水沢林太郎 コメント
◆雨宮順平という役柄を演じてみていかがですか?
難しかったです。僕は今17歳ですが、学生ではない社会人の役は初めてでした。これまで演じてきた役は、僕自身が少しは経験したことのある部分が多かったので、最初はいろいろ戸惑いました。あと、雨宮順平は新人でとても不器用な男性なので、それを表現するのも難しかったです。
◆役作りで参考にされたことはありますか?
本屋さんに行って、“新社会人の心得”みたいな本を読みました(笑)。見た目からやっていこうと思って。“ネクタイがちょっと長い”とか、外見で新社会人に寄せられるところはまず寄せようと思いました。
◆では、吉川晃司さんの印象を教えてください。
父が吉川さんの大ファンで、吉川さんみたいになりたいって本当によく言っていました(笑)。父は、吉川さんのコピーバンドもやっていたみたいで、吉川さんにもこのお話をさせていただきました。今回、共演できて父が一番喜んでくれています。父から吉川さんのいろいろなエピソードを聞いていたので、すごい方だとは当然思っていたのですが、実際お会いしてみて、まず“とんでもないな”と思いました。あの存在感。背中が大きい。あの背中は“人の体じゃない!”って思いました(笑)。あんなに、大きい背中を見たのは、初めてでしたね。
◆主人公である由利麟太郎とお名前が同じ林太郎(りんたろう)で、ご縁があるなと…。
林太郎は、本名なんです。父親がつけてくれたみたいです。最初台本を頂いた時、びっくりしました。「由利麟太郎? え? 同じ名前だ!」って思いました。
◆撮影現場での印象的なエピソードはありますか?
ほぼ初めましての方々ばかりでしたが、たくさんの先輩方とお話しさせていただき楽しかったです。あと、吉川さんにプロレス技をかけられたのが思い出深いです。絶対作品に関係ないだろうというポーズをたくさんしました(笑)。
◆4、5話の見どころ、注目ポイントなど視聴者へのメッセージをお願いします。
とにかく、面白いです。現場では、細かいところまですごく力を入れて撮影されているので注目していただければなと思います。僕の役は…ダメダメな男です。何を考えているか分からない役です。そして、最後の最後にはとんでもないことが起こりますので、最後まで見ていただければと思います!
ドラマ情報
『探偵・由利麟太郎』
カンテレ・フジテレビ系
毎週(火)後9・00~9・54
原作:横溝正史「由利麟太郎シリーズ」
出演:吉川晃司、志尊淳・木本武宏、どんぐり・田辺誠一ほか
脚本:小林弘利
演出・プロデュース:木村弥寿彦(カンテレ)
プロデューサー:萩原崇(カンテレ)、森井敦(東映京都撮影所)、福島一貴(東映京都撮影所)