ハル(木野春葉)役 吉谷彩子コメント
◆初主演の感想。
初主演ということで、プレッシャーはありました。
このお話は2人(ハルとアオ)の会話がとても多いので、台詞覚えられるかな…という心配もありました(笑)。でもやるからには、堂々と楽しくやりたいと思います!
◆台本を読んだ感想。
とても心温まる本だなと思いました。ハルもアオもお互いを思う優しい気持ちがとってもリアルに描かれていて幸せな気持ちになりました。
そして、実際に私が学生の頃母が作ってくれたお弁当で大好きなものがあって、それがこの台本にも書いてあった時は、運命だな!って思いました。
◆撮影現場でのエピソード。
現場の雰囲気も柔らかくて、とても楽しいです!あと今回本当に台詞量とシーン自体が長いので、私も井之脇さんも少しNGを出してしまうんですけど、井之脇さんのNGがアオさんそのもので。もうそれが可愛くて可愛くて。逆にNG沢山出してほしい!って思っちゃいました(笑)!
そして、どんな時もアオさんでいる井之脇さんの姿勢に感動しましたし、改めてプロ意識の高さを痛感しました。
◆意気込み。
ズボラだったり、めんどくさがり屋さんだけど、どこか憎めない可愛らしさや、優しさを持ってるハルちゃんを、しっかりと表現していけたらなと思います。
◆視聴者へメッセージ。
ハルちゃんはズボラで怠けているけど、優しい気持ちをしっかり持ってたり、アオさんは真面目で優しいけど、感情がうまく出せなかったり。完璧に見えてもどこか人間には欠点があって、色んな悩みがあって。そういうところを皆さんにも少しでも共感して、そして、温かい気持ちになってもらえたら嬉しいです!
アオ(佐藤蒼)役 井之脇海コメント
◆台本を読んだ感想。
お弁当の送り合いを通じて、心を通わせていくハルとアオの様子がとても素敵だと思いました。
そして、僕自身が母に作ってもらっていたお弁当にもたくさん愛情が詰まっていて、蓋を開けるのが毎日楽しみだったなぁ、と懐かしい気持ちになりました。
◆撮影現場でのエピソード。
吉谷さんに、撮影初日に、いきなり顔写真を撮られて「海くんは88%シュッコンカスミソウだね」と言われました。どうやら花の名前が分かるアプリで遊んでいたようですが、おかげで初日の緊張感がほどけて、スッと撮影に入れました。
それからも色んな話をして、撮影が進むにつれ、吉谷さんとお芝居の呼吸もどんどん合ってきて、息の合ったコンビが出来上がってきている実感があります。
◆意気込み。
アオはジェンダーについての悩みを抱えています。それはとても繊細な悩みで答えがあるものでないと思います。
演じるにあたり、たくさんアオのことを考えて、ひとつの考えが浮かびました。それは、「アオはアオである」ということです。男性とか女性とか性自認がどうとか、そういうものの前にアオはアオ。アオらしく生きることを大切に演じたいと思います。
◆視聴者の皆さんへメッセージ。
このドラマに描かれるお弁当には「小さな幸せ」が詰め込まれています。僕は脚本を読んだ時、その小さな幸せをお裾分けしてもらった気分になり、心が元気になりました。
きっと、たくさんの方にこの小さな幸せを感じていただけると思います。是非ご覧ください。
原作者:まちた コメント
現実の中にある、少し夢みたいな、とってもささやかな日常の幸せが描けたらいいな、共感してもらえたらいいなと思いながら漫画「ハルとアオ」を描いています。
今回、見知らぬ世界のプロの方たちのお力で、新しい別の「ハルとアオ」の世界を作って頂きそれを拝見出来ることがとても嬉しいです。
ドラマの脚本を拝見し、ハルと蒼のキャストのお2人のお名前を伺ってから、きっと素敵なハルとアオ世界が見られるんだろうなと一視聴者としてとっても楽しみにしています。
<番組情報>
『ハルとアオのお弁当箱』
BSテレ東
2020年10月12日(月)放送スタート
毎週(月)深0・00〜0・30
出演:吉谷彩子、井之脇海ほか
<あらすじ>
大学図書館勤務のオタク女子・ハル(吉谷彩子)。ある日、ハルは学生から声をかけられる。「なんで〜いつも制服みたいな服なんですか?」「服もだし髪もダメですよ!呪いの人形みたいじゃないですかー」。
さらにそのあと、同僚からお昼ご飯に誘われるが、ご飯よりもスマホで好きなアニメの情報を追いたいハルは、適当な理由をつけ断ってしまう。 すると聞こえてきたのは「なんかあの人、ちょっと変。なんか、かわいそう」。
1日に2回も憐れみの言葉を浴びたハル。その日の夜は、心の傷を手当てするため行きつけのバーに。そこでジェンダーレス男子の蒼くん(井之脇海)と出会い、酔って意気投合。勢いで同居することに!だが、同居のルールはお弁当を作り合うことで…!?
<WEB>
公式サイト:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/obentou-bako/
©まちた/コアミックス,©「ハルとアオのお弁当箱」製作委員会2020
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