山田涼介、ジェシーの熱視線に「目が合うなとは思ってた(笑)」『キワドい2人』会見

ドラマ
2020年09月06日

『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』

9月11日(金)スタートの金曜ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)の会見が行われ、主演の山田涼介、田中圭、関水渚、ジェシー(SixTONES)、江口のりこ、八嶋智人、椎名桔平が登壇した。

本作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」をドラマ化。山田演じる人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と、田中演じる超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司の最強凸凹バディが、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む。

本作が初共演となる山田と田中。撮影前と今のお互いの印象の変化について聞かれると、山田は「こんなに仲良くなると思わなかった。趣味とか共通点がいっぱいあって本当のお兄ちゃんみたいな感じで撮影ができて、こういう関係が築けてうれしいです」と笑顔で語った。

田中は「撮影が始まる前は取材などで『あんな弟いたら嫌だわ(笑)』と言ってたんです。ストイックだし、真面目だしで、比べられるのが嫌だなって。でも、とにかくいいやつなんですよ、涼ちゃんが。撮影が進むにつれて『こんな弟いたら最高だな』に変わったので楽しかったです」と打ち明けた。

唯一違う点として挙げたのはファッションセンス。山田は「(ファッションセンスは)圧倒的に俺の方がいい(笑)。圭ちゃんの半そでと半ズボン姿しか見れなかったので、冬の服装を見てみたい」と明かした。

撮影現場での様子を聞かれた八嶋は「皆さんすごくおしゃべりが好きなのかな、ずっとおしゃべりしてる」と明かすと、山田が「それ八嶋さんじゃないですか(笑)」と現場のムードメーカー的存在で一番よく話しているという八嶋にツッコミを。

これを受けて八嶋は「そんなことないですよ、皆さんお好きでした。『半沢直樹』の現場ではしゃべらない江口のり子さんがすごく冗舌にお話しされていたので。楽しかったですよね」と江口に話を振り、江口は「はい、八嶋さんのおかげです。八嶋さんがみんなを仲良くしてくれたと思います」と語った。

現場ではやっているものを聞かれたジェシーは、バディの木村を演じる江口と一緒に居る時間が長く、撮影現場で「江口さんとしりとりを撮影の合間にずっとしてましたね。一番幸せな時間帯でした」と明かし、八嶋から「“絵しりとり”、絵を描いてくしりとりをやってらしたんですけど、お互い画伯なので全然トンチンカンなつながり方になってるのが面白かったですね」と暴露された。

そんなジェシーのエピソードに、江口が「ジェシー君は自分のセリフがある時に全然遊んでくれない…」と打ち明けると、八嶋からも「こうやってずっと話してても自分が『あ、セリフやべぇな』っていう時は、うそでしょってくらいにぶつんと会話をやめてどっか行っちゃうんですよ(笑)」と追い打ち。ジェシーは「緊張しちゃうんです(笑)。そのしりとりしてる流れで撮影にしちゃうと…。急に『くり!』とか言ったら怒られちゃいますしね。そこを気を付けながら頑張りました」と弁明していた。

和気あいあいとした強行班の雰囲気に田中も「すごい楽しかったです」と笑顔を見せ、「神崎と2人のシーンはもちろんなんですけど、強行班のみんなと撮影してる時の空気感は癒やし的な時間にもなりましたし、本編でもチームで力合わせて事件に臨んでるところもあるので、そこも見てもらえたらな」とアピール。

同じ事務所の先輩・後輩の山田とジェシーはドラマでの共演は初めて。お互いの印象を聞かれるとジェシーは「お顔がきれいなので、撮影の合間にしりとりやりながらも山田君の顔を見て『なんて美しいんだ…』って」と目を奪われていることを告白。

すると山田から「お前、全然芝居に集中してねぇじゃん(笑)。しりとりと俺の顔って(笑)」とツッコまれ、ジェシーは「それはちょっとした合間のお話なので…」と慌てて弁解し、会場は笑いに包まれた。

また、「本当にきれいで、僕のデスクの向かい側が山田君なので、山田君が見てない時にチャンスだと思ってずっと顔を見てます。たまに僕の方を見るので『ヤベ、バレた!』ってなる瞬間もあって(笑)。顔がおきれいなこともですが、山田君はすぐに役に成り切るので、そういうところはすごいと思いました」と思いを伝えた。

そんなジェシーに山田は「目が合うなとは思ってた(笑)。ジェシーとはバラエティーで一緒にやったことがあるんですが、おふざけしてギャグしてっていうおちゃらけたキャラなのかなと思っていたんです。でも現場では真面目ですし、すごくチャーミングな一面もあって。せりふをかんだりすると、顔がすごく赤くなるんですよ。耳も真っ赤にして。そしてみんなにいじられてさらに赤くなるのを見てると、こんなに大きくてスラっとしててカッコいいけど、かわいい部分もあるんだなって、今回発見できました」と明かすと、ジェシーが「ギャップですね」とこぼすと、山田から「自分で言うことじゃないぞ(笑)」と再びツッコまれた。

神崎と黒木の父・神崎賢造を演じる椎名は息子2人の印象を聞かれると、「山田君とは以前に映画(『暗殺教室』シリーズ)で一緒で、それが5年くらい前かな。僕が先生で山田君が生徒役で、その頃はまだあどけない感じがあったんだけど今回共演させてもらって、ずいぶんとしっかりとした男っぽい青年になったなと思いました」と。

