主役“黒猫”の声は山寺宏一!『銀座黒猫物語』7月スタート、世界展開も

ドラマ
2020年06月28日

『銀座黒猫物語』

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと関西テレビが共同制作したオリジナルドラマ『銀座黒猫物語』が、7月より放送されることが決定。山寺宏一をはじめとする出演者も発表された。

本作は、実在する銀座の名店を舞台にした30分(全10話)のオムニバスドラマ。毎回“東京・銀座を住処(すみか)とする一匹の黒猫”が、人生にさまよえる人を銀座の名店に導いていくところから物語が始まる。銀座で繰り広げられる市井の人々を描いた心温まるヒューマンストーリーだ。

主役ともいえる“黒猫”の声は、山寺宏一に決定。その他の出演者は、吉沢悠、岡本夏美、大東駿介、永尾まりや、佐野岳、秋元才加、矢作穂香、竹財輝之助。さらに中国で絶大な人気を誇る矢野浩二、同じくアジア圏に知名度の高い、ねんど大介と、日本国内のみならず、海外に展開するにふさわしい豪華なキャストが集結した。また、ドラマのテーマ曲は、国内外で人気を誇るジャズバンド・JABBERLOOPによるオリジナル曲となっている。

そして、中国のオンラインエンタテインメントプラットフォームのbilibili Inc.によって、今夏、世界に先駆けて中国で配信されることが決定。日本国内では、カンテレが7月16日(木)より放送を開始する。翌日前10時より、カンテレドーガ、TVer等での無料見逃し配信も実施される。

山寺宏一 コメント

山寺宏一

オープニングとエンディングで黒猫の声(ナレーション)を担当させていただきました。心に響くストーリーのカギになるのは実在する銀座の名店。一流のプロのこだわりが、本当に大切な事に気づくきっかけになるという、ユニークかつ説得力のあるドラマです。なんと言っても、全話キャストの演技が素晴らしい!ちなみに店へと導く黒猫も存在感バツグンですが、本編中はしゃべりません(笑)。
心がほっこりした後、銀座を訪れたくなること間違いないです!
どうぞお楽しみに。

JABBERLOOP コメント

JABBERLOOP

「銀座黒猫物語のテーマ」を作曲するにあたり、銀座の持っている最先端、発信地であるイメージと、引き継がれてきた伝統、人情という、対局にあるとも言えるものを掛け合わせるイメージで作りました。新しいけど、懐かしい、そしてカッコいい、それがテーマでした。
案内役の黒猫にいざなわれ、ぜひその扉をノックしてみてください。
僕たちの音楽がそのきっかけになれば幸いです。

番組情報

『銀座黒猫物語』

関西テレビ放送(大阪エリア):2020年7月16日(木)深0・40~
レギュラー放送時間は毎週(木)深0・25~

TOKYO MX(東京エリア):2020年7月21日(火)後8・26~
東海テレビ(名古屋エリア):2020年7月29日(水)深1・02~
青森テレビ(青森エリア):2020年8月10日(月)深0・59~

※無料見逃し配信「カンテレドーガ」及びTVerなどにて7月17日(金)前10・00~配信

<あらすじ>
「地球はまあるい球のよう。ボクが遊ぶボールみたいな。だから全部つながっていて、あなたの知らない場所だって。」
銀座を住処とする一匹の猫。とある人が困ったり、悩んだりしていると、目の前に猫は現れる。
その人が「にゃ~」という鳴き声に誘われてついていくと、その人に合った趣ある銀座の名店にたどり着く。
そして始まる物語。その人の人生が少し明るくなるような…
猫を通して、お店と人をつないでいく、銀座と人の物語、今日はどんな銀座が見つかるのやら…。

<WEB>
公式HP:https://www.ktv.jp/ginza-kuroneko/

©SPEJ KANSAI TV

『銀座黒猫物語』各話出演者&ストーリー

全話

黒猫の声:山寺宏一

第1話 煉瓦亭 編

出演:吉沢悠、高陽子、鴇田蒼太郎、川口和空、増田修一朗/長谷川初範

<ストーリー>
西野健太郎(吉沢悠)は妻の由香(高陽子)と息子の周平(鴇田蒼太郎)と銀座を歩いていた。実の父親の健夫(増田修一朗)の納骨の帰りなのだ。由香が 「周平のランドセル姿を見せたかった」というと健太郎は、親父はそんなこと望んでいなかったと反論する。健太郎と健夫は、父子2人の生活だったが、うまくいっていなかったのだ。
いつも冷えた唐揚げが置いてある子供のころの食卓を思い出していた健太郎。そんなとき、3人の前に一匹の黒猫が現れる。

第2話 銀座夏野 編

出演:岡本夏美、水石亜飛夢、吉田ウーロン太、菅野久夫、牧田哲也/秋山ゆずき

<ストーリー>
中国人のリンユー(岡本夏美)は、銀座の雑誌社で働いている。しかし、ライターとしてうまくいかない日々が続いていた。ホームシックも相まって仕事も出来ず、さらに失敗、やる気が失われていく悪循環。中国の母親に弱みを見せることもできず、孤独感にさいなまれていた。そんな中、銀座の名店特集を任されたリンユー。取材先を探すが良いネタが見つからず、公園で休憩しているところに一匹の黒猫が現れる。

