2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)が、9月5日に埼玉県にある鎌形八幡神社でロケを行い、主演の吉沢亮、高良健吾、橋本愛からコメントが届いた。
今年7月下旬にクランクインし、新型コロナウイルス感染症対策をとりながら撮影を進めている本作。9月5日は、物語序盤の舞台である埼玉県でロケを行い、渋沢栄一(吉沢)、渋沢喜作(高良)、尾高千代(橋本)の幼なじみ3人組の運命が大きく動き始める…というシーンが撮影された。
大河ドラマ60作目となる『青天を衝け』は、吉沢亮主演で新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一の波乱万丈な人生を描く。脚本は連続テレビ小説『風のハルカ』『あさが来た』などの大森美香が担当する。
主演の吉沢のほかに、小林薫、和久井映見、村川絵梨、藤野涼子、高良健吾、成海璃子、田辺誠一、満島真之介、橋本愛、岡田健史、平泉成、朝加真由美、竹中直人、渡辺いっけい、津田寛治、草彅剛、堤真一、木村佳乃、平田満、玉木宏の出演が発表されている。
出演者コメント
主演・吉沢亮
現場の雰囲気もすごく良く、空気感もつかめてきたような手応えがあるので、いい方向に進んでいるなという気がしています。雨で撮影が中断してしまったシーンもありましたが、とても楽しくやっています。
◆渋沢栄一の故郷・埼玉県でのロケについて
すごくのどかで、空気もきれいですてきな場所です。このような周りの空気のきれいさとか清さを感じながらお芝居することができているので、のびのびと楽しく演じています。(栄一が)こういった場所で生まれ育ったことを考えると、穏やかな広い心を持った方だったのではないかと感じます。
高良健吾
喜作が気持ちのいい役なので楽しく演じていますし、長丁場で一つの役を演じる大河ドラマの醍醐味も感じています。現在は物語序盤を撮影しており、これからどのように役が成長していくか楽しみです。
◆渋沢栄一の故郷・埼玉県でのロケについて
(渋沢の故郷・深谷市といえば)やはり“深谷ねぎ”が初めに浮かびますし、深谷でくみ上げられた地下水も先ほど飲ませていただきましたが、とてもおいしかったです。深谷市など北西部にはあまり来たことがなかったのですが、自然がたくさん残っていて、(撮影現場の)神社も素晴らしい雰囲気で驚きました。
橋本愛
もう1か月半がたったという実感はまだないのですが、重大なシーンを先に撮っていたりするので、そこに至るまでのお互いの関係を想像したり、自分の中で積み重ねなきゃいけないものが多いのが大変でした。ただ、演じている千代ちゃんがすごくかわいらしい女の子なので、とても楽しいです。
◆渋沢栄一の故郷・埼玉県でのロケについて
神社が好きでよく行きますが、この神社は、とてもお気に入りになりました。子供時代、神社の裏や森の中を不思議なものに会いたくて探検するように、昔はもっと神秘的なものに親近感を持っていたのではないでしょうか。ここにいると、千代が子供の時からそうやって育ってきたんだろうな、という想像が膨らんできました。
番組情報
大河ドラマ『青天を衝け』
2021年放送
脚本:大森美香
音楽:佐藤直紀
制作統括:菓子浩、福岡利武
プロデューサー:板垣麻衣子
広報プロデューサー:藤原敬久
演出:黒崎博、村橋直樹、渡辺哲也、田中健二
©NHK