唐沢寿明主演『ハラスメントゲーム』がSPドラマで復活!「間違いなくパワーアップ」

ドラマ
2019年11月24日
『ハラスメントゲーム』

 唐沢寿明主演『ハラスメントゲーム』が、2020年1月に『ドラマスペシャル「ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女」』(テレビ東京系)として放送されることが決定した。

『ハラスメントゲーム』

 『ハラスメントゲーム』は、2018年10月期に連続ドラマで放送された、唐沢寿明主演、井上由美子原作・脚本のドラマ。社会にはびこるセクハラやパワハラなどのハラスメント事件を、一風変わった手法で痛快に解決するマルオースーパー、コンプライアンス室長・秋津の奮闘を通じて、ハラスメントの神髄に真っ向から挑む。

 今作のテーマは、今話題の“働き方改革”。後日発表されるゲストを迎え、さらにグレードアップした井上由美子オリジナル脚本で臨む。井上脚本ならではの、緻密な構成とキャラクターづくり、そして息をもつかせぬ「大どんでん返し」の数々。また、秋津と過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)の鮫島冴子が繰り広げる対立劇にも注目だ。

『ハラスメントゲーム』

 唐沢演じる秋津は、連続ドラマではスーパー業界大手老舗会社「丸尾ーホールディングス」のコンプライアンス室長だったが、今回は臨時特任社員として本社に帰ってくる。そして、広瀬アリス、古川雄輝、石野真子、喜多乃愛、佐野史郎、髙嶋政宏とおなじみのキャストが再集結する。

<役紹介&出演者コメント>

『ハラスメントゲーム』

■秋津渉役:唐沢寿明
【役柄】
マルオースーパー函館店の店長になって1年たったある日、マルオースーパー臨時特任社員として本社に帰ってくることに。

【コメント】
早くもスペシャル版の放送決定と聞いて、予想外の展開でした。主人公・秋津渉は変わらずブレておりません!連続ドラマではハラスメントの話でしたが、今回のスペシャル版では過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)が出てきます。カトクとのやりとりや関係性も見どころだと思いますし、今、社会問題になっているテーマに今回も切り込んでいきます。次々起こる難題に秋津がどう立ち向かっていくのか、楽しみにしていてください。
また、ほとんどのスタッフが再集結して懐かしかったです。西浦(正記)監督は相変わらずキレのいい演出で、脚本も前回の連ドラよりも間違いなくパワーアップしています。
井上由美子先生の切り口、西浦正記監督の演出が本当に面白いです。サスペンス性、事件性と重いテーマではありますが、秋津のコミカルな面で全体的に丁度良いバランスになっています。シリアスな場面とのギャップが、見ている人には楽しんでいただけると思いますので、ぜひご期待ください。

『ハラスメントゲーム』

■高村真琴役:広瀬アリス
【役柄】
前回、秋津とタッグを組み、数々の事件を解決していたコンプライアンス室の女性社員。

【コメント】
連ドラからスペシャルドラマが続くことは、すごくありがたいことです。前回の終わり方はすごく好きだったので、それからどうなったのか気になっていました。スペシャルドラマとして復活することはすごく楽しみです。台本も読んで面白かったですし、帰って来たなと思いました!連ドラは唐沢さんとバディでいいコンビでしたが、今回はまた連ドラとは違う2人の距離感があり、いいなと思います。でも一緒のシーン少ないんですけどね(笑)。新しいキャラクターも登場し、さらに面白くなっているので、連ドラを見ていた方も見ていない方も、ハラスメントは世間でも色々ニュースになっているので、リアリティーなエンターテイメントドラマとして見ていただければと思います。お楽しみに!

『ハラスメントゲーム』

■矢澤光太郎役:古川雄輝
【役柄】
マルオーホールディングスの顧問弁護士。秋津、高村と共に事件解決に協力。

【コメント】
同じ役をまた演じる事ができる喜びと、キャスト・スタッフの皆様とまたお仕事ができる事をとてもうれしく思いました。今回のテーマが、「過重労働」や「働き方改革」なのですが、普段ニュースを見ていて、このような言葉を最近よく耳にします。見ていただいた方が、今の時代の仕事の在り方をあらためて考えるきっかけになるような作品になればと思います。現場の雰囲気はとても良く、みんなで真剣に、楽しく作品を作り上げていました。久しぶりのハラスメントゲームの現場はとても温かく、お芝居に集中できる環境でした。コンプライアンス室が今回のテーマに立ち向かう姿をお楽しみください。レギュラー放送時から変わらない弁護士ならではの専門用語の多いせりふ、そして秋津さんと真琴とのチームワークにもご注目ください!お楽しみに!

『ハラスメントゲーム』

■水谷逸郎役:佐野史郎
【役柄】
前回では広報&IR担当取締役。今回は、コンプライアンス室長に。

【コメント】
スペシャルドラマの話を聞いて、うれしかったですねえ~。昭和の高度経済成長期のサラリーマンものの映画などで育った世代としては、時代を映す鏡として、会社物語は特別です。役員メンバーなど、変わりましたが、現場も1年たったとは思えず、あれからずっと現場が続いていたかのような印象でした。上司を慕う役員・水谷が、窮地に追い込まれた中、その後どう立ち振舞ったのか、気になっておりました。役員を降ろされてフテくされている水谷…なんだか人格がちょいと変わったのは、孫ができたせい?猛烈に働いてきた会社人間の悲哀を感じていただければうれしいです。今回も社員同士のぶつかり合いや、社外に向けての対応に追われる姿はこれまで通りですが、よりサスペンス性が増した今回のスペシャルドラマ。微かに漂うラブストーリーからも目が離せません!!水谷の好々爺ぶりもお見逃しなく!

