9月22日(火)スタートのドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(カンテレ・フジ系)の取材会が行われ、福士蒼汰、安藤政信が出席した。
本作は、大沢俊太郎の漫画「DIVER-組対潜入班-」が原作のノンストップ・サスペンス。秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)が暴力団や詐欺集団など、悪の組織に潜入し、悪の根源を駆逐するために犯罪者に立ち向かっていく。
福士は“潜入捜査官”として、時に暴力的に、時に冷徹に犯罪者に立ち向かう、自身初のダークヒーロー・黒沢兵悟を、安藤は兵庫県警組織犯罪対策課で事件現場の指揮を執りながら、裏では黒沢ら個性的なメンバーを束ねるD班の班長・伊達直哉を演じる。
新型コロナウイルスの影響で撮影が2か月遅れたことについて、福士は「もともと関西地区で撮影をすることが決まっていまして。撮影が遅れるんだったらまだしも、東京からスタッフ・キャストが移動しなければいけないということで、中止になる可能性もありました。でも、神戸の方々が快く迎えてくださり、皆さんに助けられて作ることができました」とコメント。
安藤も「ちょうど撮影前にコロナの影響で自粛となり、2か月半くらい何もできない状況の中で、あらためてロケや芝居ができる喜びを実感しました。自分って芝居がやりたいんだな、と初めて考えたりして。心と心をちゃんと共有して、グルーブ感を出しながらカットを重ねて作ることの大切さや、当たり前だった幸せを感じることができました」と当時の心境を振り返った。
また、お互いの印象について聞かれた福士が「すごくピュアでミステリアスな印象。常に心がむき出しになっている状態でいらっしゃるので、そういうところに触れていいのか、ちょっと考えてしまうような距離感がありました」と安藤の印象を語ると、安藤は「全然ミステリアスというほど神秘的な感じではないんですけど(笑)」と苦笑い。「蒼汰は本当にクレバーで、どんな長ぜりふやアクションでも涼しい顔で乗り越えていく。きれいな人だからこそ、余計に汚したいと思っちゃうくらいでした(笑)」と笑いを誘った。
劇中では潜入捜査官ということで、闇金会社など、さまざまな場所に潜入。第2話で大学に潜入したのが印象的だったという福士は「それが異常に楽しくて。僕は大学に通ったことがないので、若い男女がキャンパスにいるっていうだけでテンションが上がっちゃった(笑)。もちろんエキストラさんがお仕事で来ているんですけど、それだけで画になるというか、さわやかですてきだな、こういう生活もいいな~と。もし、自分が20代前半とかに戻れるのであれば大学に行きたいなと思いました」と笑顔で語った。
すると、安藤は「兵悟(福士)や佐根村(野村周平)に指示を出して、自分は潜入先にはいないので、今の話を聞いてすごく楽しそうだなと思いましたね(笑)。僕が現場に行くときは事件が解決して、“逮捕だ!”っていうときの感じなので。そんな経験はなかったから大学だったら俺も潜入したかったな(笑)」と悔やんでいた。
番組情報
『DIVER-特殊潜入班-』
カンテレ・フジテレビ系
2020年9月22日(火)スタート
毎週火曜 後9・00~
出演:福士蒼汰、野村周平、片瀬那奈、浜野謙太、正門良規、中山義紘、正名僕蔵、安藤政信、りょう 他
原作:大沢俊太郎 「DIVER-組対潜入班-」(集英社)
脚本:宇田学
演出:宝来忠昭、木村弥寿彦(カンテレ)、西片友樹
プロデュース:萩原崇 (カンテレ)、大城哲也(ジニアス)
制作著作:カンテレ
公式HP:https://www.ktv.jp/diver/
Instagram:https://www.instagram.com/diver_ktv/
Twitter:https://twitter.com/diver_ktv