錦戸亮主演のフジテレビ1月期月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』に千原ジュニアが出演することが分かった。
本作は、元科捜研の研究員という異色の経歴を持つ漫画家・古賀慶による「トレース~科捜研法医研究員の追想~」を原作に、実際に起きた事件や経験をベースにリアリティーたっぷりに描く本格科捜研サスペンス。錦戸亮が、ある陰惨な過去を持つ影のある科捜研法医研究員・真野礼二を演じる。また、新人法医研究員・沢口ノンナを新木優子、刑事の勘を頼りに事件を捜査し、犯人を逮捕することに情熱を注いでいるベテラン刑事・虎丸良平を船越英一郎が演じる。
千原ジュニアが演じるのは、エリート街道を歩む史上最年少の警視庁刑事部長で、真野(錦戸)が抱える陰惨な過去に大きな関わりを持つとみられる壇浩輝。千原の月9ドラマ出演は、2002年の『ホーム&アウェイ』に1話出演したのみで、レギュラー出演は初となる。
クランクイン当日は、警視庁で刑事部長に就任した壇(千原)が、警視総監らを前にあいさつするシーンを撮影。細身の高級スーツをまとい、七三分けのヘアスタイルにした千原は、スタッフから「壇浩輝役の千原ジュニアさんです!」と
紹介され拍手で迎えられると照れくさそうな笑顔を見せた。しかし、カメラが回ると、ほぼ表情を変えず、ミステリアスな壇の雰囲気そのもので撮影に臨んだ。
壇役で初めて関西弁を完全に封印している千原は、イントネーションに苦戦しているという。しかし監督から顔の角度、セリフの“ため”、口元での演じ方などの演出を受け、俳優としての顔を見せた。
<千原ジュニア コメント>
◆撮影の感想は?
「“始まったな!”という感じですね。でも自分がどこを撮られているか分からなかったので、監督さんがオッケーと言えばオッケーです。僕のお芝居に賛否の“否”があれば、監督さんのせいですよ(笑)」
◆この役のオファーを聞いた時の感想は?
「連ドラから声かけていただくの、かなり久しぶりでしたねから、全く“ノーマーク”でしたね。驚きました、自信?全くないです、不安しかないです」
◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「まだ初日ですが、よそ様のお宅にお邪魔しているみたいです。自分らしさ?ここはよそ様です、最後まで。このあとバラエティーの現場に行ったら“でっかい顔”します(笑)」
◆壇役に入るスイッチはどう入れますか?
「この現場に入る直前にバラエティーでひと仕事、ふた仕事あったら、スイッチは大事になりますね。でも、自分のスイッチがまだどこにあるか分からないのでそれを探っていきたいです。ただ、壇になるときは、あまりやりすぎないようにした方がいいのかな、とも思っています」
◆今作に出演することについて回りの反応は?
「誰にも言っていないんです。(兄の)せいじも知らないですよ(笑)」
◆視聴者へのメッセージ
「原作も面白いですし、脚本を読んだ時にすごくよくできている!と思いました。僕が出ているということよりドラマとして非常にクオリティーの高い作品がお送りできるのではないかと思います。演じる壇の“深い”表情も頑張って見せていきます」
『トレース~科捜研の男~』
フジテレビ系
2019年1月7日スタート
毎週(月)午後9時~9時54分
※初回は30分拡大
<出演>
錦戸亮
新木優子
山崎樹範
岡崎紗絵
矢本悠馬
山谷花純
加藤虎ノ介
・
小雪
・
遠山俊也
篠井英介
・
千原ジュニア
・
船越英一郎 他
<スタッフ>
原作:古賀 慶「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ「月刊コミックゼノン」連載)
プロデュース:草ヶ谷大輔(『コンフィデンスマンJP』『民衆の敵』『ラヴソング』他)
熊谷理恵(大映テレビ)
脚本:相沢友子(『鍵のかかった部屋』『人は見た目が100パーセント』他)
演出:松山博昭(『鍵のかかった部屋』『信長協奏曲』『LIAR GAME』他)
相沢秀幸(『グッドドクター』『隣の家族は青く見える』『民衆の敵』他)
三橋利行(FILM)『コンフィデンスマンJP』ヤングシナリオ大賞2016『俺のセンセイ』他)
制作:フジテレビ
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/trace_drama/
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