11月3日(金・祝)公開の「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」より、ティザービジュアル&特報映像が公開。また、ナレーションを井ノ原快彦と本上まなみ、監督を作田ハズム、脚本を角田貴志(ヨーロッパ企画)が務めることが発表され、コメントが到着した。
「すみっこにいると、なぜか落ち着く。」そんなちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらし。その世界観は子どものみならず大人たちも魅了し、記念すべきスクリーンデビューを飾った初めての劇場アニメ「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」(2019)は、120万人の動員を記録。
すみっコぐらし10周年を記念して公開した第2弾「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」(2021)でも動員100万人を超える“大ひっと”となった。かわいらしい見た目と、ギャップのあるキャラクター性、そしてその優しい物語に、日本中が癒やされた。
映画第3弾の舞台となるのは、すみっコたちが森の奥で見つけた、古びた不思議な工場。ティザービジュアルでは、木漏れ日いっぱいの緑鮮やかな森の中を歩くすみっコたちの様子が描かれており、森の奥にはツギハギな外観のおもちゃ工場が木々の隙間から姿を現し、さらに新キャラクターの「くま工場長」が木陰からすみっコたちをのぞき込んでいる姿も。
特報映像では、おもちゃ工場の中で足を滑らせたしろくまが誤ってスイッチを押してしまい、工場が稼働し始めると、扉の奥からくま工場長が現れる。すみっコたちがくま工場長におもちゃの作り方を教わる様子や、ぺんぎん?が「〇×」の札を持ってぬいぐるみを”けんぴん”する様子がコミカルに描かれ、さらに、しろくま、ぺんぎん?、とんかつ、ねこ、とかげ、そしてみにっコたちが、おもちゃ工場の制服を着ている姿も初お披露目。
何だか秘密がありそうな工場で、すみっコたちとくま工場長が繰り広げる不思議なストーリーに、一段と期待が高まる。
そんな本作のナレーションを担当するのは、前作に引き続き井ノ原快彦と本上まなみ。2人の優しいナレーションが、今作でもすみっコたちの物語に寄り添う。また、スタッフには『猫のダヤン』『宇宙なんちゃら こてつくん」の作田ハズムが監督として新たに“すみっコなかま”に加わった。
脚本は「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」でも担当したヨーロッパ企画の角田貴志が再び参加。アニメーション制作は引き続きファンワークスが担当する。
井ノ原、本上、作田、角田によるコメント全文は以下を参照。
井ノ原快彦 コメント
今年も本上まなみさんと共に「すみっコぐらし」のナレーションを担当させていただくことになりました。大変光栄に思っております。
年々すみっコたちへの愛情が深まり、気付けば部屋のすみを探す日々でございます。
まずは映画の中ですみっコたちに会えること、今から楽しみにしております。ぜひ映画館でお楽しみください。
本上まなみ コメント
映画第3弾のニュースに、待ってました! と喜びの気持ちでいっぱいです。また呼んでくださるのね。うれしいな。
今回の舞台は森の中にたたずむ古いおもちゃ工場。どんなおもちゃが出てくるのかな、私のいちおし、しろくまはどんな活躍してくれるかな? と、今から収録の日を心待ちにしています。
ちいさなお客さんもおおきなお客さんも、お楽しみに。みんなで、ふにふに、ぷにぷにの、すみっコワールドへ! 映画館でお会いしましょう。
監督・作田ハズム コメント
すみっコたちの映画も3回目となり、今回はなんとみんなでお仕事をしちゃいます! 上手に仕事ができるかご心配でしょう? でも、これがなかなかどうしてサマになっているんです。制作チームは現在、さながらすみっコたちと一緒に働くような気持ちで鋭意作成中です。楽しい作品をお届けしますので、ぜひみんなの働きっぷりを見にいらしてください!
脚本・角田貴志(ヨーロッパ企画) コメント
またすみっコに呼んでもらってうれしいです。今回もスタッフみんなでお話を考えました。よこみぞ(ゆり)さんとサンエックスの皆さん、作田監督をはじめとしたアニメチームの皆さんのアイデアでとても不思議なお話になったと思います。すみっコたちと一緒にテーマパークのようなツギハギ工場を楽しんでください。
特報
https://youtu.be/Fqm23-vbV-E
作品情報
「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」
2023年11月3日(金・祝)全国ロードショー
ナレーション:井ノ原快彦 本上まなみ
原作:サンエックス
監督:作田ハズム
脚本:角田貴志(ヨーロッパ企画)
美術監督:日野香諸里
アニメーション制作:ファンワークス
配給:アスミック・エース
©2023 日本すみっコぐらし協会映画部