4月10日(水)スタートの井ノ原快彦主演『特捜9 season2』(テレビ朝日系)の記者会見が行われ、井ノ原、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、原沙知絵、中越典子、寺尾聰が登壇した。
主演の井ノ原は「僕の中では、昨年の『特捜9』は、これまでの“9係”(『警視庁捜査一課9係』)の要素もなんとなく残した“グラデーション”のような感じでしたが、今年からはまったく色を変えていきたいなと。もちろん今まで見てくださった方々にとって“変えてほしくない”という部分もあると思いますが、“ここは見たことがなかったな”というところもできるだけ出していけたら、皆さんの目にも新鮮に映ると思いますし、僕らにとっても今年の『特捜9』からが、本当の『特捜9』になる気がしています」と本作への熱い思いを明かした。
続いて、羽田が「また“素敵なシーズン”が始まったなという思いで、今ワクワクしながら毎日を過ごしています。会えない時間に皆さんがものすごく力を蓄えていらっしゃるので、その期間に自分が何をやってきたか試されているような気がして、『人生、頑張らなくちゃ!』と思わせてくれる素敵なメンバーです」と特捜班の面々への思いを明かすものの、他の出演者がそわそわしている様子を見て「長いんですね?(笑)3分以上人の話を聞けないメンバーばかりなので、終わりにします(笑)」と締めくくり、取材陣の笑いを誘った。
いっぽう、青柳靖役の吹越は「ほかのお仕事の現場でももちろん一生懸命やっているんですが、良いのか悪いのか、ここに戻ってくるとリラックスしちゃって、毎日遊びに来ているような感じです(笑)。あと今年の青柳の“絶対領域”はオレンジ!オレンジ色の靴下を履いている刑事っていうのは、たぶん俺だけだと思います。あと、ネクタイピンにも微妙にオレンジが入っていますので、そこにも注目してください!」とアピールした。
見どころについては、井ノ原が「今回は班長(寺尾)も外に出るので、自然光に当たる班長が見られますよ(笑)。江ノ電から降りてくる班長と直樹、そして『班長、交通系ICカード持ってたんだ!(笑)』という新鮮な驚きとともに楽しんでいただけるのではないでしょうか」と語ると、「前回は伊東四朗さん演じる鑑識の猪狩さんに『椅子の人』と呼ばれて、ほとんど部屋から出ないという設定だったんですけど、それじゃつまらないだろうということで、今回からみんなと一緒にロケーションに出してもらうことになりました!」とうれしそうな寺尾。
さらに寺尾は「10年以上見続けてくださっている方もそうだと思うんですけど、僕自身も今回のスペシャルと第1話で昇進した浅輪(井ノ原)が、指揮・命令を下す立場になることが本当にうれしくて。今後が楽しみなんです」と。
会見終盤には『特捜9』にちなんだ9色のオリジナル団子が登場し、寺尾が「男が男に食べさせるのってどうなの!?(笑)」と言いつつ、井ノ原にだんごを“あ~ん”で食べさせてあげるなど、キャストの“仲良しぶり”も披露された。
『特捜9スペシャル』
テレビ朝日系
4月7日(日)後9・00放送
『特捜9 season2』
4月10日(水)スタート
テレビ朝日系
毎週(水)後9・00~9・54放送