BSテレ東の20年1月クールドラマが“コの字酒場”を舞台とした『今夜はコの字で』に決定し、中村ゆりと浅香航大がW主演を務めることが分かった。
本作は、原作・加藤ジャンプ、作画・土山しげるの同名漫画のドラマ化。“コの字酒場”を舞台に、お酒とグルメ、恋愛ドラマを掛け合わせたストーリーが繰り広げられる。
酒豪の田中恵子を演じるのは中村ゆり。偶然とから再会した恵子に「今あなたに必要な場所」と“コの字酒場”を紹介される後輩・吉岡としのりを浅香航大が演じる。共に、民放の連続ドラマ初主演となる。
<田中恵子役・中村ゆり コメント>
気の置けない仲間とおいしい食事とお酒をいただく。大人になると、どれだけそれが豊かな時間なのかを実感しております。
とにかく、食いしん坊でお酒も大好きなので、おいしいご飯にまつわるお仕事頂けないかなー!って日頃から言っていたので、実際にオファー頂いた時には、言い続けてたら引き寄せた!と喜びました。御縁あって信頼できる監督やスタッフさんたちからまた声をかけてくださったこと、安心してお芝居の相手として立ってくれる浅香航大君はじめ、キャストの方々。何より、現場がみんな楽しくてキラキラした顔だったのが本当に印象的です。コの字カウンターという、日本の昔ながらの文化の中で、おいしい食事やお酒とともに、全員が見渡せる、その空間がもたらしてくれる人間ドラマにも、ぜひご注目ください。
幸せな時間を皆様にお届けできると思います!
<吉岡としのり役・浅香航大 コメント>
今までにあまりない、新しい形のドラマだと意気込み、正直、酒場好きの自分にとってはご褒美のような作品で、大変光栄に思いました。
グルメに加えて、“コの字”酒場で繰り広げられる人間ドラマからも目が離せません。仕事終わり、ひとりふらっと飲み屋で一杯、そんな自分自身の延長線上にあるような今作のキャラクターを通し、“コの字”酒場の魅力をたくさんの人にお伝えできればなと思います。
おいしいお酒と肴、温かいお店と人々。そして恋。お楽しみに。
<小林教子プロデューサー コメント>
今回、実在のコの字酒場でロケを行わせていただきまして、制作にあたり、ほとんどすべてのお店をスタッフとは別にひとりロケハンしました(笑)。どのお店も、お店の方とお客さんで紡いできた歴史があり、それぞれのドラマがそこかしこに感じられる。その場所をそのままにドラマの舞台にしてみたら、どうなるか。主演のお二人は見事に飲んで食べてくれ、暑い中、狭い店内で、遮蔽をして、スタッフはカメラを回し続けました。実際の放送は人肌が恋しい季節ですね。大切な人と一緒に飲みたくなること間違いなしです。
さあ、あなたも、一緒に乾杯しませんか?
<ストーリー>
広告代理店「シューエイプロジェクト」で働く吉岡としのり(浅香航大)は、後輩の尻拭いを押し付けられ、楽しみにしていた大学のサークル仲間との飲み会に遅刻してしまう。会は既に終了し、解散した後。失意の吉岡の目に飛び込んできたのは、あこがれの先輩、田中恵子(中村ゆり)だった。フードコーディネーターとして働く恵子は酒場に溶け込んでおり、初対面の人とも打ち解けて飲んでいる。自分はタッチパネルのチェーン店がせいぜい…。そんな吉岡に恵子先輩は、今のあなたに必要な場所だと、とある酒場に一人で行ってみるよう促す。
翌日、恐る恐る居酒屋の扉を開ける吉岡。そこはコの字型のカウンターで、大勢の客でにぎわっていた。おいしい酒と肴、常連客と店の人の丁々発止。いつしか吉岡の心はほどけていって…。恵子先輩に次なるお店を紹介してもらい、コの字カウンターを囲んで一緒に飲むうちに、どんどんコの字酒場にはまっていく吉岡。次第に恵子先輩への想いも募り…。
『今夜はコの字で』
2020年1月6日(月)スタート
BSテレ東
毎週(月)深0・00~0・30
原作:加藤ジャンプ
作画:土山しげる
脚本:タナカトモフミ、久万真路、岩渕崇
監督:久万真路、岩渕崇
主演:中村ゆり、浅香航大
©「今夜はコの字で」製作委員会2020