コマ撮りアニメーション特集番組『ルカと太陽の花』(Eテレ 午前9時~9時29分)が、3月22日(金)放送。主人公・ルカ役の中村倫也、ヒロイン・ロサ役の當真あみ、監督・原案を務めた村田朋泰からコメントが到着した。
『ルカと太陽の花』は、雲に覆われた村に暮らす少年ルカと幼なじみロサ、2人の絆が奏でる物語。1994年から続くコマ撮りアニメ番組『プチプチ・アニメ』の『森のレシオ』や Mr.Children「HERO」のミュージックビデオなどを手掛けるコマ撮りアニメ作家・村田朋泰によるオリジナル原案・監督作品だ。脚本は『ハイキュー!!』『王様ランキング』など数々の人気アニメを手がけてきた岸本卓が務める。
そんな本作の主人公の少年ルカを中村倫也、ヒロインの少女ロサを當真あみが演じることが決定。声優の甲斐田裕子、村瀬歩、名塚佳織、津田健次郎らも出演する。ひとコマひとコマ、キャラクターたちを動かし撮影して作り上げるコマ撮りアニメーションならではの表現と生み出される温かな世界観が魅力となっている。
発表に当たり、中村は「(村田)監督の『森のレシオ』を拝見し、隅の隅まですてきさが行き渡っている作品に感動しました。かわいらしくも、どこか荘厳さも感じるような世界観。 その登場人物の1人でもあるルカはどんな人なんだろう、どんな声なんだろうと、 探す旅をしながら今作と向き合っていた感覚です。大人も子供も、 ぜひ多くの人に触れていただけたらうれしいです」と思いを。
當真も「私が演じるロサは、表情豊かで、コロコロ変わる表情がかわいらしい元気な女の子です。アフレコの時、実際に撮影に使っていたロサを触らせてもらいました。洋服や髪の毛がすごくリアルに作られていたり、目が光るように作られていたりと驚くことばかりでした。繊細な表情の変化と共にルカとの掛け合いにも注目していただけるとうれしいです」とアピールした。
中村、當真、村田のコメント全文は下記に掲載。
中村倫也 コメント
監督の『森のレシオ』を拝見し、隅の隅まですてきさが行き渡っている作品に感動しました。かわいししくも、どこか荘厳さも感じるような世界観。 その登場人物の一人でもあるルカはどんな人なんだろう、どんな声なんだろうと、 探す旅をしながら今作と向き合っていた感覚です。大人も子供も、 ぜひ多くの人に触れていただけたらうれしいです。
當真あみ コメント
『ルカと太陽の花』で、主人公ルカの幼なじみ、ロサの声優をさせていただきました。小さい時よく見ていた(コマ撮り)アニメーションに今回参加させていただけて、とてもうれしかったです。
私が演じるロサは、表情豊かで、コロコロ変わる表情がかわいらしい元気な女の子です。アフレコの時、実際に撮影に使っていたロサを触らせてもらいました。洋服や髪の毛がすごくリアルに作られていたり、目が光るように作られていたりと驚くことばかりでした。繊細な表情の変化と共にルカとの掛け合いにも注目していただけるとうれしいです。
監督・原案 村田朋泰 コメント
はるか昔、大噴火によって何年も雲に覆われ閉塞感に包まれた時代がありました。閉塞感は今もカタチを変え襲ってきますが、それでも前を向き生きていく若者の姿を描きたいと思い、この物語を構想しました。ロサの持つ太陽の力、ルカの奏でる笛の音が重なり合い、大きな変化を迎えます。ミニチュアセット、髪の毛や服の質感に至るまですべて手作りで仕上げた、コマ撮りアニメならではの叙情詩として描いていますので、どうぞお楽しみください。
番組情報
『ルカと太陽の花』
Eテレ
2024年3月22日(金)午前9時~9時29分
再放送:3月31日(日)午後4時30分~、4月4日(木)午後10時30分~、4月26日(金)午後4時10分~