1月6日スタートの『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合 毎週(日)後8・00ほか)の新たな出演者発表会見が行われ、中村勘九郎、阿部サダヲ、新たに出演が決まった星野源、松坂桃李、松重豊が登壇した。
1964年東京オリンピックの実現に向かって奔走する“チーム・田畑政治”。星野が1964年オリンピックの開催地を決めるミュンヘンIOC総会で最終スピーチを任されたNHK解説委員・平沢和重を、松坂が日本オリンピック委員会常任委員で、田畑(阿部)の秘書となる岩田幸彰を、松重が“オリンピック知事”と呼ばれる東京都知事・東龍太郎を演じる。
さらに本会見では、古今亭志ん生(ビートたけし)の長女・美津子を演じる小泉今日子や岩松了、永島敏行、柄本時生、大方斐紗子、ベンガル、根岸季衣らの出演発表も。
主に前半に登場する“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三役の勘九郎は「1960年代のメンバーの中、今日僕が何で呼ばれたのか分からないんですけど…(笑)。みなさま方と一緒に宮藤(官九郎)さんが描く『いだてん』を作れることを楽しみにしていますし、ちゃんとたすきがつながるように頑張りたい」と熱い思いを語る。
いっぽう星野は「素敵な人だなと思いながら演じさせていただきましたと言いたいんですが、まだ僕は2日しか撮影してないんです(笑)。でも演じるのがとても楽しみです」と意気込みを。
共演の阿部について、松坂は「以前ご一緒した作品で僕がゲスな役だったから、阿部さんの僕に対する印象が最悪で。『松坂嫌い』っていうのを何回もニュースで見たことがあります…(笑)」と語り、「だからこの作品で阿部さんの信頼を取り戻し、共にオリンピックを目指していこうと思っています!」とニッコリ。
また、松重が「僕らが出演する後半パートは、阿部君が主役ということで阿部君にいろいろ聞けばいいのかと思ってたら、何にも知らない(笑)」とやんわり阿部をイジり、会場を沸かせるひと幕も。
“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治を演じる阿部は「僕は松坂君と松重さんに囲まれてやるんですが、ちょうどでこぼこして画的に滑稽で面白いんです。源ちゃんもほぼ外国の方たちの前で物怖じせず、カンペも見ずに英語でスピーチしていたのでとてもよかったです」と頼もしい仲間たちを前に、笑みをこぼしていた。