竹中直人 主演!“ざんねんだけど愛おしい”『ざんねんないきもの事典』10・7スタート

ドラマ
2020年09月24日

神様役・竹中直人コメント

今回のドラマで、ざんねんないきものがこんなにたくさんいて、こんなに愛おしいんだ…としみじみ感じました。まだまだ元気でいたいと思っていても老いてゆく人間はざんねんないきものです。あっと言う間に時は過ぎてゆく…と言う事を感じる事が出来るのも人間しかいない。でもそれをざんねんと捉えるか否かは自分自身ですね。

◆自分をざんねんないきものにたとえるなら?

ざんねんないきものはわたし自身です。
この仕事を始めていつの間にか35年が過ぎましたが未だに撮影初日の前日は「どんな人たちが集まってくるのだろう? あの役者さんは初共演だけれどぼくの事嫌いじゃないだろうか…?」と色んな思いが駆け巡り眠る事ができません。
舞台の公演の一週間前などは、本番中にセリフを忘れてしまう夢とお客様が全く入っていない夢を必ず見ます。せつないですね…。しみじみざんねんないきものだなぁと感じています。ざんねんざんねん…。

犬養草介役・三宅弘城コメント

元々「ざんねんないきもの事典」は愛読させていただいておりましたので、今回出演することができてとても光栄です。
改めていきものたちをリスペクトしました。ざんねんなことはなんてかっこいいんだろう。
うちのふくこ(猫 5歳)は、運動神経がよろしくなく、ジャンプは10センチくらい、虫を追いかけるも当然逃げられ、エサも上手に食べられず(お皿に顔を突っ込んでるうちにどんどん前に進んでいってしまう)、メスなのに口元に髭のような柄があるけど、お湯が大好きで、お湯をチョプチョプ飲む…可愛すぎてざんねんさは全部チャラです。
ドラマを観たらきっと、元気が出るし、前向きになれると思います。ほっこりしながら、明日からまた頑張ろうと思っていただけたら幸いです。いきものは愛おしいです!

◆自分をざんねんないきものにたとえるなら?

牛。牛は1日に180リットルのよだれを出します(必要ないのに)。自分、サウナが大好きで汗腺がゆるくなっているのか、歩いたら汗、食べたら汗、寝たら汗、飲んだそばから汗、汗を拭いたらまた汗、で汗でタオルが重くなる。牛のよだれみたいです。

朝井翼役・磯村勇斗コメント

ざんねんないきものを、人間に置き換えて登場させていく。台本を読むと意外な性質を持つざんねんないきものが、この世には沢山いるのだと知りました。それをドラマで表現するのが面白く、そして勉強にもなりました。
朝井翼役を通して、様々な個性を持った人間(ざんねんないきもの)と触れる事ができ、個性というものは、否定するものではなく、受け入れる事が大切だと感じています。
たとえば、普段は無口で人の話を聞いてくれる優しい友人が、お酒が入った途端、自慢話を永遠話してくる変貌ぶりにはざんねんな気持ちになります。が、きっと普段から言いたい事とかをため込んでしまうタイプなんだと思い、その時は僕が聞き手に回るようにして、発散相手になっています。
動物などに限らず、人間も、ざんねんな部分があるから愛おしい、むしろそれが人間らしさなのではないかと思います。きっとこのドラマを観たら、嫌だと思っていた周りの人達を好きになるきっかけになるかも知れない。少しでも日頃のストレスを和らげる時間になればと思います。

◆自分をざんねんないきものにたとえるなら?

