

仲野太賀が主演を務める2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)に、菅井友香の出演が決定した。菅井は大河ドラマ初出演となる。
大河ドラマ第65作は、豊臣秀吉と弟・秀長(仲野太賀)の絆の物語。「もし長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた“天下一の補佐役”秀長の目線から戦国時代をダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメント。
主人公は天下人の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言われた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下克上サクセスストーリー。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く。
新たに出演が発表された菅井友香が演じるのは、夫・前田利家と共に歩み、支え続けた賢妻・まつ。加賀国(石川県南部)の大名・前田利家の正室。学問や武芸に長け、夫・利家を支え、家を守るために尽力した。豊臣兄弟やその家族と深く関わり、やがて豊臣政権下で利家が秀吉を支えるようになると、まつと寧々も親密な関係を築いていく。
菅井友香 コメント
◆オーディションを経て、まつ役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。
夢であった大河ドラマへの出演のチャンスに、胸の高鳴りを感じつつ、当日は夢中でオーディションに臨みました。
お話をいただいた際は、素晴らしいチームの皆さまとご一緒できること、そして戦国時代を力強く聡明に生き抜いたまつ役を託していただけることに心から感謝し、万感胸に迫る思いでした。
台本をいただくまではまるで夢のように感じていましたが、現実であることを実感した今、安堵の気持ちと共に、新たな挑戦への高揚と緊張が入り交じった思いです。
◆まつを演じるに当たっての意気込みをお願いします。
まつは、夫・前田利家の名声を支えながら、家族や家臣を守り抜いた力強い女性です。
同じ女性としても尊敬するまつとして生きられることに喜びを感じる一方で、歴代の大河ドラマにおいて主人公として描かれるなど、そうそうたる役者の皆様が演じてこられた重責に、身を律する思いでおります。
人生の全てを注ぎ、学びを深めながら、芯の強いまつを真っすぐ演じさせていただき、『豊臣兄弟!』の世界をまつとして盛り上げられるよう、全身全霊で挑みたいと思います!
◆まつにゆかりの深い石川県の皆さんに向けてメッセージを。
昨年の能登半島地震にてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
北陸に生きたまつさんは、ただ前田利家の正室というだけではなく、お互い協力し合って戦国を生き抜いた最強のパートナーだったと伺いました。
大東駿介さんが演じられる利家と共に、たくましく生き、現在においても大変な思いをされている石川県の皆様にとっても、少しでも楽しいひとときに感じていただけるよう、心を込めて演じさせていただきます。
そして、個人的にも石川県に足を運び、豊かな自然や伝統工芸、おいしい食等、数え切れないほどの魅力を存分に堪能させていただきたいです。
皆様と直接お会いできる日を楽しみにしております。
<プロフィール>
1995年生まれ、東京出身。「欅坂46」の第1期生オーディションに合格、2016年にシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。グループの初代キャプテン。2022年にグループを卒業後、俳優として舞台、映像作品へ活動の場を広げる。主な出演作に、舞台「飛龍伝2020」、ドラマ『チェイサーゲームW』シリーズ、『ビジネス婚-好きになったら離婚します-』、映画「怪獣ヤロウ!」「女神降臨」など。
プロデューサー・高橋優香子 コメント
戦国時代を舞台に、波乱万丈のエンターテインメントとしてお届けする大河ドラマ『豊臣兄弟!』。
本作の見どころの一つが、若い世代の活躍です。主人公をはじめ、まだ何者でもなかった若者たちが乱世の中で出会い、共に成長し、やがて歴史に名を残す人物となっていく。
そうした世代のキャスティングを進めるに当たって、20~30代の俳優さんたちを中心に大規模なオーディションを行いました。1600人以上のご応募をいただき、約400人とお会いした中から、今回は5名のキャストを発表します。藤堂高虎は、圧倒的な体格と雰囲気が印象的だった佳久創さん。石田三成は、繊細なお芝居が素晴らしかった松本怜生さん。難役でも的確に演じてくださる濱田龍臣さんには斎藤龍興をお願いし、年齢以上の落ち着きと妖艶さを見せてくれた井上和さんには茶々を。可憐ながらに芯のある菅井友香さんには、まつを演じていただきます。彼らの若いエネルギーや輝きが劇中でどのように発揮されるのか、ぜひご期待いただけますと幸いです。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。
番組情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合ほか
2026年1月~12月放送
作:八津弘幸
時代考証:黒田基樹、柴裕之
制作統括:松川博敬、堀内裕介
プロデューサー:高橋優香子、舟橋哲男、吉岡和彦(展開・プロモーション)、国友茜(広報)
演出:渡邊良雄、渡辺哲也、田中正