テレビ朝日系では、5月13日(水)に『特捜9傑作選』(後9・00)を放送する。
同枠では4月8日からV6・井ノ原快彦が主演を務める『特捜9 season3』がスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って撮影スケジュールに変更が発生。そのため、5月6日からは渡瀬恒彦さんが主演を務めた前身の『警視庁捜査一課9係』シリーズより傑作選をオンエアしている。
5月13日は、2006年放送の第1シリーズ第2話「殺人生録画」を放送。倫太郎(渡瀬)は、警視庁の上層部が集まった会議室に呼び出され、公園で起きた殺人事件の捜査から手を引くよう命令される。お得意のとぼけた調子で返事をごまかす倫太郎だったが、命令に背けば部下にまで影響が及ぶと脅されてしまう。
何の理由もなくそう言われて9係のメンバーが素直に従うはずがなく、浅輪(井ノ原)もそんな命令は聞けない、と意見。しかし、当の倫太郎は「俺、君たちには命令してないよ」としれっとしている。
その矢先、青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)が手足を縛られた状態で発見される。どうやら倫太郎に捜査から手を引くよう命令した裏には公安が関与しているようで、青柳と矢沢の拉致も公安の仕業の可能性が高いと考えられた。
9係のメンバーは、捜査の続行を決意。やがて青柳と矢沢が行方を追っていた男が、戸籍が確定できない架空の人物だと突き止める。この人物の背景にも、公安の存在が見え隠れして…。