井上真央が柳楽優弥主演『二月の勝者』で8年ぶり日テレ系連ドラ出演

ドラマ
2020年03月01日
『二月の勝者』

 日本テレビ系7月期土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』に、井上真央が出演することが決定した。

『二月の勝者-絶対合格の教室-』は、累計50万部以上の中学受験の実態をリアルに描いた人気漫画をドラマ化。「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」など過激な言動で波紋を投げかけ、常に周囲を圧倒するも「絶対に全員志望校に合格させる」と断言する最強で最悪なスーパー塾講師・黒木蔵人を柳楽優弥が演じる。

 日本テレビ系連続ドラマへの出演は8年ぶりとなる井上が演じるのは、黒木とは対照的な情熱女性塾講師・佐倉麻衣。桜花ゼミナール吉祥寺校に採用された新人講師で、中学教員経験があり、冷徹な黒木の発言や指示に反発するが、黒木の才腕にはかなわない。子供のころから教師に憬れていた彼女は、黒木との出会いとこの塾を通して成長していく。

<井上真央 コメント>

◆『二月の勝者』塾講師役・佐倉麻衣で出演することについて

プロデューサーの熱意に後押しされ、飛び込んでみようと思いました。
原作のような現代のリアリティーを大切にしながらも、ドラマだからこそ描ける部分も大事にしていきたいです。
塾講師としては新米の役ですので、生徒や家族との触れ合い、また目の当たりする現実などを通して、成長していく過程を丁寧に演じられたらと思っています。

◆『二月の勝者』原作を読んだ感想

原作はお話を頂いたときに読ませていただきました。中学受験の経験はないため、縁のないものだと思っていましたが、これまでの受験に抱いていたイメージは変わり、時代の変化を感じるとともに、知らない世界へとすっかり引き込まれました。
脚本の成瀬さんとは「乱反射」以来二度目となります。成瀬さんご自身の経験を生かした世界観が今から楽しみです。

◆共演する柳楽優弥さんについて

このドラマに挑んでみようと思えたのは、柳楽優弥さんの存在も大きかったように思います。どの作品でも存在感があり、真っすぐなお芝居をされる方という印象です。

◆受験についてのエピソード

私の場合はお仕事をしながらでもあったので大変な面もありましたが、家族や友人、先生が一緒になって励ましてくれたり、煮詰まった時には息抜きさせてくれたり、周りの方にたくさん応援してもらえたことを今でも覚えています。

◆本作への意気込み

受験を経験された方、これから迎える方がご自身と重ねながら共感し、皆さんで楽しんでいただける作品になればと思っています。子供たちと共に成長していく思いで頑張りますので、よろしくお願いいたします。

<日本テレビ情報・制作局 次屋尚プロデューサー コメント>

井上真央さんに出演をご承諾いただいたときは、思わずガッツポーズをしました。
利発で芯の通った真央さんのイメージは、原作とはまた違った魅力を佐倉麻衣に添えてくれるに違いありません。
現実的で実利主義な黒木(柳楽さん)とは対照的に佐倉(真央さん)は人情派、ちょっと不器用、真面目で一生懸命。
ドラマ化にあたって、佐倉は新卒社会人一年生ではなく、一度は学校で教師経験を持つ、いわゆるヤメセン(先生を辞めた人)の設定としています。
佐倉は黒木に反発しながらもその都度、自分の弱点や不完全さを発見し成長していきます。また、それぞれの意見のぶつかり合いを通して、子供たちの未来のことや家族のあり方について考えさせられる、そんなドラマを目指していきます。

『二月の勝者-絶対合格の教室-』
日本テレビ系
2020年7月スタート
毎週土曜 後10・00

<あらすじ>
中学受験生のうち「約7割が第一志望に受からない」と言われる昨今。東京都は特に激戦区で、4人に1人が中学受験を経験、しかしいわゆる“都内トップ校”に合格するのは10人に1人程度。ドラマの舞台となる「桜花ゼミナール」は、難関校合格者を数名出してはいるものの、合格実績はあまりふるわない中堅中学受験塾。
一方、都内トップ校合格者の6割を輩出しているという隣接する業界最大手の名門中学受験塾は、一部の優秀な生徒を中心に事業を展開し、下位者はバッサリ切る方針で好実績を叩き出している。桜花ゼミナールは、あくまで生徒一人一人に合った指導と進路指導を展開していたが、今年は御三家(開成、麻布、武蔵)合格者はゼロという惨敗の結果となっていた。そんな桜花ゼミナールのテコ入れのために新たな塾長・黒木蔵人がやってくる。
黒木は業界最大手の名門中学受験塾の元カリスマ講師だった。バケモノ級のトップ塾のトップ講師がなぜこんな中堅塾の桜花ゼミナールに…?そんな皆の疑問をよそに、黒木は着任早々、とんでもないことを言い放つ。「塾は“子供の将来”を売る場所。生徒は“金脈”、その親たちは“スポンサー”だ」と。しかし、黒木は生徒たちの前で堂々と「ここにいる全員を絶対に第一志望校に合格させる」と宣言するのだった。
戸惑う塾講師たちに黒木は問う。子供を合格へ導くのに一番大切なことは何か?黒木は、その答えは「父親の経済力」と「母親の狂気」だと言い放つ。
果たして黒木は、どんな指導で生徒を導くのか。本当に子供たち全員を合格させることができるのか。そして、その先に何を見るのか。

脚本:成瀬活雄
音楽:小西康陽
演出:鈴木勇馬ほか
プロデューサー:次屋尚、大塚英治(ケイファクトリー)
制作協力:ケイファクトリー
製作著作:日本テレビ

公式HP:https://www.ntv.co.jp/2gatsu/
公式Twitter:https://twitter.com/2gatsu_ntv

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