2024年1月7日(日)からTVアニメの放送がスタートする『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』のキャスト、ネマ役の加隈亜衣、ラルフ役の梅田修一朗、ヴィル役の大河元気、デールラント役の古谷徹、ラース役の武虎が登壇する舞台あいさつ付き先行上映会(第1話・第2話)が、12月16日(土)にT・ジョイPRINCE品川にて開催された。
MCの岸波香桜の呼び込みで、ネマ役の加隈亜衣、ヴィル役の大河元気、ラルフ役の梅田修一朗、デールラント役の古谷徹、ラース役の武虎が登壇すると、会場からは大きな拍手が起こる。
まず最初のトークは、キャスティングが決まったときの率直な感想について。加隈は、ネマは3歳児の役でもあったので自分は受からないだろうと思い、記念受験のようなつもりでテープオーディションを送っていたそうで、決まったときは驚いたと明かす。また、数々のヒット作品に出演している古谷もテープオーディションだったようで、「実はファンタジー作品は初めてくらいかもしれない」と語り、周囲を驚かせていた。
続いて、それぞれが演じたキャラクターについて。加隈は「前世では働き詰めで、過労死してしまったことによって転生するので、がんばり屋さんであることは変わらないのですが、それまで我慢していた“もふもふなでなですること”を解放し、ネマとして新たな人生を歩んでいくことになったキャラクターです。ただ、かわいいものを愛でているとき、ちょっと危ない感じがすることもあるので、そこも見てほしいです」とネマについて話す。
大河は「ヴィルは、ネマに会ってすぐに“きちくおうじ”と言われてしまうので、そういう部分を声のトーンに入れなければいけないなと思いました。でもそれがイヤな奴にはならないように、愛があるようにしようと思ったので、演じていてとても楽しかったです」と語る。
「ラルフは、見た目の通り貴族の長男でオスフェ家を支えていく自覚もある、優しくてしっかりしている子です。ネマにはデレデレしちゃうところもあるんですけど、優しいだけでなく芯もあって、誰かのために体を張れる部分もあります」と梅田さんがラルフの魅力を熱弁。
ラルフの父・デールラントを演じた古谷は「国を支える国王の宰相で、しっかりしていて頭脳明晰なんですけど、ネマに対しては、デッレデレなんです(笑)。ネマに何かあると大変なことになるので、そのギャップが楽しかったです」と、コミカルな表情を見せるところが魅力的だったと言う。
最後に武虎は、「ラースは劇中では言葉をしゃべっていないんです。虎らしい鳴き声で演技をしていたので、今日(しゃべっているの)は不思議な気持ちです。ラースは強い虎だけど、ネマにはすべてを許してしまう虎です」と、リアルな虎の鳴き声も交えながら説明。ラースは聖獣で、かなり強い存在だとも話していた。
次に、作品から少し離れて「ネマは、人間以外の生き物に好かれる能力を付与されているが、何かひとつ能力が付与されるのならば何がいいですか?」という質問に答えていくキャスト陣。
「ご飯が美味しく作れるスキル」(武虎)、「起きたらすぐにスタジオに瞬間移動できる能力」(梅田)、「何を言ってもスベらない能力」(大河)、「台本を読み間違えない、かまない能力がほしい」(加隈)などの意見が飛び交っていたが、何と言っても古谷の「特殊能力ねぇ、俺ニュータイプだからいらないわ」というボケに、みんながどよめく一幕も。
アニメ第1〜2話の見どころについてもトークを展開。「ネマの可愛さ」「言葉をしゃべらないラースの言葉以上に伝わるニュアンス」「デールラントのネマが関わったときの怖さ」「ネマの出会う動物・生き物たち」「予測できないストーリーと絵で感じるもふもふ感」「EDの演出」「感動するエピソード」などなど、さまざまな作品の魅力が挙がっていった。そんな中、武虎は「ネマの3歳と中身の大人の演じ分けが最高で、相手によって変わるアプローチも素晴らしかった!」と加隈の演技を絶賛。そちらもかなり大きな見どころになりそうだ。
終始笑顔が絶えない、キャスト陣の仲の良さが伝わってくる舞台あいさつ。最後は座長の加隈が「毎クールたくさんのアニメがありますが、1つひとつの作品は、たくさんの方が愛情を込めて作ってくださっています。その中でこの作品は、癒やされたり温かい気持ちになっていただける作品だと思いますので、皆さんの癒しになれば本当にうれしいです。1月はさすがに寒いでしょう! ぜひ、皆さんのすてきなお芝居、そして映像チームの素晴らしい映像と物語を堪能していただいて、温かいほっこりとした気持ちになっていただければと思います。楽しんでください」とメッセージを送り、舞台あいさつは終了した。
TVアニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』は2024年1月7日(日)よりTOKYO MX、BS11、AT-X、読売テレビにて放送スタート。地上波に先駆け、2024年1月1日(月)22時30分より、ABEMAにて地上波先行・見放題独占配信も決定している。
また今回の『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』上映を記念して、1月7日(日)放送の第1話「この展開は聞いてない!」のあらすじ&場面カットも解禁された。
第1話「この展開は聞いてない!」あらすじ
過労死したみどりは神様から「他の生物を迫害する人間を滅ぼすべきか見極めてほしい」と頼まれ、「人間以外の生物に好かれる力」を持って異世界転生することに。
かわいらしい幼女・ネフェルティマ(愛称ネマ)として生を受けた彼女は、本当にあらゆる生物から好かれる様だった。
「食べて寝て甘やかされてもふもふして、最高の暮らしだよ~!」と喜ぶ彼女の前に現れたのは、聖獣である白虎のラース、そして生意気な少年・ヴィで……。
番組情報
『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』
TOKYO MX:2024年1月7日(日)放送開始(毎週日曜 午後10時〜)
BS11:2024年1月7日(日)放送開始(毎週日曜 午後11時30分〜)
読売テレビ:2024年1月8日(月)放送開始(毎週月曜 深夜1時59分~)
ほか
ABEMA:地上波先行・見放題独占配信
【キャスト】
ネマ:加隈亜衣
ラルフ:梅田修一朗
デールラント:古谷徹
ラース:武虎
ヴィル:大河元気
神様:三木眞一郎
ソル:乃村健次
森鬼:前野智昭
【スタッフ】
原作:向日葵・高上優里子(双葉社:モンスターコミックス)
キャラクター原案:雀葵蘭
監督:北村淳一
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:宮崎麻美
サブキャラクターデザイン:豊田暁子/井嶋けい子
プロップデザイン:中山奈々
色彩設計:戸澤有紀
美術監督:鈴木俊輔
撮影監督:木村俊也
編集:新見元希
音響監督:今泉雄一
音楽:宝野聡史/葛西竜之介
オープニング主題歌:「Cotton Days」Sizuk
エンディング主題歌:「ふわふわpartyつられてhappy」harmoe
アニメーション制作:EMTスクエアード
公式HP:https://mohunadeanime.com
©️向日葵・高上優里子/双葉社・もふなで製作委員会