『監察医 朝顔』(フジテレビ系)第8話(9月2日放送)から、市川右團次がレギュラー出演することが決定した。右團次は本作が初の月9ドラマ出演で、初の刑事役となる。
右團次が演じるのは、神奈川県警捜査一課に所属する刑事で、昔、平(時任三郎)が捜査一課にいた時の相棒だった神崎譲治。神崎は、性格、行動、笑い声まで、何もかもが豪快で、上にへつらうことなく、仲間思いで現場主義な人情家。そして、ひとたび捜査となると豪腕を振るい、平と同じように、どんな細かいところまでも調べ上げるだけでなく、最後は“刑事の勘”を駆使して、事件を解決に導いていく、温かく優秀なベテラン刑事。
第8話では、朝顔(上野樹里)たちの元に23歳の主婦・山本莉奈(小林由依)の遺体が運ばれてくる。自宅で倒れて亡くなっているところを夫である達哉(渡辺翔太)が発見。通報を受け、野毛山署が自宅に駆けつけるも、莉奈がどうして亡くなっているのか何も分からず、朝顔たちに解剖を依頼する。
解剖の結果、外傷や病変は一切発見できず、朝顔たちも明確な死因が特定できない。一点、気になることと言えば、莉奈が亡くなる前に、貧血とめまいで倒れ、入院をしていたということくらい。ひとまず、朝顔たちは莉奈の遺体から採取された検体を病理検査にかけることにする。
そんな折、達哉が突然、朝顔たちのいる法医学教室にやってくる。達哉は失意に暮れながら、妻が死んだのは入院していた病院のせいだと思う、という疑念を朝顔たちに明かす。
<市川右團次 コメント>
◆初の月9ドラマとなる本作に出演されることになって
「まさか自分が月9に出るとは思ってなかったですね(笑)。もともと、ドラマ経験は深いわけではないですが、こうやってフジテレビさんから声をかけていただくとは思わなくて、非常に新鮮ですし、やはり時代劇とは当然、撮影現場は全く違うわけで、武者修行のような感じですかね(笑)」
◆初の刑事役となることに関して
「刑事という職種をやらせていただくというのは面白いですし、自分の中でまた一つ、新たな引き出しができればいいな、と思っています。歌舞伎でもいろんな役をやらせていただくのですが、刑事役はありませんから(笑)。そして、神崎という豪快な男性を“彼がいると職場が楽しくなる”、そんな風に演じていければと思います」
◆視聴者へのメッセージ
「『監察医 朝顔』は1話からずっと見ていました。事件だけじゃなく、結婚したり子供が生まれたり、食事のシーンがあったりと、事件と並行して家族の世界が描かれているところが、視聴者の方の心を打つんじゃないかと思います。その家族の世界に僕が演じる神崎が、どう絡んでくるのか。神崎は、(朝顔の母である)里子さんのことを知っている、数少ない登場人物の1人です。そこが、これからどのように膨らんでいくのか、僕自身も期待しています」
『監察医 朝顔』
フジテレビ系
毎週(月)後9時~9時54分
©フジテレビ