

仲野太賀が主演を務める2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)に、井上和(乃木坂46)の出演が決定した。井上は大河ドラマ初出演となる。
大河ドラマ第65作は、豊臣秀吉と弟・秀長(仲野太賀)の絆の物語。「もし長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた“天下一の補佐役”秀長の目線から戦国時代をダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメント。
主人公は天下人の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言われた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下克上サクセスストーリー。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。
新たに出演が発表された井上和(乃木坂46)が演じるのは、数奇な運命に翻弄された浅井三姉妹の長女・茶々。浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下に入り、仇である秀吉の側室となる。
井上和(乃木坂46)コメント
◆オーディションを経て、茶々役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。
とても驚きましたし、まだ信じられない気持ちです。
私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた『どうする家康』を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました。
今回、オーディションを受けさせていただけることがまずはうれしくて、とにかくオーディションに真摯に向き合おうという気持ちで挑みました。
そんな中でこうして選んでいただけたことが本当に光栄ですし、刺激的な日々を過ごせるのではないかと今からとてもわくわくしています。
新たな挑戦への不安もありますが、それ以上に選んでいただけたことへの感謝や、それに応えられるようにがんばりたいという気持ちが大きいです。
◆茶々を演じるに当たっての意気込みをお願いします。
私は最初、茶々という人物に対して、気の強い女性という印象が強かったです。しかし調べていくうちに、実は自分の大切な人のために最善の策を取ろうと強く立ち続けた女性なのだと知りました。
そんな茶々を過去にたくさんの素晴らしい役者さんが演じられてきた結果、より魅力的で印象の強い人物となったんだと思います。
私はまだ演技経験も浅く、茶々という人物を演じることに対して不安もあるのですが、同時にこのような機会に胸が躍る私もいます。
激動の時代を激しく生きたこの茶々という女性の魅力を私なりに引き出せるよう、精いっぱい演じたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
◆茶々にゆかりの深い福井県の皆さんに向けてメッセージを。
茶々を演じます、乃木坂46の井上和です。織田信長を伯父にもつ浅井三姉妹の中で、最も母・市に似ていたのが茶々ではないかと言われていると聞きました。特に越前での時間は、茶々の過酷な人生の中でも、とても強く関係している気がします。茶々の心情の変化や思いを福井県の皆様に見守っていただけたら心強いです!
<プロフィール>
2005年生まれ、神奈川出身。2022年、アイドルグループ「乃木坂46」の5期生オーディションに合格してデビュー。「おひとりさま天国」「チートデイ」などでセンターを務める。2025年、ドラマ『スプリング!』で地上波ドラマ初主演。NHKのドラマへの出演は今回が初。
プロデューサー・高橋優香子 コメント
戦国時代を舞台に、波乱万丈のエンターテインメントとしてお届けする大河ドラマ『豊臣兄弟!』。
本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。
そうした世代のキャスティングを進めるに当たって、20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました。1600人以上のご応募をいただき、約400人とお会いした中から、今回は5名のキャストを発表します。藤堂高虎は、圧倒的な体格と雰囲気が印象的だった佳久創さん。石田三成は、繊細なお芝居が素晴らしかった松本怜生さん。難役でも的確に演じてくださる濱田龍臣さんには斎藤龍興をお願いし、年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた井上和さんには茶々を。可憐ながらに芯のある菅井友香さんには、まつを演じていただきます。彼らの若いエネルギーや輝きが劇中でどのように発揮されるのか、ぜひご期待いただけますと幸いです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。
番組情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合ほか
2026年1月~12月放送
作:八津弘幸
時代考証:黒田基樹、柴裕之
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正