堺雅人主演の日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)に、江口のりこ、筒井道隆、柄本明らが出演することが決定した。
8月9日放送の第4話で、東京セントラル証券営業企画部部長・半沢直樹(堺雅人)が、IT企業・スパイラル社の買収をめぐる東京中央銀行との全面抗争で電脳雑伎集団の粉飾決算を暴き、黒幕である三笠副頭取(古田新太)と伊佐山部長(市川猿之助)に渾身の“倍返し”を叩きつけた。
その功績が認められ、半沢は営業第二部の次長として東京中央銀行本店に戻ったものの、すぐに中野渡頭取(北大路欣也)から、帝国航空再建プロジェクトへの参加を言い渡される。
帝国航空は日本の空輸を担い、まさに国を代表する大企業だが、近年の経営状態は決して芳しくなく、労働組合やOBの力が強いため大胆な改革もままならず、もはや破綻寸前にまで陥っていた。
しかも、その裏では暗躍する政治家や政府の思惑などが複雑に絡み合い、「国家」という大きな陰謀がうごめいていることが分かったところで幕を閉じた。
8月16日放送の第5話から描かれる、帝国航空再建をめぐる「銀行vs国家」の戦いでも、半沢の前に強大な敵が立ちはだかる。
女性初の総理大臣候補として期待され、進政党の顔と呼び声の高い国土交通大臣・白井亜希子を演じるのは江口のりこ。帝国航空の再建をめぐって、“半沢潰し”の急先鋒として鋭く斬り込んでいく。
江口演じる白井大臣が立ち上げた再生組織、帝国航空再生タスクフォースのリーダー・乃原正太役を務めるは筒井道隆。やり手弁護士の乃原は、常に相手を小馬鹿にしたような高圧的な態度を取り、中野渡頭取に対しても脅しをかけるような人物だ。
帝国航空のメインバンクである開発投資銀行の企業金融部次長・谷川幸代役を演じるのは西田尚美。“鉄の女”の異名を持ち、政府にも一目置かれている彼女は、半沢が作成した帝国航空再建案をめぐって激しく対立することに。
そして、破綻寸前の帝国航空の経営陣には、社長の神谷巌夫役に木場勝己、財務部長の山久登役に石黒賢。
本店に戻った半沢と帝国航空再建の案件を共に進める若手バンカー・田島春役を入江甚儀、白井大臣の秘書・笠松茂樹役を児嶋一哉が務める。
再建プロジェクトに、東京中央銀行ニューヨーク支店から加わった紀本平八常務を演じるのは段田安則。冷静沈着だが底が知れない彼は、半沢の敵となるか味方となるか現時点ではまったく分からない役どころだ。
そして、白井大臣を支援する進政党の大物議員・箕部啓治を柄本明が演じ、得体の知れない恐怖を放つ大物政治家として半沢に容赦なく牙をむいていく。
人物相関図
番組情報
日曜劇場『半沢直樹』
TBS系
毎週日曜 後9・00~9・54
©TBS