白石聖、初のホラー作品に「ひと皮むけるきっかけに」『恐怖新聞』8・29スタート

ドラマ
2020年08月26日

『恐怖新聞』

8月29日(土)よりスタートするオトナの土ドラ『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を務める白石聖が、本作に対する思いや撮影中のリフレッシュ法を語った。

1970年代に空前のオカルトブームを巻き起こした、つのだじろうによる戦慄のコミック「恐怖新聞」をジャパニーズホラーのレジェンド・中田秀夫が現代にリブート。未来に起こる災厄を予言し、読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになった女子大生の、死と隣り合わせの悪夢を描くルール系ホラー。

白石が演じるヒロイン・詩弦は、京都の大学に通う2年生。念願の一人暮らしを始めた途端、恐怖新聞が届くようになるが、ある事をきっかけにその不条理な災厄に立ち向かい、降りかかる運命を変えていこうと自ら行動を起こしていく。

白石聖 コメント

『恐怖新聞』

◆詩弦という役の印象はいかがですか?

詩弦は自分の存在意義を探し求めている子です。詩弦の真面目な部分は自分と似ていて、私も頭でっかちになってしまうところがあります。詩弦は人を助けようと自ら行動を起こすのですが、私だったら会ったこともない人をイチから探し出してあんなに身を粉にしてまで動けない気がしていて、詩弦のそういう点は本当にすごいなと思いますね。それと、詩弦は「はんなりデリバリー」という自転車宅配サービスのバイトをしているのですが、私は普段自転車に乗らないのでリハーサルの時にちょっと不安になって、“自転車練習”の時間を設けてもらいました(笑)。また、髪色が今までになく明るめなので「役作りですか?」と聞かれるのですが、実は自粛期間中に髪の毛を赤く染めて、その赤色が抜けてこの髪色になっていて。プロデューサーのイメージでは詩弦は黒髪だったようなのですが、親友役の桃香ちゃん(片山友希)との差を出すという意味でも「このままでいいんじゃない?」と監督が仰ってくださって、このまま撮影に入りました。

『恐怖新聞』

◆ホラー作品は初挑戦です。

私自身、ホラー作品を見るのは好きです。オカルト系の番組は興味津々で見てしまいますね。サイコキラーものとか、ちょっとサスペンス要素がある方が好きです。今回が初めてのホラー作品への挑戦ですが、あの中田秀夫監督に撮っていただけることもあり、実は不安は少ないんです。今後お芝居をしていくうえで、ひと皮むけるきっかけになるんじゃないかなと私自身もすごく楽しみにしています。ホラーだけに「撮影現場で何も起こらないといいけど」とプロデューサーが仰っていましたが、逆に私が吸い寄せちゃうんじゃないかなとも思っていまして…。もし現場で憑依しているところを見かけたら、私をお祓いに連れて行ってください!(笑)

◆撮影期間中のリフレッシュ方法はありますか?

いま探しています。撮影が始まる前に母親から真剣に「病まないでね、お願いだから」と言われまして(笑)。いつもなら、小学6年生のときから家で飼っている日本猫・モウちゃんと戯れてリフレッシュしているのですが、撮影中は京都にずっと泊まりなのでモウちゃんを連れて来るわけにもいかず…いまのところ、家族と電話かな。

『恐怖新聞』

◆8月10日は22歳の誕生日でした。

キャスト、スタッフの皆さんにお祝いしていただきました。自分のイラストがデコレーションされたケーキは初めてだったのでうれしかったですね。そのうえ、黒木瞳さんからは本のプレゼントを、佐藤大樹さんからは「恐怖新聞Tシャツ」を頂きました。そのTシャツは中田監督にもあげたようで、監督が着ていらっしゃるのを見て、私も先日現場に着て行きました。あと、佐藤さんからはスパのチケットも(笑)…優しい人です。

◆“ルール系ホラー”にちなみ、白石さんのルールは教えてください。

台詞を書いて覚えるようにしています。自分のシーンを整理するために、前日に台本のト書きも含めてノートに全部書き写します。声に出して覚えるのも1つの手だと思いますが、それで覚えてしまうと音として暗記してしまって、相手とお芝居をするときに用意された台詞っぽくなっちゃう気がしていて、今回も書いて覚えています!

『恐怖新聞』

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

初めての連続ドラマ主演で、初めてのホラー。私にとって挑戦となる作品です。本作のキーワードである「3つのK(恐怖、ケレンミ、共感)」。皆さんが詩弦に「共感」して一緒にビックリしたりすると思うので、表現や息遣いなどの引き出しをいろいろ見つけて、演じていけたらいいなと思っています。受け取り方や楽しみ方がさまざまある作品だと思うので、夜遅い時間帯の放送ですが、毎週楽しみにしていただけたらなと思います!

番組情報

オトナの土ドラ『恐怖新聞』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
2020年8月29日スタート
毎週土曜 後11時40分~深0時35分
全7回(予定)

出演:白石聖、佐藤大樹、駿河太郎、横田栄司、片山友希、坂口涼太郎、猪野学/黒木瞳

<第1話(8月29日(土)放送)あらすじ>
一人暮らしを始めた小野田詩弦(白石聖)。初日の深夜零時に玄関の扉を乱打され、新聞受けに入れられた「恐怖新聞」。そこには数日後、若い女が墜落死するという記事が…。半信半疑の詩弦だったが、数日後に自殺を目撃する。その光景はまさに恐怖新聞で見たものだった。その後も届く新聞に詩弦の父・蔵之介(横田栄司)の死の予言…。父を救うため動く詩弦に自身の出生の秘密が迫る。

この記事の写真

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