第3話 はち巻岡田 編

出演:大東駿介、吉谷彩子、細井学、松浦佐知子、小西桜子、柴田明良/おかやまはじめ

<ストーリー>
売れないシンガーソングライター竹井洋一(大東駿介)のもとに、母親の裕子(松浦佐知子)から電話がかかってきた。父親の史典(細井学)が倒れたという。洋服のボタン工場を営む父親の仕事を「ダサい」と言ってけんかし、半ば勘当されていた洋一だったが、やむなく病院へ。しかし父親の命に別状はなく、またけんかをしてしまう。しかし、裕子の小遣いをだしに銀座のアパレルメーカーにボタンを届ける役目を引き受けることに…。

第4話 松﨑煎餅 編

出演:永尾まりや、野田美桜、瀬戸さおり、大和孔太、Naggy、山際絵礼奈/宮崎吐夢

<ストーリー>
家長マキ(永尾まりや)は才能あふれるネイリスト。今や独立して、自分の店を持っている。
ある日来店した女性客の希望を無視し、自分のデザインを半ば押し付けて施術を行ってしまう。それがSNSで炎上し、店の客足が途絶える。しかし反省もせず、自分のデザインを否定され文句を言うマキ。愚痴を聞いてもらった友人のさゆり(野田美桜)にも、反省しない態度を指摘され、逆ギレしてしまう…。

第5話 壹番館洋服店 編

出演:佐野岳、竹森千人、伊藤優衣、入江崇史/村松利史

<ストーリー>
中堅メーカーに勤める北野良介(佐野岳)は、優秀だが社内であまりうまく立ち回れず、いつも課長(竹森千人)から嫌がらせとも思えるようなきつい仕打ちを受けていた。
ある日、クライアントに提出するプレゼン資料を課長にダメ出しされ、完全にやる気をなくした北野は、公園で落ち込んでいた。そこに猫の鳴き声が聞こえ、鳴き声の方に行ってみると初老の男性が倒れていて…。

第6話 奈可久 編

出演:秋元才加、結木滉星、内倉憲二、渡辺舞/生島勇輝

<ストーリー>
阪上美恵子(秋元才加)は勤めている商社で重責を任される「できる女」。営業成績もずば抜けており、社内でも一目置かれ、その美貌も相まって「彼氏は医者だ」「アパレルの社長と銀座を歩いている」など噂を立てられるほど目立つ存在。しかし、内実は仕事に必死になって私生活はまったくダメ。男性とのお付き合いも最近ほとんどないといった有様。そんなある日、プレゼンテーションで大きなミスをした美恵子を、後輩の篠原悠人(結木滉星)が「僕の失敗です」とかばった。その後からずっと篠原が気になって仕方なくなった美恵子は…。

第7話 萬福 編

出演:ねんど大介、森田哲矢・東ブクロ(さらば青春の光)、佐藤貴史、伊島空、吉村卓也、篠原悠伸/梅垣義明

<ストーリー>
芸人のモップ大介(ねんど大介)は、デビュー当時こそ得意の大道芸で人気があったがそれに限界を感じて芸風を変えたことで、人気に陰りが出て、仕事がなくなってしまった。ある日オーディションに落ちた大介は、廊下ですれ違った後輩で人気芸人の柏原ヒロト(森田哲也・さらば青春の光)にも気を使われ、内心穏やかではない。公園でふてくされる大介の前に、一匹の黒猫が現れる。

第8話 中村活字 編

出演:矢野浩二、山本浩司、吉岡睦雄、垣雅之/桜木健一

<ストーリー>
志崎哲也(矢野浩二)は、数年前に、大ヒットしたドラマを仕掛けて脚本家として世間に認められた。しかし、最近は良い脚本を書くことができず、業界内での人気もなくなってきていた。ある日のドラマの脚本の打ち合わせでも、プロデューサーに指示された修正をしなかったことで大げんかし、「こんな仕事降りてやる」とたんかを切ってテレビ局を後にし、公園で憂さ晴らしをしていると…。

第9話 夕凪 編

出演:矢作穂香、大地、水越朝弓、松澤匠/芹澤興人

<ストーリー>
春原真衣(矢作穂香)は田舎の広島から東京に出てきて、恋に仕事に頑張るイマドキの女性。都会のセレブに憧れ、日々合コンに精を出していた。突然の残業を急いでこなし、少し遅れて到着した合コン会場の店内で、人にぶつかってこけそうになった真衣を木崎壮太(大地)が抱き留める。胸の高まりを感じた真衣の席の隣に座る木崎。2人は偶然、同じ合コンの参加者だったのだ。木崎の職業は「IT社長」で…。

第10話 奥野ビル 編

出演:竹財輝之助、喜多乃愛、田中美麗、栗原航大/根岸季衣

<ストーリー>
大川武史(竹財輝之助)は銀座で代々営む画廊を、母の登美子(根岸季衣)と経営している。しかし、武史自身には絵画に愛情はなく、あくまでビジネスとして「安く買って高く売る」ものくらいにしか思っていない。ある嵐の夜、ふと目を覚ました武史が、売却が決まっていた1枚の黒猫が書かれていた絵を見ると、なんと絵から黒猫が消えていた。翌日、画廊の庭に、一匹の黒猫がいることを見つけた武史は…。

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