ハイイロリスですかね。ハイイロリスは自分で隠した木の実の場所を忘れてしまう。僕も忘れてしまう事が多々ある。買った物を棚にしまうのですが、後で必要になった時にどこにしまったのか忘れてしまう。
たとえば、買ってきた替えの洗剤を棚にしまったのに、どこに置いたのかも忘れ、終いには買ったことも忘れ、新しく買うこともある。ハイイロリスよりざんねん度が高いかもしれません。

森山美音(もりやま・みお)役・畑芽育コメント

美音の役柄には、自分の性格と近いものを感じてとても共感できましたし、台本を読みながら「わかるわかる」と頷くことも多かったです。
コミカルなお芝居ができて楽しかったですし、リラックスして伸び伸びと演じることができました。どのシーンでもクスッと笑えるようなカットがあって、私自身演じながらついつい笑ってしまいそうになることもありました。
日常に疲れたり、たとえようもなくもどかしい気持ちになったりした時に、少しだけ癒されてクスッと笑って明日また頑張ろうと思える、そんなドラマになっています。
ちょっぴりざんねんなのは、みんな一緒なんだなぁと私も気づかされました。なんだか愛おしい生き物と人間たちを見て楽しんでいただけたら幸いです。

◆自分をざんねんないきものにたとえるなら?

「バンドウイルカ」ですかね。1800種類もの言葉を使い分けるバンドウイルカは、普段とは違う海域にいると上手く会話ができないそうなのです。私も新しい環境になると、積極的に話せなくなるタイプなのでなんだか凄く近しいものを感じます(笑)。その場の雰囲気に上手く溶け込むことができるようになりたいです。

宇多りく役・新津ちせコメント

「ざんねんないきもの事典」は、私ももちろん全巻持っていて、覚えるくらい何度も読んでいますし、小学校の図書室でも大人気なので、出演できることがとってもうれしかったです!
私が演じる「りくちゃん」は、小学生なんですけど、ちょっと大人っぽい子で、おうちでお父さんやお母さんの愚痴をきいている、っていうところが面白いです。
いろんないきものたちがドラマに出てきて、撮影は毎回すごく楽しかったです。なかでも、ウーパールーパーと一緒に撮影したときは、本物のウーパールーパーを見るのが初めてだったので興奮しました!
みなさんに、ああ、こういうざんねんなところ、自分にもあるかもなぁ、お父さんお母さんにもあるなぁ、でもそこが愛おしくて面白いなぁ、って思いながら楽しく観ていただけたらうれしいです!!

◆自分をざんねんないきものにたとえるなら?

「リスはドングリをうめた場所をすぐにわすれる」っていうエピソードがすごく心に残っていて、自分と近いかも…と感じています。
私は本が大好きで、小学校でも一日に3回図書室に行ったり、図書委員をやったりしているんですけど、いっぱい本を読んでも全部の内容をずっと覚えていられるわけではなくて、けっこう忘れていっちゃうこともあって…。
でも、リスが、うめた場所を忘れたドングリから芽が出て、木になって、その木に実ったドングリをリスたちがまた食べる、という話を読んで、私も、たとえ本で読んだことを忘れてしまったとしても、脳のどこかには残っていて、自分でも気づかないうちにどこかで私を助けてくれているのかもしれない、と思いました。

<番組情報>

ミニドラマ『ざんねんないきもの辞典』(全24回)
テレビ東京系
2020年10月7日(水)スタート
毎週(水)深0・52〜0・58放送

配信:Paravi https://www.paravi.jp
※放送当日 後9・00から毎話独占先行配信

原作:「ざんねんないきもの事典」シリーズ(高橋書店)
出演:竹中直人、三宅弘城、磯村勇斗、畑芽育、新津ちせほか

<第1話あらすじ>

動物園でオランウータンを眺めている中年サラリーマン・犬養草介(三宅弘城)。草介は、期待を寄せられている年下の上司・宇多賢人に叱咤された出来事を思い出し、落ち込んでしまう。するとそこに、神様(竹中直人)が現れ、オラウータンの生態に宇多がよく似ていると話し始める−−。
毎話ちょっとざんねんな特徴をもつ現代人と動植物が登場。すべてのいきものが愛おしく感じられるドラマ。

<WEB>

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/zannen/
公式note:https://tv-tokyo-note.com/m/m137bd869938e
公式Twitter:https://twitter.com/tx_zannen
原作公式サイト:https://www.takahashishoten.co.jp/zannen/

©ミニドラマ「ざんねんないきもの事典」製作委員会

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