上野樹里主演ドラマ『監察医 朝顔2』(フジテレビ系)が、“月9”枠で夏・秋2クール連続で放送されることが決定した。
2クール連続放送は、月9ドラマとしては33年の歴史で初めて。フジ系連続ドラマとしては、フジテレビ開局50周年記念ドラマ『不毛地帯』以来、10年ぶり。また、上野は、本作が初めての2クール連続放送のドラマへの出演となる。
2019年7月期に放送された『監察医 朝顔』は、主人公で法医学者の万木朝顔(上野樹里)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、さまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくヒューマンドラマ。
また、母が東日本大震災で被災し、今なお行方が分からないという、癒えることのない悲しみを抱えている朝顔が、刑事の桑原真也(風間俊介)との結婚、娘のつぐみ(加藤柚凪)の誕生を経て、家族と共に少しずつ悲しみを乗り越えていく姿が感動を呼んだ。
『監察医 朝顔2』は、前作の翌年春を舞台に幕を開ける。変わることなく、興雲大学法医学教室で法医学者として働く朝顔。父の平も変わらず、神奈川県の野毛山署強行犯係で刑事として働き、時間があれば東北に向かい妻の遺体を探していた。
朝顔の夫・桑原は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送り、娘のつぐみは最近になって「弟が欲しい」と朝顔たちにこぼしている。
そんな中、あることがきっかけで、朝顔が平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることになり、新たな物語が紡がれていく。
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本作では、前作と同様に、各話でさまざまな事件と遺体を扱うが、2クール連続という長期放送であることと、自然災害が多発している昨今を鑑みて、前作では描けなかった東日本大震災以外の大規模災害にも朝顔たちは相対していく。
さらに、2020年が終われば東日本大震災発生からちょうど10年を迎えるタイミングである意義を込め、東日本大震災と母の死により深く向き合い、自らが母の“生きた証”を探すことになる朝顔を通して、被災した土地の“今”により具体的に迫り、2クール連続放送ならではの長期的な視点で、被災した方の“心”を見つめていく。
『監察医 朝顔2』
フジテレビ系
2020年夏・秋2クール連続
毎週(月)後9時放送
<出演者>
上野樹里、時任三郎、風間俊介、加藤柚凪 他
<スタッフ>
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ(過去作品:『監察医 朝顔』『サ道』『悪魔の手毬唄』『相棒 season17』など)
音楽:得田真裕
法医学監修:上村公一(東京医科歯科大学)
法歯学取材:斎藤久子(千葉大学)
プロデュース:金城綾香(過去作品:『監察医 朝顔』『悪魔の手毬唄』『グッド・ドクター』『5→9~私に恋したお坊さん~』など)
演出:平野眞(過去作品:『監察医 朝顔』『黄昏流星群』『ショムニ』シリーズ、『HERO』シリーズなど)
制作:フジテレビ
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