シーズン4が放送直前の『ブラックリスト』より、スピンオフ・シリーズ『The Blacklist: Redemption(原題)』が、アメリカでの放映開始まで余すところあと1か月。同シリーズのプロデューサーの1人であるジョン・アイゼンドレスが「The Blacklist: Redemption(原題)」について語った。
アイゼンドレスは「『The Blacklist: Redemption(原題)』は、『ブラックリスト』とは無関係の世界で展開するドラマなんだ。『ブラックリスト』のヒロイン、エリザベス・キーンの夫トム・キーンとトムの母スコティー・ハーグレイヴ、この2人の主人公らがダイナミックに活躍できる独自の世界を構築するのが重要なことだと考えたのでね」と語り、「ジャンルの点でも、『ブラックリスト』は刑事ものドラマに近いのに対し、『The Blacklist: Redemption(原題)』の登場人物たちは目的を果たすためには型破りな手段を取ることもあるというスパイ・スリラーなんだ。『ブラックリスト』のDNAを引き継いでいるのは確かだけれど、ドラマとしては別物だ」と両者の違いを強調。
また「『The Blacklist: Redemption(原題)』ではライアン・エッゴールド演じるトムが主役の1人となるわけだが、『ブラックリスト』でもトムはまだまだ重要な役割を演じている。トム、あるいはライアンのファンたちは、このスピンオフシリーズが放映開始になり次第、『ブラックリスト』からトムが去ることを心配しているかもしれないが、そのような心配は無用だ」と話し、スピンオフではあるものの全く違う独自のストーリーが展開することを約束するひと幕も。
スピンオフの主人公・トムについてはこうも言っている。「これからもずっと『ブラックリスト』ファミリーの一員であり続ける予定だ。トムが『ブラックリスト』から抜けるとしても、“引退”ではなく“休業”的なものになるだろう。実際のところ、いかにして『ブラックリスト』のストーリーの邪魔にならないようにトムを抜け出させるかというのが、脚本家たちにとって最大の難問になっているんだ」と本編の中でのトムのネタバレ的なコメントが。
そんな『ブラックリスト』シリーズにおいてもヒロインのエリザベスにとって非常に大切な存在であり、スピンオフまで製作されることになったトムだが、当初の予定では『ブラックリスト』のパイロット・エピソードで死ぬ運命だったという。しかし、NBC が製作に乗り出す前にプロデューサーたちが企画を売り込んでいたケーブル局TNTの重役の1人が“トムは生かせておいた方が良い”と進言したとか。その後もシーズン1の最後でトムを“殺す”ことが検討されたが、アイゼンドレスいわく「そうしなかった主な理由は、ライアンが『ブラックリスト』にとって大事なキャストになったから。殺すどころか、そのあと、どんどん彼の出番を増やしていって、ついには彼を主役にしてスピンオフまで作ることになってしまったんだからね!」とプロデューサー陣がトム役のライアンの魅力にメロメロになってしまっていることを明かした。
スピンオフシリーズも気になるアクション・サスペンス超大作『ブラックリスト』最新シーズン『ブラックリスト シーズン4』が、スーパー!ドラマTVにて1月31日(火)後10・00より独占日本放送。
『ブラックリスト シーズン4』
海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて、1月31日(火)後10・00より独占日本放送!
【二カ国語版】毎週火曜 後10・00~
【字幕版】毎週火曜 深0・00~ ほか
『ブラックリスト』公式ホームページ: www.superdramatv.com/line/blacklist
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