アニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で、ねこねこ月間特別編成企画・第1弾「カートゥーンねこねこ月間おかしなガムボール7時間SP」内で、日本の映像制作会社・STUDIO4℃が手掛けた「おかしなガムボール」の新エピソードを2月11日(土)に日本初放送する。
「おかしなガムボール」は、カートゥーン ネットワークのオリジナルアニメーションで、2D、パペット、実写などの異なるアニメーション技法を組み合わせたイギリス生まれのナンセンスコメディ。仏アヌシー国際アニメーション映画祭・TVシリーズ部門グランプリほか、英国アカデミー賞・キッズ部門作品賞などを受賞している国際的な評価も高いシリーズだ。
主人公の少年・ガムボールは青いネコ、専業主夫のパパはウサギ、虹を売るセールスウーマンのママは青いネコ、親友のダーウィンは金魚、クラスメートは恐竜や折り紙のクマ、風船やロボット…と、ハチャメチャな設定のキャラクターたちが、実写の街を舞台に次から次へと笑いを振りまく。日本では2011年11月より放送され、人気を博している。
今回放送される新エピソード#77-2「因縁の対決?」を手がけたのは、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」(宮崎駿監督)のラインプロデューサーを務めた田中栄子が主宰するSTUDIO4℃。「MEMORIES」「鉄コン筋クリート」といった劇場作品をはじめ、ケン・イシイや宇多田ヒカルらのミュージックビデオ、「渇き。」や「下妻物語」などの実写作品にも参加するなど、ジャンルを超えた企画に取り組み、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞やファンタジア映画祭(カナダ)「今敏賞」など多くの賞を受賞している。
<STUDIO4℃ コメント>
カートゥーン ネットワークのアニメは以前から大ファンで、STUDIO4℃としてはぜひ一緒に作品を作りたいと考えておりました。お声がけいただく機会を得て実現し、大変うれしく思っています。この「おかしなガムボール」は設定が非常に面白く、やり過ぎな、悪ノリにも感じられるストーリーが、作品として成立していることがとても刺激的で、「ガムボール」のクリエイティブチームが日本のアニメに非常に注目して、細かく見ていることも分かり驚きでした。監督はアニメーターとして定評のある松竹徳幸さんが担当してくれ、非常に適任でした。動きのキレのよさ、ケレンミのあるエフェクトといった日本のアニメのスタイルを十分に表現できるように常に留意しました。また、各クリエイターが十分に力を発揮できるように、描きやすく、分かりやすい作りでありながら、面白い映像になるようなチャレンジをしました。この新エピソードで「ガムボール」の世界観がさらに広がるはずです。繊細で大胆なキャラクターの演技、背景美術のタッチ、作品の見どころである痛快なバトルシーンをぜひお楽しみください!
「カートゥーンねこねこ月間 おかしなガムボール7時間SP内 #77-2「因縁の対決?」
カートゥーン ネットワーク
2月11日(土)13:00~20:00
<あらすじ>
マサミのママ、ユキがニコルに空手の勝負を挑んできた。かつて二人は一緒に空手を習っていた親友だったが、ある大会の決勝戦で二人が対決し、ニコルが勝ったため二人の友情は終わってしまったのだった。
カートゥーン ネットワーク公式サイト:http://www.cartoonnetwork.jp/