東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」シリーズ第28弾『13(サーティーン)』に、オリエンタルラジオ・藤森慎吾が出演することが決定した。
本作は、イギリスでブームを巻き起こしたBBCの人気ドラマをリメークしたクライムサスペンス。桜庭ななみが主演を務め、浅野妙子が脚本を担当する。
13歳の時に行方不明となった少女・百合亜(桜庭)。それから13年後、突如家族の元に戻ってきた百合亜を待っていたのは、様変わりした世界だった。家族はバラバラになっており、少女の生還は人々の運命を変える。見た目は26歳、精神はまるで13歳のころから止まったかのような百合亜の言動は、周囲の人々を翻弄し、その運命を狂わせていく。
藤森が演じるのは、百合亜の13年間を奪った誘拐犯・黒川一樹。母親からネグレクトされていたため、愛情に飢えており、百合亜を失ったことから驚きの行動に出る、という役どころだ。
藤森慎吾 コメント
これまで“コソ泥”みたいな役はありましたが、「13」で演じる黒川一樹のような本格的な犯罪者役は初めてです。作品もシリアスな内容で、とても面白そうだなと思いました。複雑な役で、自分自身の人生経験では全くないことですから、気持ちの作り方をどういう風にしたらいいのかなと考えました。一樹は、純粋な思いをちょっと歪んだ形で相手にぶつけてしまうのですが、こういう純粋すぎる人って正直怖いなと思います。「逢いたかったよ、ゆりりん」とか一樹独特の怖いセリフも多く、どういう風に言えばいいのか悩みましたが、本番に臨んだ時の自分の気持ちを信じて演じました。視聴者の皆さんにも「藤森、ちょっと怖いなぁ」と言ってもらえるように頑張りたいですね。
衣装を着て髪形を整えたときに監督が「(眼鏡は)なしでいいんじゃないですか?」とおっしゃったので眼鏡は外しました。眼鏡なしでの出演は、初めてだと思います。でも実は僕、そんなに眼鏡姿にこだわりがあるわけでもないので、ご要望があれば応じるスタンスなんです。眼鏡なしの姿を視聴者の皆さんが新鮮だと言ってくれるのであればそれはそれでうれしいですが、単純に心配なのは僕の出演に気づいてもらえるかどうか(笑)。「誰だったんだ、あの犯人」って、話題になってもらっても全然いいんですけどね。
ドラマへの出演が決まると、枕詞のように「監督からチャラ男を抑えるように言われました」とネタで言うんですが、実は一度も要求されたことはありません。俳優として、チャラ男ではない部分を期待されているのかなという気がしますし、本当のことを言うとチャラ男自体、作っていますからね。本当の僕は人見知りでシャイですし、お芝居をしてる時の方がリアルな藤森ですよ。今回もリアルな藤森をお楽しみいただけるとうれしいです!
番組情報
『13(サーティーン)』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2020年8月1日スタート
毎週土曜 後11時40分~深0時35分(予定)
全4回(予定)