「ルパン三世」の少年時代を描いた新作アニメ『LUPIN ZERO』が、12月16日(金)より配信開始される(配信先は後日発表)。このたび、畠中祐がルパン役、武内駿輔が次元役を務めることが発表され、場面写真と2人のトーク動画も公開された。
本作は、モンキー・パンチの原作漫画「ルパン三世」連載当初と同じ昭和30年(1960年)代を舞台に、まだ何者でもない“ルパン”が高度経済成長期の日本を駆け巡る、懐かしくも新しいオリジナルストーリー。
中学生のルパンは祖父から盗術を仕込まれながらも、将来カタギになるか、泥棒になるか決められずにいた。退屈な日々を過ごす中、不良相手に銃を抜く同級生・次元と出会う。傭兵の父について各地をまわっている次元は既に銃の扱いに手慣れていた。ルパンと次元は、ひょんなことからある女性を巡るトラブルに遭遇し行動を共にすることになるが…。
監督は『ルパン三世』(15)作画監督、『ルパン三世 PART5』では副監督を務めた酒向大輔、シリーズ構成は大河内一楼(『ルパン三世 PART5』『甲鉄城のカバネリ』)。設定考証は白土晴一、キャラクターデザインは田口麻美と秀逸なスタッフが集結。
制作は多くの『ルパン三世』シリーズを手掛けるテレコム・アニメーションフィルムが担当し、レトロでユニークな世界観を演出。音楽は朝ドラ『あまちゃん』、アニメ映画「犬王」の大友良英が担当する。
13歳の主人公・ルパンを演じるのは畠中祐。2006年に映画「ナルニア国物語」の一般公募オーディションに合格し、声優デビュー。以降『僕のヒーローアカデミア』『東京リベンジャーズ』など人気アニメ作品に主要キャストを多数務める畠中が、ルパン三世の“ビギニング”を演じ切った。
武内駿輔が演じるのは、銃の扱いに手慣れた中学生で後にルパンの相棒となる少年・次元。若干17歳で『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役に抜てき、『ダイヤのA』「アナと雪の女王」などアニメ作品をはじめ、映画の吹き替え、音楽ユニットなどマルチに活躍する武内が、次元の少年時代を務めた。畠中と武内のトーク動画、コメント全文は次ページに掲載。