2020年3月にCBCで放送された『スナイパー時村正義の働き方改革』全3話の一挙再放送が決定した。
『スナイパー時村正義の働き方改革』は、もしもひそかに世界平和を守る「スナイパー」に労務管理がなされたら?という設定の“働き方改革”にスポットを当てたヒューマンコメディ。スナイパーでも任務のために残業はNG、休日出勤もNG、有給休暇は必ず取得といった働き方改革をスナイパーが実行していく過程で、「働く」とは何か「仕事」とは何かを描く。出演は高杉亘、高田夏帆、脚本は政池洋佑。
尾関美有プロデューサーは「作中では働き方改革の過程で『テレワーク』という言葉が登場します。ドラマの制作中は、これほど近い未来に『テレワーク』という言葉を日本中で毎日使われることになるとは思ってもいませんでした。このドラマの登場人物は、自分の職にプライドを持ち、全うしているスナイパーと人事部の2人。立場や世代の壁に戸惑う、ちぐはぐな2人。それでも同じ的を見ていれば人間は少しずつ変わっていける。愛すべき2人を作り上げる中で、製作側の私たちも少し変われた気がします。世の働く皆さんが『分かる~!』なんて笑いながら、ちょっとだけ変われるきっかけになるドラマであれば、幸せです」とコメントしている。
<あらすじ>
情報機関・JIAのスナイパー時村正義(高杉亘)は真面目な性格でスナイパーとしての腕は一流。何よりも仕事を優先し、家庭を失った過去があるが、世界の平和を守ることを第一に考えている。自分以外のスナイパーのことをあまり信用していないため仕事が属人化しており、ほとんど仕事を一人でこなしている。そんな中、JIA人事部の若手職員・早川カオリ(高田夏帆)が時村の前に現れ、残業時間トップの時村の働き方改革を始める。
「俺たちの仕事は効率を求めるばかりでは成り立たないんだ」と言う昔気質の時村に対して、物怖じせずカオリは言い放つ。「何のために世界の平和を守っているんですか?家庭の平和を守れない人間が世界の平和を守れるんですか?これからは世界の平和を残業ゼロで守ってください」そんなカオリと時村は対立しながらも共に任務を遂行していく中で、働き方改革の本質を探っていく…。
働き方改革ハードボイルドコメディ「スナイパー時村正義の働き方改革」
CBCテレビ
2020年5月2日(土)後2・00~後3・30(全3話)
出演:高杉亘、高田夏帆
脚本:政池洋佑
主題歌:『色彩』ペンギンラッシュ
監督:吉村慶介(共同テレビ)
プロデューサー:尾関美有(CBCテレビ)、栁川由起子(共同テレビ)
番組URL:https://hicbc.com/tv/sniper_tokimura/?ref=pr2