松岡茉優が2020年9月スタートの火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』で、TBS連続ドラマ初主演を果たすことが分かった。
本作は、“清貧”という価値観で生きるアラサー女子が、おカネ修行を通してひと夏の恋物語を繰り広げる完全オリジナルの“じれキュン”ラブコメディー。
中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主人公・九鬼玲子は、ある過去が原因で“清貧”という価値観で生きるアラサー女子。金銭感覚が独特で、お金の価値ではなく、自分が愛する“モノ”の本質を大切にして暮らしている。
玲子が勤めるおもちゃメーカーの御曹司・猿渡慶太は“浪費”にかけては天賦の才能を持った男。営業部に在籍していたが、浪費のしすぎで玲子がいる経理部に異動になる。
そんな金銭感覚が両極端な“清貧女子”と“浪費男子”が出会い、ひょんなことから鎌倉にある玲子の実家に慶太が住み込むことになる。
主人公の清貧女子・九鬼玲子を演じるのは、TBS連続ドラマ初主演となる松岡茉優。玲子が働く経理部に異動になった、お金にルーズな浪費男子・猿渡慶太を三浦春馬が演じる。
また、玲子の初恋の相手・早乙女健役で三浦翔平が共演。早乙女は、公認会計士の資格を持ち、そのイケメンすぎる容姿を生かし「お金の専門家」としてテレビ番組で人気コメンテーターとしても活躍する“顔面を金に換える男”。玲子が清貧になった過去の出来事を知る存在で、玲子から15年もの間想われているが、キラキラした表の顔の一方で謎めいた裏の顔を持つ。
さらに、慶太の後輩のドケチ節約男子・板垣純役に北村匠海。ある理由で将来の貯蓄に大きな不安を抱く「恋よりお金」な“ドケチ節約男子”で、あるきっかけで玲子に恋をしていく。
主演・松岡茉優 コメント
ドラマでオリジナルストーリーに挑戦させていただくということが久しぶりなので、ドキドキしながら台本を読んでいるのですが、私たちもまだ知らないラストがあるのでわくわくしながら撮影に挑んでおります。『おカネの切れ目が恋のはじまり』という、「おカネと恋」、『カネ恋』っていうラブキュン物語なのですが、私が演じる玲子さんと三浦さんが演じる慶太の成長物語として、ほころんでいる2人がどんどん成長していくところも注目していただきたいポイントです。
三浦さんと私では、普段も違う性格な気がするので、二人三脚で、この暑い夏、そしてこの状況ですけど乗り切っていきたいなと思っています。私演じる玲子さんはあんまり自分の世界から出たくなくて、静かに生きていきたい人なのですが、三浦さん演じる慶太が現れて、ズカズカと土足で踏み込んで、玲子の大事な世界をぶっ壊していきます。でも、ぶっ壊してもらうことで玲子はさまざまな喜びや楽しみやうれしさ、わくわくする気持ちを覚えていきます。ぜひ視聴者の方にはご自身と照らし合わせながら、玲子が人としての喜びを得ていく様子を見守っていただきつつ、おカネの使い方に関しても役立つプチ情報が入ってますので、おカネの部分と恋の部分とそして2人の成長物語を楽しんでいただけたらうれしいです。
癒される火曜日になってほしいと思います。
三浦春馬 コメント
このドラマは、松岡さん演じる玲子が、それぞれの登場人物が抱えるほころびを気持ちいいくらいに繕っていくプロセスがとっても愛らしく、心地いい解決策を毎話ごとに生み出していくので、僕自身も台本を読み進めるのがとても楽しみでした。
僕が演じさせていただく役どころは、玲子の働く会社の御曹司なのですが、彼のキャラクターはとても気持ちの良い青年で、すごくポジティブです。ただおカネの捉え方に関しては少し突き抜けているので、登場人物のセンシティブな金銭感覚や問題に関して土足で軽快に乗り込んで、前を向かせようとする部分があり、ポジティブにかつ嫌味なく演じるのがすごく難しいなと感じています。
松岡さんとも現場で話し合いをしながらアイデアを出し合って、よりよい「猿くんと玲子さん」のコンビネーションみたいなものを築き上げていきたいと思うので、皆さん楽しみに待っていていただけたらと思います。
三浦翔平 コメント
今回演じるのは、おカネのカリスマということで、序盤はすごく爽やかにニコニコしながら、いい青年を演じているのですが、物語が進んでいくにつれていろいろと早乙女のほころびが出てくると思いますので、そこをうまく演じることができればいいなと思います。
火曜10時の枠でラブコメとのことで、キラキラした作品になればいいかなと思います。
早乙女という役を通して、この作品のいいスパイスになればと思いながら演じています。見てくださっている人々が元気になれるような、笑って、泣けるところは泣いて、明日への活力になるようなドラマになればいいなと思いますので、ぜひお楽しみにしていてください。