『ハラスメントゲーム』

■脇田治夫役:髙嶋政宏
【役柄】
マルオーホールディングス新社長。秋津を信頼している。

【コメント】
連ドラの時から、すごく手応えを感じていたので、スペシャルドラマの話を聞いて、とにかく、うれしかったです。スタッフも約1年ぶりとは思えないほど、前のままの雰囲気でしたね。強いて言えば、女性スタッフが増えて、華やかでした。今回も井上由美子先生の脚本がホントに面白くて、演じていてもワクワクがとまらない撮影でした。それがきっと、皆様にも伝わると思います。今回は、新社長として、本社から指示出している役どころです。例えるならば、敬語を使う「太陽にほえろ!」のボスです!(秋津が行った)函館、行きたかった~!

『ハラスメントゲーム』

■秋津瑛子役:石野真子
【役柄】
秋津渉の妻で、夫に対して歯に衣を着せぬ発言をするが、実はきちんと家族を支えている。

【コメント】
毎回ワクワクしながら放送を観ていたので、SPのお話を頂いた時には、とてもうれしく、今回のお話も台本のページをめくるたび、えっ!どうなっていくの?と展開にワクワクしました。約1年ぶりに、懐かしいスタッフと再会。リラックスした気分で現場に臨める事は私にとって、とてもうれしい事でした。前作から変わらず、文句を言いながらも旦那様を大好きな瑛子さん。とても和やかなシーンにもご注目ください。言葉に出して向かっていけば伝わったかもしれない。働き方より、生き方を改革しろ!!あー、ドキっ!

『ハラスメントゲーム』

■秋津菜摘役:喜多乃愛
【役柄】
秋津渉の娘で、現在海外に留学中。両親を温かく見守っている。

【コメント】
スペシャルのお話を聞いた時は、とてもうれしかったです。昨年の放送で、たくさんの人から、『あのドラマ面白いね!』という声を頂いていたので、スペシャルにも出演させていただくことができてとても光栄です。台本を頂いてすぐに読んだのですが、最後までページをめくる手が止まらなかったです。やはり今回も秋津さんにしかできない、秋津さんらしい問題解決の仕方で、あのスカッっとする感覚が大好きです!今回も変わらず、菜摘は、お父さんに対するあたりは強めです。前回は高校生でしたが、今回は海外に留学しているので、さらに明るくなって成長した菜摘が見られると思います。そして、大好きなお父さんとお母さんのお互いの愛が、とても素敵に描かれているので、そこも見ていただきたいなと思います。連ドラ同様、人を思いながら頑張る秋津さんや、仕事の仲間、そして家族の姿が、皆さんの背中をそっと押してくれると思います。

<田辺勇人プロデューサー コメント>
昨年の10月クール、「パワハラ」や「セクハラ」などさまざまなハラスメント問題に真っ向から挑み話題となった、唐沢寿明さん主演、井上由美子さん原作・脚本の『ハラスメントゲーム』が、来年1月にスペシャルドラマとして帰ってきます!今回のスペシャルでは豪華なゲストを迎え、今ホットな話題でもある“働き方改革”というテーマを中心に、サスペンスありコメディありと二転三転するストーリーでさらにパワーアップしたエンターテインメントをお送りします。年号は平成から令和に代わり、私たちの生活はより便利になり、快適になりました。それは“働く”ということにも当てはまると思います。しかし、ある側面からすると、人間関係が希薄になり、挑戦や失敗が許されないというとても窮屈な時代になってしまったのかもしれません。こんな時代だからこそ働くことや人とつながることの意味を、視聴者の皆さんには感じていただけると制作スタッフの一人としてうれしく思います。次々と襲い掛かる難題に、秋津をはじめとする愛すべきキャラクターたちがどのように立ち向かっていくのか、そして、ドラマの終盤で秋津が放つせりふ。まさに今の時代を生きる人たちに響く一言だと思いますので、最後の最後まで楽しんで頂けると幸いです。あっと驚くゲストの皆さんも出演します。今後の情報解禁をご期待ください!

<スト-リー>
コンプライアンス室長として数々のハラスメント問題を解決してきた秋津渉(唐沢寿明)が、マルオースーパー函館店の店長になって1年たったある日。社長の脇田(髙嶋政宏)から、みなとみらい店で起きた事案を解決してほしいとの特命が下り横浜へ向かう。店長・梶川雅男の話では、従業員の加納初美が店の屋上から自殺を図り入院中。原因は副店長・中村一によるパワハラだという。早急に公表すべきと判断した秋津は、かつてチームを組んだ高村真琴(広瀬アリス)、矢澤光太郎(古川雄輝)と共に解決に向けて動きだす。だが社長・脇田治夫(髙嶋政宏)の会見後、ネットの炎上、客足激減だけでなく、過重労働撲滅特別対策班、通称“カトク”まで動き出す事態に。敏腕労働Gメンの鮫島冴子が店に現れ、労働環境の徹底的な調査を開始するが…。秋津は窮地に陥ったマルオーを救うことができるのか!?

ドラマスペシャル
『ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女』
テレビ東京系
2020年1月放送

原作・脚本:井上由美子
監督:西浦正記
出演:唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、喜多乃愛、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏

©テレビ東京

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