

『ホットスポット』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)に出演する市川実日子、鈴木杏、平岩紙がクランクアップを迎えた。
本作は、富士山麓の町のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(市川実日子)が、ある日、ひょんなことで宇宙人に出会ったことから物語が始まる地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。清美(市川)の幼なじみ役で鈴木杏、平岩紙、職場の同僚役で角田晃広(東京03)、夏帆、坂井真紀、田中直樹、そのほか木南晴夏、池松壮亮、菊地凛子、小日向文世が共演する。
脚本は『架空OL日記』で向田邦子賞、『ブラッシュアップライフ』で橋田賞脚本賞や、Asian Television Awards 2023最優秀脚本賞を受賞するなど、その才能を発揮し続けるバカリズムが担当。そして国内外の賞を28冠獲得した『ブラッシュアップライフ』チームと再びタッグを組み、オリジナルドラマを制作する。
主人公・清美を演じる市川と、地元の幼なじみを演じる鈴木、平岩は、清美たちが普段から集まる地元の飲食店・もんぶらんのセット内でクランクアップ。最初は腕を組んで和気あいあいとしていた3人だったが、感情がこみ上げ突然、涙。市川は「初日から本当に現場の雰囲気が良くて。撮影が無事に終わったら、うれしい気持ちしかないって、絶対泣かないと思っていたのに、今、すごくさみしいです。本当に皆さんのおかげで5か月間を乗り越えられました。ありがとうございました」とコメント。
鈴木は「こんなに最高な現場は奇跡的なことだと思っていて、その中にいれたことが本当に幸せでした。話し出すと3時間ぐらいになるんで、今日はあんまり話さないんですけど、本当に実日子ちゃんがすごかったと思います」と述べ、「実日子!実日子!」とスタッフみんなで掛け声を出して、主演の市川をねぎらった。
平岩は「毎日楽しくて、全部のシーンが楽しくて、素晴らしい現場でお仕事させてもらえて幸せでした。高卒で演劇学校通っていた時の自分にタイムリープして、『45歳になってもすごい楽しく俳優やってるよ』って伝えてあげたいです。皆さんのおかげです。ありがとうございました」と感謝を伝えた。
涙のクランクアップの中で、ワンシーンを残す角田に対して、3人が「頑張ってください。応援してます。(角田のクランクアップに)いれたらいるね」とまるでドラマ内のセリフのように一声かけると、角田が「それいないやつでしょ!」とツッコんで、場を笑いで締めた。
なお、市川、鈴木、平岩、角田は3月16日(日)放送の『シューイチ』に生出演する予定(生放送のため、変更になる場合あり)。
市川実日子 コメント
初日から本当に現場の雰囲気が良くて。
撮影が無事に終わったら、うれしい気持ちしかないって、絶対泣かないと思っていたのに、今、すごくさみしいです。
本当に皆さんのおかげで5か月間を乗り越えられました。ありがとうございました。
鈴木杏 コメント
ありがとうございました。ちょっと言葉にできなくて、まだ。こんなに最高な現場は奇跡的なことだと思っていて、その中にいれたことが本当に幸せでした。話し出すと3時間ぐらいになるんで、今日はあんまり話さないんですけど、本当に実日子ちゃんがすごかったと思います。(実日子コール始まる)ありがとうございました。
平岩紙 コメント
仕事っていうよりみんなに会いに行っていました。毎日楽しくて、全部のシーンが楽しくて、素晴らしい現場でお仕事させてもらえて幸せでした。
高卒で演劇学校通っていた時の自分にタイムリープして、「45歳になってもすごい楽しく俳優やってるよ」って伝えてあげたいです。皆さんのおかげです。ありがとうございました。
最終話(3月16日(日)放送)あらすじ
清美(市川実日子)が働くホテルのオーナー(筒井真理子)と市長(菊地凛子)は裏でつながっていた。
ホテルを売却して多額の利益を得ようとする2人の不正を暴き、宇宙人・高橋(角田晃広)を救おうとする清美、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)。仲間が見守る中、高橋がオーナーの事務所に忍び込み、不正の証拠を手に入れようとするが、警備会社とオーナーが駆け付け、高橋は逃げ場を失ってしまう。絶体絶命の高橋。さらに市長の不正を暴かないと、町は荒廃していくらしい…。清美たちは、高橋と地元の未来を変えられるのか。