映画「竜とそばかすの姫」が、7月16日(金)に公開される。その細田守監督自らが執筆した原作小説を、声優・宮野真守が朗読した動画が解禁となった。
原作小説の発売と映画公開を記念し、映画にもYouTuberの“ひとかわむい太郎・ぐっとこらえ丸”という一人二役で出演している声優の宮野真守が原作小説を朗読。その映像がYouTubeチャンネル“KADOKAWAanime”で公開された。
『DEATH NOTE』の夜神月、『うたの☆プリンスさまっ♪』の一ノ瀬トキヤ役など数多くの作品で圧倒的な存在感を放ち、多くのファンを魅了し続ける宮野。俳優としても『半沢直樹』など話題作に出演するいっぽう、歌手としても日本武道館やさいたまスーパーアリーナでの単独公演を成功させている。
あらゆる方面でさまざまな才能を発揮している宮野が今作で演じるのは、「竜の正体探し」を盛り上げるYouTuber・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の二役。『バケモノの子』に続き、細田作品には2度目の出演となった。
今回、宮野が朗読したのは、物語の広がりを予感させる小説の冒頭部分。細田監督ならではのリアル×ファンタジー世界の扉が、魅力的な美声によって開かれていく。朗読でしか感じることのできない情景に浸りながら、『竜とそばかすの姫』の世界を感じられるだろう。
また、宮野演じるYouTuber“ひとかわむい太郎・ぐっとこらえ丸”のキャラクターが登場する場面カットも公開。このキャラクターデザインは、「サマーウォーズ」で大人気のOZのキャラクター“キングカズマ”と“仮ケンジ”をデザインした岡崎能士と岡崎みなの共作とのことだ。
ベルや竜など、個性的なキャラクターが漂う<U>で、どんなシーンで活躍し、どんな声で演じるのか。“ひとかわむい太郎・ぐっとこらえ丸”の活躍にも期待が高まる動画となっている。宮野からのコメントは、下記を参照。
宮野真守 コメント
小説の冒頭から、細田監督の大きな世界観を感じられて、わくわくしました。
今回の朗読では、主人公のすずが持つ孤独な部分を、僕なりに表現できればと思い、読ませて頂きました。
映画もかなりすごいことになっているので、是非ご覧ください!
動画
朗読動画
書誌情報
『竜とそばかすの姫』(角川文庫)
2021年6月15日(火)発売
定価:726円(本体660円+税)
発行:KADOKAWA 角川文庫刊
商品ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322010000441/