A.B.C-Z・橋本良亮が、V6・井ノ原快彦主演の『特捜9 season3』(テレビ朝日系(水)後9・00)の第6話(6月24日放送)にゲスト出演する。
前身の『警視庁捜査一課9係』シリーズから15年目を迎えた人気ミステリー。井ノ原演じる主人公・浅輪直樹をリーダーとする警視庁捜査一課特捜班の個性豊かな刑事たちが、ぶつかり合いながらも事件解決に挑む。
第6話は、老人介護施設を舞台にした事件が展開。橋本が演じる天野祐介は、冒頭から遺体となって登場。顧客の資産を運用するライフスタイルアドバイザーの天野だが、仕事抜きで施設を訪ね、親身に老人たちの世話を焼いていた。しかし、老人たちを苦しめる“裏の顔”があったと判明する。
橋本は刑事ドラマ初出演で、先輩の井ノ原や、鑑識官・佐久間朗を演じている後輩のジャニーズJr./Travis Japanの宮近海斗とも共演。クランクイン初日に撮影した階段を転げ落ちるシーンでは、見事1回でスタントを決めていたという。
<橋本良亮(天野祐介 役)コメント>
◆先輩が主演の作品にゲスト出演される心境いかがですか?
聞いたときはめちゃくちゃうれしかったですね。井ノ原さんが主演というのもありますし、何回もA.B.C-Zの舞台を観に来てくださったことがあり、お褒めの言葉だけでなくダメ出しも的確にしてくださって、そんな井ノ原さんのアドバイスのおかげで自分なりに芝居が良くなった時もあったんです。
今日が撮影初日でしたが遺体役なので(笑)、「井ノ原さんとちゃんと芝居がしたかった! 掛け合いがしたかった!」という気持ちはあります(笑)。次はぜひ、セリフのやりとりがしっかりある形で共演したいです。井ノ原さんはカメラが回ってないところで、犬が好きだとか、動物の話をしてくれました。きっと僕が緊張しているのを気づかれたのでしょうね。井ノ原さんと話しているだけで、ずいぶんと気持ちが楽になり助かりました。
◆初挑戦となる刑事ドラマの現場の雰囲気はいかがですか?
ピリピリとはまではいかないものの、どこか“締まっている”感じがします。まだまだドラマの経験も少ないですし、刑事ドラマだから考えれば当たり前ですけど、パトカーを見たとき「あれ、なんかあったのかな?え、事故!?」と普通に思ってしまって。そのあとで「そうだ、今日は俺が殺されるんだ」と思いました(笑)。
◆いざ、撮影が始まるといかがでしたか?
井ノ原さんに加え、後輩の宮近くんもいるので、正直プレッシャーはありました。先輩と後輩の間に挟まれているじゃないですか。ドラマ中での役割を果たしたかったし、後輩にしっかりしたところを見せたかったし。「宮近くんはどんな感じだろ?」とチラッと見たら堂々と演じていたので、それでまたプレッシャーを感じて(笑)。
◆遺体を演じての感想は?
僕、たまにプライベートで友達に死んだフリのドッキリをやるんですよ。遺体役はまあまあ慣れているつもりなので、ちょっとは自信ありました(笑)。ちゃんと息止めて、心臓を膨らませないようにと意識して。ただ実際、ドラマで演じてみると、考えが甘かったと実感しました。横たわっているだけなのに、こんなに難しいんだと。
それと階段から転げ落ちるところは、アクションが難しかったですね。A.B.C-Zはアクロバットが得意と思われているんでけど、僕はあまり得意じゃないんですよ(笑)。だから監督さんから「すぐにできるでしょ」と言われ、焦っちゃいました。
◆となると、何テイクかされました?
いや、一発で成功させました!頭ぶつけないように、ケガしないように注意して、思い切って転がり落ちました。スタントマンさんからも「やっぱりジャニーズの人はアクションうまい!」とお褒めの言葉を頂きました!
◆天野のどんなところを視聴者やファンの皆さんに見ていただきたいですか?
台本を最初に読んだとき、「悪い奴なのか?」と思ったんですけど、「実はこいつ、優しいんじゃない?」と感じる場面もあって、難しい役だと思ったんです。最終的に僕の中で「こっちの方向性でいきたい」というプランを見つけられました。天野の良いところだけでなく、悪いところもひっくるめて、天野の人間性を表現できる芝居をするつもりなので、期待してほしいです。
僕自身、地上波のドラマに出るのが久しぶりなので、舞台などで経験を積んだ橋本良亮の芝居がどんな風に変化したのかも見てほしいですね。冒頭のところは「橋本、死んでるー」とぜひ楽しんでください!
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