吉川晃司と志尊淳がバディを組んで事件を解決するホラーミステリー『探偵・由利麟太郎』が6月16日(火)から5週連続で放送。
金田一耕助シリーズでも知られる横溝正史の戦後初の本格長編小説「蝶々殺人事件」を含む「由利麟太郎」シリーズを初めて連続ドラマ化。本作が地上波連続ドラマ初主演となる吉川は元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵・由利麟太郎を、そんな由利を敬愛する助手でミステリー作家志望の青年・三津木俊助を志尊が演じる。
今作の舞台は京都で、大阪に本社を構えるカンテレが“オール関西”で制作。カンテレがゴールデン・プライム帯の連続ドラマをオール関西で制作したのは、1985年に放送された『影の軍団 幕末編』以来、34年ぶり。34年前に『影の軍団 幕末編』を共に制作した東映京都撮影所と再びタッグを組み、スタジオセット撮影からロケ撮影など、全て関西地区で行われた。
名探偵を演じ切った吉川は、オファーを受けた時のことを聞かれ「普通の普通のドラマをやるのなら、僕には声を掛けないでしょう」とトボけつつ、「変わったこと、攻めたことをやりたいというプロデューサーや監督の思いを感じました。伝統ある東映京都撮影所を拠点として、映画のようなスケールとこだわりで撮影できた」と手応えを語った。
いっぽう、吉川に「セリフの量では淳が主役」と言わしめた志尊は、「(吉川は)ミュージシャンとしてはもちろん、一人の人間としても何てカッコいいんだろう、ついていきたいと感じていた僕の気持ちと、由利麟太郎先生についていきたいと思う三津木君の気持ちがリンクしているように感じました」とコメント。「撮影を経て、僕と吉川さんの距離が縮まったのと同じように、どんどん近くなっていく由利先生と三津木君のバディ感もお楽しみに」と期待を寄せた。
『探偵・由利麟太郎』
カンテレ・フジテレビ系
2020年6月16日(火)スタート 5週連続特別ドラマ
毎週(火)後9・00~9・54
原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
出演:吉川晃司、志尊淳ほか
脚本:小林弘利 演出・プロデュース:木村弥寿彦 (カンテレ)
プロデューサー:萩原崇 (カンテレ)、森井敦 (東映京都撮影所)、福島一貴 (東映京都撮影所)