佳久創が26年大河『豊臣兄弟!』に出演決定 藤堂高虎役に「“力強さ”だけではなく“知性”も感じられる高虎を演じられるように」

ドラマ
2025年04月08日
佳久創
佳久創

仲野太賀が主演を務める2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)に、佳久創の出演が決定した。佳久の大河ドラマ出演は、『鎌倉殿の13人』(2022年)の武蔵坊弁慶役以来、2回目となる。

大河ドラマ第65作は、豊臣秀吉と弟・秀長(仲野太賀)の絆の物語。「もし長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた“天下一の補佐役”秀長の目線から戦国時代をダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメント。

主人公は天下人の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言われた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下克上サクセスストーリー。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。

新たに出演が発表された佳久創が演じるのは、秀長の重臣の一人・藤堂高虎。巨漢で知られ、初めは近江の大名・浅井長政に仕えるも、主君を変えて転々とする。秀長と出会い、武勇だけでなく学問も重要だと教えられ、算術・鉄砲・築城など多くを学ぶ。やがて頭角を現し、豊臣秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。前線で戦うだけでなく、兵站へいたんを任されるなど、知勇兼備の武将となる。築城名人としても知られる。

佳久創 コメント

◆オーディションを経て、藤堂高虎役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。

今回のオーディションでは普段以上に緊張しており、正直覚えていることは少なく、手応えなども感じる暇もなくてあっという間に終わってしまった印象でした。ですので数日後にマネージャーから直々に「大河ドラマ無事決まりました」と言われた時は、思わず「よっしゃー!」とガッツポーズをしました。その後にじわじわと「ホントによかったー」と安堵の気持ちがこぼれてきました。続けてマネージャーから「役は藤堂高虎です」と言われた時、「え、あの知る人ぞ知る、あの高虎!?」と、さらにうれしかったです。
まさか藤堂高虎を演じられるとは思いもしてなかったので、その日は一日中興奮が収まらなかったです。

◆高虎を演じるに当たっての意気込みをお願いします。

元々、藤堂高虎については主人をコロコロ変えていたという、少しネガティブな印象を持っていました。
しかしいろいろと調べてみると、自分を正しく評価してくれて、仕えるに値する主人に精いっぱい尽くしていたという、むしろ情に厚く有能な武将であったという印象に変化しました。
秀長に対しても、その人柄にほれ込み、そして自分自身を評価してくれていたからこそ、精いっぱい努力し、結果的に右腕と呼ばれる存在になれたのではないかと想像しています。
高虎は戦に出陣すれば、必ず戦果をあげると言っていいほど、屈強な武将であると同時に、築城の名人ともいわれるほどの頭脳も持ち合わせる人物です。
『力強さ』だけではなく『知性』も感じられる高虎を演じられるように挑んでいきたいです。

◆高虎にゆかりの深い、奈良の皆さんに向けてメッセージを。

藤堂高虎が秀長とともに過ごした最後の地が、奈良・大和の地だったのではないかと思っています。
秀長に寄り添い、多くを託された高虎にとって、大和納言と呼ばれるようになった秀長の領地は、主君との忘れがたい時間がたくさん詰まった場所だったんだろうと思います。
近いうちに、秀長に最も信用されていたであろう高虎の気持ちを感じながら、大和路を巡りたいと考えています。

<プロフィール>
1990年生まれ、愛知県出身。ラグビー選手として活躍し日本選抜メンバーに選出されるも、度重なるけがにより引退。のちに俳優に転向。2019年にドラマ『ノーサイド・ゲーム』で初のレギュラー出演。近作に、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、『サンクチュアリ-聖域-』、スーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』、『闇金ドッグスX』、映画「八犬伝」、「キングダム」シリーズなど。

プロデューサー・高橋優香子 コメント

戦国時代を舞台に、波乱万丈のエンターテインメントとしてお届けする大河ドラマ『豊臣兄弟!』。
本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。
そうした世代のキャスティングを進めるに当たって、20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました。1600人以上のご応募をいただき、約400人とお会いした中から、今回は5名のキャストを発表します。藤堂高虎は、圧倒的な体格と雰囲気が印象的だった佳久創さん。石田三成は、繊細なお芝居が素晴らしかった松本怜生さん。難役でも的確に演じてくださる濱田龍臣さんには斎藤龍興をお願いし、年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた井上和さんには茶々を。可憐ながらに芯のある菅井友香さんには、まつを演じていただきます。彼らの若いエネルギーや輝きが劇中でどのように発揮されるのか、ぜひご期待いただけますと幸いです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。

番組情報

大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合ほか
2026年1月~12月放送

作:八津弘幸
時代考証:黒田基樹、柴裕之
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025春ドラマ最新情報まとめグラビア関連記事一覧