北村匠海 コメント
今回僕が演じる板垣純は、最初は“堅いやつ”かなって思っていたんですが、意外とそうではない部分もあるので、全話通して“かわいらしく憎めないやつ”として演じられたらと思っています。1話から純が何を抱えているのか描かれますが、話を重ねるごとにかわいらしかったり、コミカルな部分もあるので楽しみです。
おカネは身近なものではあるけれど、人それぞれ価値観がすごく違うと思うので難しい部分もありますが、見てくださった方々がパーッて明るく笑顔になれるように、ドラマを通してエネルギーを発信できたらいいなと思っています。精いっぱい演じて、ほっと温まる、心にいつまでも残ってくれるような“癒し”作品にしたいです。
脚本家・大島里美 コメント
お金にまつわる“ちょっと困ったほころび”をもつキャラクターたちのラブコメディです。
ほころびを抱えた人々が、お金とままならぬ現実に振り回されながら、健気に奮闘するかわいらしいドラマになっていると思います。
舞台がおもちゃ会社なのでいろんなお楽しみもあります。さまざまなつっこみどころを笑っていただけましたら幸いです。
プロデュース・東仲恵吾 コメント
「お金と恋」、一見すると正反対のものに見えますが、実はお金の使い方と恋の仕方は共通するものなんじゃないかと思い、お金に対して正反対の価値観を持つ2人が恋愛していく話を、今回完全オリジナル脚本で描いていきます。
主人公の玲子は、はたからみればケチに見えるけど、本当はすべてのものを“清く”使い、“一途”で“愛がある”人です。そんな玲子を想像していく中で、松岡茉優さんが浮かびました。松岡さんが演じたらと考えたら、玲子という人物像がどんどん立体的に深まりました。
そして、そんな玲子と正反対の浪費家だけど、そっと寄り添う優しさと底抜けの明るさを持つ慶太をイメージした時に、三浦春馬さんの屈託のない笑顔がぴったりだと思いました。
当たり前だった日常が失われて、今までの価値観が様変わりしている今だからこそ、主人公・玲子が貫く日常のかけがえのない清らかな幸せに対して感謝する“清貧”という考え方は共感が持てると思います。
そして、三浦翔平さん、北村匠海さんをはじめとして、この物語に出てくる登場人物は、皆、お金の使い方がどこか変で、恋愛でも、人としても、“ほころび”がある人たちです。でも、そんな人たちが“ほころび”を抱えつつ、懸命に生きる姿はとてもかわいらしく、明日からも頑張ろうという元気を与えてくれます。
そして、「好きが深すぎる玲子」と、「好きが多すぎる慶太」という価値観の違う2人が、お互いを想いあい、お互いの“ほころび”を一緒に“繕う”、 2人の不器用なじれキュンラブストーリーを、ぜひお楽しみください。
番組情報
火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』
TBS系
2020年9月スタート
毎週(火)後10・00~10・57
<出演者>
松岡茉優、三浦春馬、三浦翔平、北村匠海
<スタッフ>
製作著作:TBS
脚本:大島里美(『あなたには帰る家がある』『凪のお暇』)
プロデュース:東仲恵吾(『重版出来!』『グッドワイフ』『グランメゾン東京』)
演出:平野俊一(『カンナさーん!』『あなたには帰る家がある』『インハンド』)
木村ひさし(『A LIFE~愛しき人~』『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ)
土井裕泰(『凪のお暇』『カルテット』)
<あらすじ>
中堅おもちゃメーカーの経理部で働く主人公・九鬼玲子は、過去のある出来事が原因で、“清貧”という価値観で生きるアラサー女子。そんな折、めったにものを買わない玲子が買い物をする、「お迎えの日」がやってきた。古道具屋でひと目ぼれした1680円の豆皿を1年間、何日も店に通い、じっくり考えて、やっと買う決意をしたのだ。部屋をきれいにし、豆皿を置くスペースを作り、お金をちょうどの金額に準備して古道具屋に向かう。愛しい恋人とようやく結ばれるかのごとく店に入ろうとした玲子だが、女性を連れた派手な装いの若い男が、バーベキュー用にとその豆皿を雑に購入していく姿を目の当たりにする…。その男は、なんと玲子が勤める会社の御曹司・猿渡慶太だった。
数日後、玲子の働く経理部に、自分から豆皿を奪った慶太がやってきた。慶太のひどい浪費ぶりに社長である父が激怒し、お金の勉強のため経理部に異動になったという。
玲子は不本意にも慶太の指導係に任命され、慶太に対する玲子のおカネ修行が始まる。
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