吉川晃司主演ドラマ『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)の第2話ゲスト・柳ゆり菜のコメントが到着した。
本作は、吉川晃司と志尊淳がバディを組んで事件を解決するホラーミステリー。地上波連続ドラマ初主演となる吉川が演じるのは、元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵・由利麟太郎。そんな由利を敬愛する助手で、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助を志尊が演じる。
柳が演じるのは、祇園のクラブ「マダム・シルク」のホステス・神崎美沙子。きつい性格で、同じ店で働くホステスの吉岡エマ(水上京香)を強く敵視し、いじめる存在だ。
<柳ゆり菜 コメント>
◆ドラマの企画・台本を読まれた時の感想を教えてください。
すごく難しいなと思いました。妄想なのか、現実なのか、よく分からないシーンもあって、難解な台本だなと。性格のきつい女の子のオファーを頂くことが多いのですが(笑)、その中でも上位に入るくらいのきつい女の子でした。どう演じようかと最初はとても悩みました。
◆横溝正史ミステリー『探偵・由利麟太郎』作品についてはいかがですか?
ただ怖いだけではなくて、ゾワっと下からはい上がってくるような摩訶不思議な怖さがある作品だと思います。人が持つ怖さや、摩訶不思議な怖さ、悲しみを含んだ怖さなど、事件を解決していくことで分かる単純ではないさまざまな「怖い」部分に胸が締め付けられます。
◆演じられた美沙子の印象はいかがでしたか?
とても強い女の子で…嫌な女の子なんですけど、嫌な女の子に“なってしまった子”なんじゃないかなというイメージで演じていました。エマちゃん(水上京香)みたいなかわいくて、か弱い女の子が周りにいると、どうしても強い女の子って、意地悪な役回りになってしまう瞬間があるんじゃないかなと思いました。根っから悪い子というよりは、性格の強さ故に、だんだん周りの態度とかそういった要素もあって、自分が嫌な女になっていってしまった。そういうイメージです。
◆性格のきつい役を演じられるのはいかがですか?
演じている時は、思いっきり感情を発散するので、スッキリするというか、スカッとはするんです。ただ、意地悪をする理由はきっとあると思うんですけど、人を傷つける瞬間が多いので、あとでちょっとした自己嫌悪になってしまうこともあります(笑)。
◆京都での撮影はいかがでしたか?
京都には撮影で来させていただくことが多いので、なんとなく懐かしいなというか、帰ってきたなという感じになります。(笑)
◆志尊淳さんの印象は?
何度か共演させていただいていますが、志尊くんは柔らかいキュートフェイスに鋭い牙も持っていて、正反対の魅力が合わさっている俳優さんだと思います。今回、共演シーンが少なかったので、放送がとても楽しみです!
◆2話の見どころ、注目ポイントなど視聴者の方へメッセージをお願いします。
『探偵・由利麟太郎』作品の中でも、特に怖い回だと監督に伺いました。恐ろしいシーンも不思議なシーンも多いお話だと思います。ぞくぞくしながら、でもどんどん引き込まれていく内容になっております。ミステリーの世界を楽しんでいただけるドラマだと思うので、ぜひ期待してご覧ください。
『探偵・由利麟太郎』
カンテレ・フジテレビ系
毎週(火)後9・00~9・54
原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
出演:吉川晃司、志尊淳・木本武宏、どんぐり・田辺誠一ほか
脚本:小林弘利
演出・プロデュース:木村弥寿彦(カンテレ)
プロデューサー:萩原崇(カンテレ)、森井敦(東映京都撮影所)、福島一貴(東映京都撮影所)