さらに「田中君は初共演なんですよ。どんなお芝居されるのかなと思いながらご一緒したんですけど、瞬発力があって非常にエネルギーのあるお芝居をされるんだなと思いました」と明かし、これに田中は「緊張をエネルギーでごまかしてました(笑)」と語った。

本作のタイトルにかけて、最近あった“キワドい”エピソードを披露するひと幕も。山田は「撮影現場でのことなんですけど、ふとした時に何気なく八嶋さんと圭ちゃんが僕のお尻と胸を触ってくるんですよ。それは何だったんだろうって…キワドいかなって」と驚きのエピソードを告白。

それに対し田中は「1話を観てもらえれば分かると思うんですけど、1話の冒頭から神崎がめっちゃいい体なんですよ!鍛えてる、本当にいい体してて、僕自身もトレーニングするので、触りたくなっちゃうんですよね(笑)。お芝居の中では、腕をつかんだり、胸ぐらをつかんだりと接触があるんですけど、その時に『おっ!』と思ってもお芝居中は触れないので(笑)」と理由を明かした。

一方の八嶋は「12年前にドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で僕も先生役で、山田さん生徒役で共演しているので、やっぱり成長したボディを確認したいというのがあって」と語りつつ、「でも最近街角で雑誌の表紙をやられているのを見て、そこから思いが変わってきたというか…もっともっと知りたい、触りたいみたいな思いが強くなっちゃって、僕の場合はお芝居中にも触るようになりましたね。それはオンエアをぜひチェックしていただければ(笑)。視聴者の方を代表して、成長した山田さんを確認しています」と自身の思いを主張すると、山田は苦笑いしつつも、納得した様子だった。

関水からは「キワドいというか…先輩に申し訳なかった話なんですけど、撮影中、圭さんと真剣なせりふを言い合うシーンがあって、そこで出てくるご飯がすごくおいしそうで。でも、私は出す方なので食べれなかったんです。圭さんがそれを食べてる姿を見たらおなかが鳴っちゃってNGになっちゃったんです。次こそはちゃんとやらなきゃと思ったんですけど、同じところでおなかが鳴っちゃって、圭さんを笑わせてNGになってしまったんです…」と告白。先ほどとは違うかわいらしいエピソードに他の共演者から「かわいい~」という声が上がった。

その様子を間近で見ていた田中は「全員聞こえてたと思います(笑)。かわいらしいので最初は気にしてなかったんですけど、もう1度撮り直した時にタイミングも大きさも全く同じだったので、耐えられずに思わず笑っちゃいましたね」と振り返った。

ジェシーは「撮影の合間に、江口さんとメイクさんがかけているバッグからコームとか、スプレーとかを順番に取っていくっていう、バレたら負けのゲームをしたり…」と明かすと、再び山田から「お前、全然芝居に集中してないじゃないかよ!」とツッコまれ、ジェシーが「スタッフさんと早く仲良くなるために…」と理由を明かした。

そして八嶋は「劇中では関水さんとも桔平兄さんとも接点がないままきてるので、前の4人(山田、田中、関水、椎名)のドラマと僕たち強行班のドラマが別の枠なんじゃないかと思ってるんですよね。テイストが全然違うから!これ2本のドラマを山田さんと田中さんは撮影してらっしゃるんじゃないかっていう。“TBSキワドいな”って思いましたね(笑)。このドラマ観ると、2本分楽しめると思います。その2本が最終的にどうなっていくか分かりませんが、それをぜひ見てほしいですね」とアピールした。

椎名は「僕の役が60歳前半ぐらいで、2人のお父さんなんです、山田君のお父さんっていうのは『そういう歳になったんだな』と思ったんですが、圭君のお父さんっていうのは“キワドいな”と。本当は20歳違いなので」と明かした。

最後に山田が「このドラマは1話から爆破あり、水中シーンありとド派手なアクションシーン盛りだくさんですし、強行班のみんなと神崎と黒木がわちゃわちゃガヤガヤバチバチしながら事件に奮闘していくスカッとする痛快なドラマになっています。金曜の夜に皆さんに元気を与えられるドラマになっていると思うので、ぜひご覧いただければなと思います。よろしくお願いします」と締めくくった。

番組情報

金曜ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』
TBS系
2020年9月11日(金)スタート
毎週金曜 後10・00~10・54
初回は15分拡大で放送

<あらすじ>
池袋署の刑事課強行犯係に配属されたキャリア刑事の神崎隆一(山田涼介)。神崎の初出勤日、相棒となる先輩刑事の黒木賢司(田中圭)は無断欠勤をしており、強行犯係の係長から行方の分からない黒木を探しだすよう命じられる。黒木の前夜の動向を調べるとガールズバーを訪れており、店員の女性と店を後にしているが、その後の足取りがまったくつかめない。そんな矢先、神崎は急ブレーキをかけたであろうタイヤ跡のそばで血の付いた黒木の警察手帳を見つけ、黒木が誘拐事件に巻き込まれたと予想する。だが、強行犯係には行方をくらましていた黒木から電話が入り…。

©TBS

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