『Mother』トルコリメイク版が日本初放送!日本版プロデューサーの次屋氏「普遍的なテーマだと実感」

ドラマ
2020年06月23日

 2010年に放送された松雪泰子主演ドラマ『Mother』のトルコリメイク版がCS放送「女性チャンネル♪LaLa TV」で7月20日(月)より日本初放送。予告編と推薦コメントが到着した。

 本作は、実の母親に捨てられた悲しい過去を持つ女性と、母親とその恋人から虐待を受けている幼い子供のつらく切ない逃避行を描いた社会派サスペンス。

 2010年に日本テレビで放送されたオリジナル版『Mother』は、当時5才だった芦田愛菜のほか、山本耕史、酒井若菜、倉科カナ、尾野真千子らが出演した。母性や血縁関係・家族をテーマに作られたこのリメイク版はトルコでも高視聴率を獲得。日本版とは異なる衝撃のラストシーンも見どころ。

 日本での放送開始に際してH. ムラット メルジャン駐日トルコ共和国特命全権大使は、「2010年に日本で大ヒットした本ドラマは、トルコ版となって35か国以上に輸出され、各国の視聴者の方にお楽しみいただきました。日本の皆様にも、ぜひご注目いただきたい作品です」とコメント。

 日本版『Mother』のプロデューサーを務めた日本テレビの次屋尚氏は、「日本のテレビドラマがここまで世界進出するのは初めてのこと。現代社会が抱える問題や家族というものの価値観が世界共通、普遍的なテーマであることを実感します。トルコ版の後半は更にオリジナルのストーリー展開を加え世界観を拡げています。異国で描かれた日本の「Mother」、是非お楽しみください」と語っている。

<動画>
『Mother』予告編

「Mother」ノーカット字幕版(全85話)
7月20日(月)スタート 毎週(月)~(金)前0・00~1・00
※第1話と2話のみ前0・15~1・15
【再放送】 翌日前10・30~11:30(平日のみ)
※第1話と2話のみ7月5日(日)後3・00~先行放送あり
出演:ジャンス・デレ、ベラン・ギョキルデ、ヴァーヒデ・ペルチン、ゴンジャ・ヴスラテリ、ベルカイ・アテシュ、ギュレンアイ・カルカンほか
演出:ファルク・バイハン/ファティフ・アクソイ
脚本:ベルフエレゲノコン・メルヴェギュル

<あらすじ>
実の母に捨てられたつらい過去を持つ写真家のゼイネプ(ジャンス・デレ)は、パートタイムで勤めることになった小学校で、一風変わった生徒メレク(ベラン・ギョキルデ)と出会う。メレクは年齢のわりには体が小さく、体のあちこちにはアザがあった。実は、メレクの体のアザは、メレクの母シューレ(ゴンジャ・ヴスラテリ)の恋人ジェンギズ(ベルカイ・アテシュ)によってつくられたものだった。
ゼイネプは、夜の街にひとりでいるメレクをしばしば目撃する。ふたりで何度か会っているうちに、人懐っこいメレクに対して、現実的で冷めた性格のゼイネプは次第に心を通わせていく。ある日、ゼイネプがメレクの家を訪ねると、信じられない光景を目の当たりにする。なんと、ゴミ袋に入れられたメレクが、家の前のゴミ置き場に捨てられていたのだ。衝撃を受けたゼイネプは、すぐさまメレクを自宅に連れ帰る。本来であれば公的な機関に通報してメレクを保護するはずなのだが、どうしてもそうすることができなかったゼイネプは、メレクを虐待から守るため彼女を誘拐し、母親になる決意をする。ここから、ふたりの逃避行が始まる。

<WEB>
女性チャンネル♪LaLa TV公式サイト: https://www.lala.tv/
特設サイト:https://www.lala.tv/mother/

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