3月9日(月)から5夜連続で放送される『就活生日記』(NHK総合)に出演する泉澤祐希、富田望生、上川周作からコメントが届いた。
この番組は「自己PRが書けない」「SNSで友達の内定を知るたび落ち込む」などの就活生の悩みに寄り添い、そっと励ますミニドラマシリーズ。「学チカ」「0泊3日弾丸就活」「親カク」「お祈りメール」など就活を取り巻く最新キーワードを織り込んだ、笑いあり涙ありの5つのストーリーを5分×5夜連続で放送する。
第1話「ここ掘れガクチカ」には富田、第2話「就活逃避行」には前田旺志郎、小平大智、第3話「0泊3日弾丸就活」には吉田美月喜、第4話「祈られすぎて神に近づく男」には、上川と泉澤、第5話「オヤカクまであと何歩?」には泉澤が出演する。
<一ノ瀬蒼役・泉澤祐希 コメント>
◆蒼を演じた感想は?
最初は「内定が決まっているけど親に言えない、決まっているのに喜べない」というのが分からなくて、親のために働くわけじゃないのだから素直に喜べばいいのにと思いましたが、演じてみて、親のことも思って進路を考えるのはすてきだなって思いました。僕が親のことを全く気にしてないというわけではないですけど(笑)。
◆就活生へのメッセージをお願いします。
就活は苦しいものじゃないと思うんですよ。好きなことを仕事にすることが僕としては大前提なので、そこで苦しむのはもったいないと思います。このドラマを見てもらって、自分と重なる部分や、こうしたらいいのかなという気づきがあったら嬉しいし、就活も楽しんでほしいですね。難しいかもしれないけど、少しでも伝わればと思います。
<佐田華凛役・富田望生 コメント>
◆華凛を演じた感想は?
就活の面接シーンは特にリアルだったので、就活生はこういう気持ちなのかと緊張しました。映画やドラマのオーディションでもすごく緊張するんですが、好きな緊張なんです。でも華凛の場合は焦るほうの緊張でした。こういう状況の中で彼女が生きているということに、私も背筋を伸ばさなきゃと思いながら演じました。
◆就活生へのメッセージをお願いします。
力を抜いて、広く見て、自分が思っている以上にいろんな可能性や入り口があるということを頭の片隅に置いていただければと思います。それから、自分の弱点と思っていた所が実はいい所なんだということに気付けることが絶対あるので、それをうまく見つけていってほしいと思います。長所は短所で、短所は長所なんですよ。自分の良い所も悪い所も見つめることが大事だと思います。
<乾祥平役・上川周作 コメント>
◆乾を演じた感想は?
二十代前半のころは、周りと比べることも結構あると思うんですよね。一歩引いて周りがどう動いていくかを見ながらやっていこうとか。でも一番手で切り込んでいく勇気はないのに、そうやって見ているとどんどん取り残されていく自分がいて。その葛藤は乾という役にも僕自身にもあるものなので、ドラマを見てくれた人たちには、そういう部分で背中を押せたらいいなと思います。善し悪しではなく、こういう人もいるんだなって思ってもらえたら。
◆就活生へのメッセージをお願いします。
就活中の方たちにどういう言葉をかけたらいいんだろうと迷うんですけど、この5分のドラマを見て、少しでもいろんなことに気を張っているところから精神的に楽になってもらいたいなと思います。自分を大事にして、認めてあげられたら、きっと道は決まっていくと思うので。確かめながら進んでいけば絶対に切り開けていくと信じてください。
ドラマ『就活生日記』
NHK総合
3月9日(月)~13日(金)後11・45~11・50(全5回)
作:兵藤るり
音楽:渡邊崇
タイトル画:矢部太郎
出演:泉澤祐希、富田望生、前田旺志郎、小平大智、吉田美月喜、上川周作/矢部太郎、綾乃彩、栗林藍希、皆川猿時、田中要次ほか