吉川晃司主演ドラマ『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)の第4話、第5話に出演する鈴木一真のコメントが到着した。
本作は、吉川晃司と志尊淳がバディを組んで事件を解決するホラーミステリー。地上波連続ドラマ初主演となる吉川が演じるのは、元警視庁捜査一課長という経歴を持つ白髪の名探偵・由利麟太郎。そんな由利を敬愛する助手で、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助を志尊が演じる。
7月7日、14日(火)に放送される最終章「マーダー・バタフライ前編/後編」は、“由利麟太郎シリーズ”の中でも最も人気のある「蝶々殺人事件」が原作。舞台は小説と同じく、国の重要文化財でもある大阪市中央公会堂がメインとなっており、撮影も今年2月に同所で行われた。
鈴木が演じるのは、オペラ界のスター歌手・原さくら(高岡早紀)のマネージャー・土屋恭蔵。かつては自身もオペラ歌手として活動しており、さくらを長年支えほれ込んでいる存在だ。鈴木がテレビドラマに出演するのは、約2年ぶりとなる。
鈴木一真 コメント
◆オファーを受けた際の感想をお教えください。
まず、企画の冒頭にあった“吉川晃司さんの地上波連ドラ・初主演ドラマ”というのに、ものすごく興奮したのを覚えています。吉川さんとお会いするのは、初めてです。そして、ドラマのお仕事は久しぶりなので、舞い上がらないようにしようと思いました(笑)。今はロサンゼルスに住んでいて、海外を拠点に活動していまして。半年ぶりの日本で、京都は8年ぶりですね。京都は親しみがある街で、一時期は自分の自転車もあるくらい滞在してお仕事させていただいていました。
◆横溝正史ミステリー『探偵・由利麟太郎』作品についてはいかがですか?
吉川さんのたたずまい、あとロングコートなど吉川さんの衣装がとにかくかっこいい。吉川さんの存在で、すべてが成立しているいい作品になりそうだなと感じました。横溝正史ファンは見てくださるといいなと思いますし、プラス、かっこいい吉川さんの新しい世界を感じられると思います。
◆演じられた土屋恭蔵の印象はいかがでしたか?
最初は横溝正史原作ということで、重いキャラクター作りをイメージしていました。ただ、監督が僕の長めの髪の毛を切らずにそのままでいきたいって言ってくださったのが印象的でしたね。そういうイメージなんだなと。あとは、一緒に出演するゲストの方が大鶴義丹さんとか板尾創路さんとか、ものすごくアクの強い方たちが並んでいたので(笑)、油断できないなと。演技プランはたくさん考えましたね。
◆撮影現場での印象的なエピソードはありますか?
僕は吉川さんに憧れて育った男なので、ものすごく緊張していましたが、ものすごい笑顔でごあいさつしてくださって、その優しさに感動しましたね。田辺誠一さんとは、メンズノンノのモデル時代から30年くらいお付き合いがあって、お仕事も何度もご一緒させていただいていたので、すごく安心する仲間であり、またご一緒できてうれしかったですね。志尊(淳)さんや吉谷(彩子)さんら若い出演者の方もすごく演技がうまく、すばらしい方々に囲まれているなと思います。
◆4、5話の見どころ、注目ポイントなど視聴者へのメッセージをお願いします。
もちろん吉川さんですけれども、土屋にもぜひ注目してください(笑)。あやしい役柄ではありますが、あやしい人が多すぎるので、ぜひ怪奇な謎に引き込まれてください!
番組情報
『探偵・由利麟太郎』
カンテレ・フジテレビ系
毎週(火)後9・00~9・54
原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
出演:吉川晃司、志尊淳・木本武宏、どんぐり・田辺誠一ほか
脚本:小林弘利
演出・プロデュース:木村弥寿彦(カンテレ)
プロデューサー:萩原崇(カンテレ)、森井敦(東映京都撮影所)、福島一貴(東映京都撮影所)