石原さとみ主演の木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の第10話(9月17日(木)放送)に、近藤公園、宮澤佐江が夫婦役で出演することが決定した。宮澤は本作がフジテレビドラマ初出演となる。
本作は、日本の連ドラ史上初となる、病院薬剤師を主人公にした新・医療ドラマ。萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどり(石原さとみ)が、新人の相原くるみ(西野七瀬)、先輩の瀬野章吾(田中圭)ら薬剤部の面々と共に、患者の“当たり前の日常”を守るために奮闘する姿を描いていく。
第10話では、近藤が心筋梗塞で萬津総合病院に緊急搬送される丸岡はじめ、宮澤が丸岡を献身的に支える妻・丸岡彩乃を演じる。
丸岡はじめは売れない漫画家。彩乃との間に子供を授かり、より一層仕事を頑張らなければと思っていた矢先、心筋梗塞で倒れてしまう。経済的に余裕のない丸岡は、服薬担当のみどりと相原くるみ(西野七瀬)から、今後一生薬を服用しなければならないこと、その薬代が月に6000円かかることを説明され、「病院なんて儲けしか考えてないんだろ!」と激怒。彩乃が必死になだめるも、みどりたちの服薬指導を頑として拒否する。
夢を追い続ける丸岡と妻の彩乃に突きつけられた“病気”という現実。患者の今後の生活のためにあるはずの薬が、経済的に患者を苦しめることになってしまうというジレンマに、みどりとくるみはどのように向き合うのか?そして、みどりが心から尊敬する先輩薬剤師で、大切な仲間でもある瀬野(田中圭)に容赦なく襲いかかる病魔。あらがえない残酷な現実がみどりたちを待ち受ける。
出演者コメント
近藤公園
「僕が演じた丸岡はじめ同様、自分も病院薬剤師さんの存在を知りませんでした。丸岡は、いろいろな不安から心ない態度を取ってしまいますが、そんな丸岡の弱さも、ちゃんとオブラートに包んで受け止めてくれる、こんな風に患者に寄り添ってくれる薬剤師さんがいたら、きっと救われるだろうな、と思いました。丸岡は漫画家志望ですが、キャラに似合わぬかわいい絵を描いています。ぜひそちらにも注目していただけたらと思います」
宮澤佐江
「毎週拝見させていただいていた『アンサング・シンデレラ』への出演は夢のようにうれしいことでした。作品の一部に携われる喜びをかみしめ、セリフの一言一言を大事に伝えさせていただきました。第10話は、登場人物の焦りや葛藤を、チームで戦い、乗り越えようという愛や絆や思いが描かれていて、台本を読みながら何度も泣きそうになりました。どんな状況でも患者さんに寄り添う薬剤師さんの愛がたくさんの人に浸透し、連鎖していく瞬間が見られる回だと思います。“自分だったらどうするか…”と考えながら作品の中に入り込んでご覧ください!」
プロデュース・野田悠介(フジテレビ第一制作室)
「漫画家を夢見る丸岡夫妻に近藤公園さんと宮澤佐江さんにご出演いただきました!夢を諦めたくはないが、現実はそうはいかない。“現実を受け止めないと”と分かっていても目をそらしてしまう。そんな夢見る漫画家を近藤公園さんが熱演してくださっています!今回は先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック)をテーマとした物語です。“ジェネリック”は聞いたことがある方も多いと思いますが、何が違うのかなど、詳しいことは知らない方も大勢いらっしゃると思います。この物語をきっかけにジェネリック医薬品についての理解が進みますと幸いです」
番組情報
木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
第10話 2020年9月17日(木)後10時~10時54分
毎週(木)後10時~10時54分
<第10話(9月17日(木)放送)あらすじ>
意識不明の状態で萬津総合病院に運ばれてくる男性が。患者は心筋梗塞で倒れた丸岡はじめ(近藤公園)。瀬野章吾(田中圭)は救急搬送される丸岡を見かけて後を追い、付き添って来た丸岡の妻・彩乃(宮澤佐江)に、丸岡の常用薬を医師か看護師に伝えるようアドバイス。彩乃がすぐに看護師に教えたため丸岡は難を逃れた。丸岡は、売れない漫画家で、彩乃との間に子供を授かり、より一層頑張らなければならない矢先に入院することに。経済的に余裕のない丸岡は、服薬担当のみどりと相原くるみ(西野七瀬)から、薬代が月に6000円かかることなどを説明されると激怒。彩乃が必死になだめるも、みどりたちの服薬指導を頑として拒否する。
<出演者>
石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂/真矢ミキ/迫田孝也、池田鉄洋、でんでん・田中圭
<スタッフ>
原作:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充(『月刊コミックゼノン』連載/コアミックス)
脚本:黒岩勉
主題歌:DREAMS COME TRUE『YES AND NO』
音楽:信澤宣明
プロデュース:野田悠介
演出:田中亮、相沢秀幸
制作・著作:フジテレビ第一制作室
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