新木優子&高良健吾W主演のフジテレビ系10月期木曜劇場『モトカレマニア』に、山口紗弥加、小手伸也、田中みな実、森田甘路、加藤虎ノ介、大地、井上翔太の7人が出演することが決定した。
本作は、「Kiss」(講談社)で連載中の瀧波ユカリによる同名コミックをドラマ化。元カレの存在を引きずり、“モトカレマニア(MKM)”になった女の子の混乱と暴走と試行錯誤の物語だ。
山口が演じるのは、新木優子演じる難波ユリカが愛読する恋愛小説の作者・丸の内さくら。甘酸っぱい切なさや繊細な恋愛描写が持ち味のさくらの小説の源泉は元カレとの思い出で、さくら自身もユリカと同じく根っからの“モトカレマニア”。心の奥底は素直な女性だが、防衛本能が強すぎるあまり、周囲への攻撃力が高くなってしまうかわいらしさを垣間見せる。
小手が演じるのは、ユリカと高良健吾演じる斉藤真が働くチロリアン不動産の社長・安藤一朗。安藤は、女性へのハラスメントを防止するため、女性とはお酒を飲みに行かない“ハラミ会”(ハラスメントを未然に防ぐ会)を結成するなど、リスクヘッジに敏感な男。だが、ユリカのマニア度の高さは仕事に生かせると考えている。また自身の苦い恋の経験を基に、男目線の恋愛アドバイスをマコチに送るなど部下思いの一面ものぞかせる。
田中が演じるのは、地元の北海道でコミュニティーラジオのパーソナリティーとして活躍しているむぎちゃんこと来栖むぎ。むぎちゃんは地元・北海道を愛し、自分の仕事に誇りを持つ女性。高潔さ故に気持ちを表に出すことができず、周囲に誤解されやすい。だが、誤解されても夢をかなえるために邁進したい、他人にどう思われても構わないという芯の強さを持つ。だがそれ故に、仕事の目標と恋愛の間で揺れ動くことになる。
森田が演じるのは、チロリアン不動産の社員でユリカの同僚・大沢将。大沢は、布団に入ると2秒で寝てしまうなど、本能に忠実な男子でくだらないダジャレを連発する。
さらに、さくらの担当編集者で、さくらに新しい作品の執筆を熱望する新田浩二役を大地、ユリカと親友の周防ひろ美行きつけの“BARネコ目”のマスターで、ユリカとマコチの行く末を優しく見守る増田隆志役を加藤虎ノ介、“BARネコ目”のアルバイトで、空気を読まない軽口でユリカを怒らせてしまう近藤康役を井上翔太が演じる。
<プロデュース 草ヶ谷大輔(フジテレビ 第一制作室)コメント>
「丸の内さくらという役は、人気恋愛小説家という社会的地位の高い女性でありながら、実は新木さん演じるユリカ同様、昔の恋人を引きずってしまっているモトカレマニアです。20代のユリカよりも複雑なこじらせ方をしているアラフォーのさくら役を山口紗弥加さんに演じていただくことで、このドラマの深みが一層増すと確信しております。演出の並木と同い年ということもあり、2人のタッグでアラフォー女性の繊細な心の機微も表現していただけると思っております。また、ユリカとマコチが勤める、チロリアン不動産の社長・安藤役は、“コンフィデンスマンJP”でご一緒させていただいた小手伸也さんにお願いしました。ハラスメントがあふれる現代社会でついつい敏感になってしまい、思わず誰もが“あー、分かる!”と共感してもらえる役になると思います。そして、“謎の女性”来栖むぎ役には、幅広い女性から支持を受けている田中みな実さんにオファーさせていただきました。アナウンサー時代に培われた豊かな表現力とその表情を生かし、いま女優として活躍されている田中さんに今回、“仕事”か”恋愛”かで揺れ動く、働く女性の代弁者になっていただきます。さらにその他、森田甘路さんと加藤虎ノ介さんという演技派俳優に加え、フレッシュな俳優・大地さんと井上翔太さんにも参加していただけることになりました。何が起きるか分からない、予測不能な展開にぜひご期待ください!」
木曜劇場『モトカレマニア』
フジテレビ系
10月スタート
毎週(木)後10時~10時54分
<キャスト>
新木優子、高良健吾、浜野謙太、田中みな実、森田甘路、加藤虎ノ介、大地、上翔太・小手伸也、山口紗弥加 他
原作:瀧波ユカリ『モトカレマニア』(講談社「Kiss」連載)
脚本:坪田文
プロデュース:草ヶ谷大輔
演出:並木道子、相沢秀幸
制作著作:フジテレビジョン
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