中村芝翫 コメント
◆『SUITS/スーツ2』の出演が決まった時の率直な感想
「本国の『SUITS』は大ヒットしている作品なので、よく存じ上げていました。自粛生活が続く中で、たまたまいろんな作品を見る機会があり、『SUITS/スーツ』のシーズン1を4話まで見た時にオファーをいただいたものですから、すごくご縁だなと思いました」
◆『SUITS/スーツ2』のドラマの印象について
「人の心をちゃんと感じられるドラマだと思います。台本を読ませていただいたりして感じたのは、今はすべてがデジタルのように置き換えて考える事が主流になっていますが、やっぱり人の心はアナログで、そういうもの描いているドラマだと思います。また、アメリカの社会と日本の社会は全く違うところがありますし、どう描いていくのかなと不安に思いましたが、織田さんは魔法をかけるように日本の社会に置き換えてやっているなと思いました」
◆織田さんとの共演について
「今回、7年ぶりに織田さんと共演させていただきました。僕とのシーンも一つずつかみ砕いて、よくお考えになってくださいました。織田さんの芝居や作品に対する姿勢などはすごい勉強になります」
◆今回、演じるというキャスター役の印象について
「キャスター役はいろんな題材が周りにあって、それに近づいていかないといけないのですけど、やはりキャスターっていうのは世の中のいろんな人のことを代弁して伝える立場の人間ですので、やっぱりそういう雰囲気は少しを出せればいいなと思っています。ここまで生きてきている中での僕の人生の積み重ねも含めて表現できればと思っております」
◆番組を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージ
「織田さんが作品の雰囲気を忠実に守りつつ、また織田流に『SUITS/スーツ』を表現して、人間と戦うスペクタクルみたいなものを描けていると思うので、楽しみにしていただければと思います。僕もいち視聴者として楽しみにしています!」
番組情報
『SUITS/スーツ2』
フジテレビ系
第9話:2020年9月7日(月)後9時~9時54分
<キャスト>
織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 小手伸也 吉田鋼太郎 鈴木保奈美
第9話ゲスト:中村芝翫 佳久創 他
<第9話(9月7日(月)放送)あらすじ>
ある日、甲斐(織田裕二)と大輔(中島裕翔)は、有名キャスターの浜崎哲平(中村芝翫)に会いに行く。浜崎は、自身のテレビ番組で人気プロ野球選手・等々力真一(佳久創)の薬物使用疑惑を報じて訴えられていた。等々力の所属球団は、浜崎と番組を放送した「東都テレビ」に対して、それぞれ賠償金3億円と、番組での公式謝罪を要求していた。
これまでも社会のタブーに踏み込み、何度もトラブルを起こしていた浜崎。だが今回は、相手側が日本経済のドンで球団親会社のトップということもあって、謝罪するしかないのでは、と考える甲斐と大輔。しかし浜崎は「これまでも経験と勘で断定的な発言をしてきたが自分には負けた記憶がない」といってそれをかたくなに拒む。
そして「幸村・上杉法律事務所」のトップは、チカ(鈴木保奈美)か、それとも上杉(吉田鋼太郎)か。シニアパートナーによる投票で代表を決める会議が5日後に迫っていた。
甲斐は、玉井伽耶子(中村アン)を復職させるため、彼女に会いに行く。「俺が君を必要としている。ずっと君とやってきた。君なしじゃ、やれない」。ボーナスの小切手を差し出されても首を縦に振らなかったが、甲斐のその言葉に心を動かされた玉井は、復帰するにあたって二つの条件を出す。
一方、上杉は蟹江(小手伸也)を呼び出し、シニアパートナーに指名する。ファームの共同代表である上杉は、独断で一人、シニアパートナーに昇格させる権限を有していた。喜ぶ蟹江に対して上杉は、代表を決める臨時パートナー会議までは秘密にしておくよう告げる。このとき、ひそかにトップ争いの均衡が崩れようとしていた。
そんな中、「幸村・上杉法律事務所」に大輔の祖母・結衣(田島令子)が訪ねてくる。実は大輔は、結衣と一緒に住むために、新居をプレゼントしようとひそかに考えていた。
©フジテレビ