

間宮祥太朗が主演を務める金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(TBS系 4月18日(金)スタート 毎週金曜 午後10時~10時54分)の第1話に土屋太鳳が出演することが分かった。
本作は、日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに描く、ダークリーガル・エンターテインメント。2000年以降の司法制度改革により、弁護士の数はこの20年で倍以上に急増し、飽和状態となっている。それによって、依頼人からの弁護士費用が主な収入源となる弁護士たちは、弁護士バッジをつけているだけでは食えない世の中になってしまった。そんな時代だからこそ、もしも弁護士が自ら“人々の間に訴訟を起こさせる”存在となってしまったら…。
「Ignite」=“火をつける”。その言葉のように、原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせる。そしてあらゆる手段を使って裁判を勝訴へと導く“法の無法者集団”。まるで弁護士バッジをつけた“法の当たり屋”ともいえる彼らの目的は金か、正義か…。父親を事故で亡くしたことをきっかけに法の世界を目指した主人公の宇崎凌(間宮祥太朗)が飛び込んだのは、界隈では“無法者”として知られている怪しげな弁護士事務所だった…。
このたび、第1話に土屋太鳳の出演が決定。土屋が演じるのは、宇崎が弁護士として初めて関わる人物・斎藤美咲。閉鎖的な町で周辺の工事事業の多くを手掛ける山上工業の作業員だった夫を、仕事中の転落事故で亡くす。疑惑が残る事故だったが、美咲は幼い子供と平穏な暮らしを保つことだけを考えて過ごしていた。そんな美咲の前に「ピース法律事務所」の面々が現れ、美咲の心にくすぶっている“火種”を見いだそうとする。
なお、撮影の合間に間宮、土屋、原廣利監督の特別対談が実現。和気あいあいとした雰囲気での収録の様子は、4月13日(日)午後2時30分からの特別番組『日曜劇場「キャスター」&金曜ドラマ「イグナイト」スタート直前!絶対に見たくなるSP』で放送される。
土屋太鳳 コメント
今回第1話のキーパーソンとしてお声がけしていただいて、不安はありましたが原監督の気さくな人柄や魅力的な映像への信頼からお受けさせていただきました。どんな人でも心に抱えている言えないことがあると思うのですが、本作はそれをしっかり言葉にして戦ってくれるヒーローの物語なのかなと思っています。私が演じる美咲も社会のさまざまな力に翻弄されているキャラクターです。
間宮さんとは久々の共演ですが、昔からすごく表現に対して恥ずかしがらずにぶつかった分だけぶつかり返してくれるそれこそ“IGNITE(たき付けてくれる)”な役者さんだなと思っています!
法廷でのシーン以外の、しっかり人と関わってお芝居していくところも見どころです。ちょっと治安悪そうなドラマにも見えますが、意外にもハートフルなドラマなのかもしれません。
『イグナイト -法の無法者-』あらすじ
父を事故で亡くしたことをきっかけにサラリーマンを辞め、ほぼ最下位ながらもなんとか司法試験を突破した宇崎凌(間宮祥太朗)。持ち前の根性で弁護士資格を取得したはいいが、法律事務所への就職がなかなか決まらずにいた。そんな時、母・純子(藤田朋子)に自身が経営する弁当屋の客でピース法律事務所の代表・轟謙二郎(仲村トオル)を紹介され、晴れて弁護士として働けることになった。だがそこは、飽和状態の弁護士業界で生き残るために“争いは、起こせばいい”と考える、癖のある事務所だった。
そんな宇崎の最初の案件は、3年前に山上工業で起こった作業員のサイロ転落事故。轟が事故死した作業員の妻・斎藤美咲(土屋太鳳)をターゲットとして、宇崎とピース法律事務所の弁護士・伊野尾麻里(上白石萌歌)、高井戸斗真(三山凌輝)を連れて接触。しかし、宇崎の不用意な発言で敵視されてしまう結果に…。
さらに、事故に怪しい点が出てきたと知った宇崎は独断で山上工業の社長に事故当時の話を聞こうと会社に乗り込むが、そこに山上工業の顧問弁護士・桐石拓磨(及川光博)が現れる。
番組情報
金曜ドラマ『イグナイト -法の無法者-』
TBS系
2025年4月18日(金)スタート
毎週金曜 午後10時~10時54分
<出演者>
宇崎凌…間宮祥太朗
伊野尾麻里…上白石萌歌
高井戸斗真…三山凌輝
浅見涼子…りょう
桐石拓磨…及川光博
轟謙二郎…仲村トオル
<スタッフ>
製作、BABEL LABEL TBS
企画・プロデュース・脚本:畑中翔太(『量産型リコ』『お耳に合いましたら。』『絶メシロード』など)
脚本:山田能龍(「全裸監督」「新聞記者(Netflixオリジナルドラマシリーズ) 」「朽ちないサクラ」など)、山口健人
法律監修:福島健史
音楽:森優太
プロデューサー:山田久人、瀬崎秀人、駒奈穂子
編成:松本友香、杉田彩佳
監督:原廣利(「帰ってきた あぶない刑事」「朽ちないサクラ」など)、山口健人(「イクサガミ」『アバランチ』など)、吉田亮
©TBS