファミリー』、『うちの弁護士は手がかかる』ほか)
プロデューサー:貸川聡子(共同テレビ)(『福家警部補の挨拶』『警視庁いきもの係』『忍者に結婚は難しい』ほか)
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ
©フジテレビ