草彅剛が2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』に出演することが決まった。
大河ドラマ60作目となる本作は、吉沢亮主演で新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一の波乱万丈な人生を描く。脚本は連続テレビ小説『風のハルカ』『あさが来た』などの大森美香が担当する。
草彅が演じるのは、徳川幕府最後の将軍・徳川慶喜。水戸藩主・徳川斉昭の七男に生まれ、一橋家を継ぎ将軍となる。側近・平岡円四郎の目利きで渋沢栄一と出会い、財政改革に手腕を発揮した栄一を重用する。
慶喜と栄一の厚い信頼関係は、幕府終焉の時を迎えてからも終生に及んだ。『青天を衝け』では、そんな慶喜と栄一の出会いから、2人の物語がパラレルに展開していくという。
草彅は「今回発表された出演者の方々と一緒にお芝居ができることに幸せを感じています。頂いた台本からはエネルギーをすごく感じていて、パワーのあるストーリーを感覚を研ぎ澄ませて演じ、皆さんの記憶に深く残る徳川慶喜にしたいです。慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています」と意気込みを語った。
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