『監察医 朝顔』(フジテレビ系)で主人公・朝顔を演じる上野樹里と、その父・平を演じる時任三郎がクランクアップを迎えた。
上野と時任は、父娘がそろうシーンでクランクアップ。「上野樹里さん、時任三郎さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手とともに、演出の平野眞から花束が贈られた。
時任は「終わってしまいましたね…もうちょっと、やっていたかったかな、という思いもありますが(笑)。気遣いとか、思いやりのあふれるすてきな現場でした。個人的には至らないことは多々あるんですけど、初じいじ役を楽しくやらせていただいて、とてもとても貴重な時間を過ごせたな、と思っています。それと、樹里ちゃん、いろいろありがとう。家族のように接してくれて、一緒に芝居をしていても、あるいは観客として、一視聴者として見ていても、心を揺さぶられることが多々あって、すごく良い時間を過ごせたな、と思っています。スタッフの皆さんも本当に、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」とあいさつ。
上野は「これまで、本当にいろいろありました。最初からいろんなことがあって、私の見えないところでスタッフの方々が、たくさん動いてくださって、ラストカットも、こんなに素晴らしい環境の中で撮影をさせていただき、本当にありがとうございました。ご飯もいつもおいしくて、現場で暮らしているような感じで撮影ができました。現場は、常に監督やスタッフの皆さんが柔らかい空気を作ってくださって、とても調和の取れたチームで、皆さんが持っている良さが画面に映っていると思います。こんなに温かい作品に携わることができて、とてもうれしいです。そして、時任さん、本当にありがとうございました。最高のお父さんでした。朝顔は私より未来を生きているので、朝顔をお手本にしながら、これからも頑張りたいと思います。皆さん、本当にお疲れ様でした!」と語った。
ついに9月23日(月)に最終回を迎える『監察医 朝顔』。9月16日放送の第10話ラストでは土砂崩れが起こる衝撃の展開に。最終回では、土砂の下敷きになり、多数の死傷者が出ていることが予想されるため、興雲大学法医学教室に応援の要請が届く。朝顔(上野樹里)、安岡光子(志田未来)、高橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、そして夏目茶子(山口智子)の5名が、災害が発生した山梨県に向かう。
現地に入り、すぐさま遺体安置所を作った朝顔たち。一息つく間もなく、朝顔たちの元へ、続々と遺体が運ばれてくる。遺体は泥だらけで損傷が著しく、その痛ましい遺体の状態に、朝顔たちはがくぜんとする。
しかし、法医学者の本分を全うするため、心を奮い立たせ、まずは遺体の検案を始めることに。そんな中、今回の土砂崩れが自然災害ではなく、人災ではないかという疑惑が浮上する。
『監察医 朝顔』最終回
フジテレビ系
9月23日(月)後9時~10時24分
©フジテレビ