7月7日(火)後10・00よりスタートする火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)のリモート会見が行われ、主演の多部未華子、共演の大森南朋、瀬戸康史が出席した。
本作は、国内最大級の電子書籍サイト「コミックシーモア」のWEBコミックを原作に、仕事はできるが家事は苦手な生活力ゼロのアラサー独身女性・メイ(多部)が、ひょんなことから“おじさん家政夫”のナギサさん(大森)を雇い、安らぎや温かみを感じていくハートフルラブコメディ。メイの仕事も恋もかき乱していくライバル会社の田所を瀬戸が演じる。
演じる役柄について、主演の多部は「仕事が忙しいから家事がおろそかになったり、家事をしようと頑張りすぎると細かいところまでやろうとして結局何も手が付かなくなったり、そういう1つひとつに共感しながら演じています」と語った。
“スーパー家政夫”のナギサを演じる大森は「ナギサは人のために生きようと頑張っている人。基本的に真面目っていう部分は自分と似てると思います(笑)」と、瀬戸は「田所は仕事もできて性格もいいというパーフェクトな描かれ方をしている。演じるに当たって、優しさや真面目な人柄が出るように、裏がないようなメイとの接し方を心掛けています」とそれぞれ語った。
ナギサさんのようなスーパー家政夫がいたら、お願いしたい事を問われると「窓拭きをやってほしいです。難しくないですか?水滴が残ったり」と多部。すると家事が得意だという大森が「新聞紙のインクがガラスの表面をコーティングしてくれるからいいって知ってました?」と豆知識を披露するひと幕も。
また、家が散らかっていたら気になるかという質問に「気になります」という男性陣に対し、多部は「気になりませ~ん!散らかってんな~とは思いますけど(笑)」と発言。「一気にやるタイプなので。片付けたいと思ったら、メイと同じで、全部出して、棚を空にしてからやりたいタイプなので時間がかっちゃうんです」と語り笑いを誘った。
再放送されていた『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディングで多部が“恋ダンス”を披露したことが話題に上がると「練習は2時間、3時間ぐらい。ガチで練習したのは前日ロケしながら30分ぐらいです。振り付け動画を頂いてスタッフ皆で見ながら、『これは指が1本なのか、2本なのか…』とか、そういうことを巻き戻しながら現場で。プロデューサーさんがスパルタで、『間違えたらもう一回だから!』とか、『なるべく振りを大きく』とかって言われて、すごいプレッシャーの中でやりました(笑)」と裏話を明かした。
続いて“おじキュン”のキャッチフレーズもついている本作にちなみ、大森演じるナギサさんの“キュンポイント”を問われた多部は「やっぱり安心感からくるキュン。突然キュンってくるんじゃなくて、安心している中にさりげないおじさんのキュンがある気がします。あとは表情。1話を見て、大森さんの顔のお肉ってこんなに動くんだって思ったんです」と。
瀬戸も「分かるー!」と同意し、「“完璧の中にある隙”表情で言うと目がキュンポイント。ナギサさんがメイちゃんのマンションを歩道橋から見つめる目が、優しそうなだけどミステリアスで、ああいうところもキュンポイントだと思います」と紹介した。
それを聞いた大森は「いてもたってもいられない(笑)」と照れつつ「表情の件は、小学生の時から人よりいろんな顔できるなって自覚してましたね。今言われて思い出しました」と語った。
会見の最後に、瀬戸は「新感覚でもあり、どこかほっこりするような作品。こういう世の中で不安な毎日を過ごされてる方も多いかと思いますが、この作品を見てほっとしたり、リラックスしていただいたり、明日からも頑張ろうと思っていただけたらうれしいです」、大森は「楽しく笑って見られるドラマ。僕のコメディエンヌとしての才能が開花していると思うので、ぜひお楽しみください」と見どころを紹介。
多部は「ほのぼのとしたキャストでお送りしております。別に大きい事件があるわけじゃないし、ハラハラはある意味するけど、すごく楽しいハラハラで。世代問わずすごく単純に楽しく見ていただけるドラマになっているし、一週間に一回の息抜きになればいいなと思うので楽しんで見てください」とPRした。
番組情報
『私の家政夫ナギサさん』
TBS系
2020年7月7日(火)後10・00
初回は15分拡大で放送