石原さとみ主演の木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の第3話(7月30日(木)放送)に浅利陽介がゲスト出演することが決定した。
本作は、日本の連ドラ史上初となる、病院薬剤師を主人公にした新・医療ドラマ。萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどり(石原さとみ)が、新人の相原くるみ(西野七瀬)、先輩の瀬野章吾(田中圭)ら薬剤部の面々と共に、患者の“当たり前の日常”を守るために奮闘する姿を描いていく。
第3話で浅利が演じるのは、生徒思いで心優しい、萬津小学校の先生・新田奏佑。慢性糸球体腎炎の持病がある新田は、校庭を走っている途中に倒れ、萬津総合病院の救急に搬送される。
病院で意識を取り戻した新田は、処置中にもかかわらず、慌てた様子で帰ろうとする。みどりは倒れた原因も判明しないまま帰すわけにはいかないと、新田に入院するよう伝え、取り乱す新田をなんとか説得する。
みどりが新田に現在服用している薬について聞くと、大量の薬を服用していたことが判明。さらに新田に薬を渡している薬局「ナカノドラッグ」が、食前に服用する薬を食後のものとまとめていたり、本来やってはいけないような服薬をさせていることが判明。みどりはその仕事の粗末さに怒り、ナカノドラッグに電話で問い合わせると、無気力そうな男性に適当にあしらわれ、電話を切られてしまう。
浅利陽介 コメント
◆台本を読んだ感想
「1日3回飲む薬を“寝坊したから今日は2回でいいや”って言うのは止めようと思いました。“お薬”は医療と患者を結ぶものなのだと、再確認しました」
◆演じる役柄について
「新田奏佑の“転機”を全力で演じさせていただきました」
◆およそ8年ぶりの石原さとみとの共演について(『リッチマン、プアウーマン』(2012年7月期)以来)
「さとみちゃんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしていました!とっても居心地が良かったです。僕が自分のせりふを間違っても止めずに強引に(撮影を)進めたことがあるですが、そこにもしっかり付き合ってくれて感謝です!!」
◆『コード・ブルー』以来の医療ドラマ出演となりますが?
「ストレッチャーに乗せられて“1、2、3”の掛け声を聞いたとき、“新鮮だなぁ~”と思いました。今回は患者なのでね…(笑)。撮影現場には『コード・ブルー』のスタッフさんたちもいたので、とても楽しいひと時を過ごせました」
◆楽しみにされている視聴者の方へのメッセージ
「病気やけがは体だけでなく、気も病ませてしまいます。そういう経験は僕にもありますが、その時出会った人、時間は思い出として僕の生きる力になっています。新田先生にこの思いを吹き込みましたので、ご覧いただければ幸いです」
プロデュース・野田悠介(フジテレビ第一制作室)コメント
「病を患って以来、自分が追い求めていた理想の教師からどんどん遠ざかっている新田。彼は理想と現実の間で葛藤しながらも、それでも理想を追い求めていく。生徒の前で見せるチャーミングさと生徒のために努力する人間臭い部分を浅利陽介さんがすてきに演じていただきました。浅利さん演じる新田の“生徒への思い”にぜひご注目ください!」
番組情報
木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系
第1話:7月16日(木)後10時~11時09分放送 ※15分拡大
第2話:7月23日(木)後10時~11時09分放送 ※15分拡大
第3話:7月30日(木)後10時~10時54分放送
毎週(木)後10時~10時54分
<第1話(7月16日(木)放送)あらすじ>
葵みどり(石原さとみ)は萬津総合病院薬剤部で働くキャリア8年目の病院薬剤師。同じ薬剤部の刈谷奈緒子(桜井ユキ)の指示の下、羽倉龍之介(井之脇海)や工藤虹子(金澤美穂)ら病院薬剤師たちが、山のように舞い込んだ処方箋を一つ一つ確認し、調剤、監査といった膨大な作業量をスピーディーにこなしていく。
ある日、薬剤部に新人の相原くるみ(西野七瀬)がやってくる。人手不足に頭を抱える薬剤部にとっては明るいニュースだが、「向いてなかったら辞めようと思ってます」ときっぱり言い切るくるみ。
薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)がくるみを連れて院内を案内していると、救急センターに心停止の急患が運ばれてくる。そこでくるみは、医師や看護師と連携して緊急処置に当たる病院薬剤師・瀬野章吾(田中圭)とみどりの姿を目の当たりにする。
<出演者>
石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂/真矢ミキ/迫田孝也、池田鉄洋、でんでん・田中圭
<スタッフ>
原作:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充
(『月刊コミックゼノン』連載/コアミックス)
脚本:黒岩勉
主題歌:DREAMS COME TRUE『YES AND NO』
音楽:信澤宣明
プロデュース:野田悠介
演出:田中亮、相沢秀幸
制作・著作:フジテレビ第一制作室
©荒井ママレ/NSP 2018